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ペルーアマゾンの泥染めとシピボ族の人々

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2024.04
2011.11.25
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私のHPに写真が載っている大布は、これまでに「こんな感じの布はありますか」と何度も聞かれ注文されてきた。その度に写真を渡して「同じように」とチャレンジしてもらっていて、しかしこれがなかなか同じようにはいかないのだ。それ以上になることは滅多にない。今回も今度こそと頼んでいたのだけど・・・・かなり似たような模様をみごとに5枚!・・5枚も~!!?極端なんじゃい。
しかし、安定した模様なので、半分は色を変えて、一気に販売します。



泥染お洒落大布白.JPG




シピボ族の住むアマゾン地帯は雨季で、染物をするにはリスクが高い季節。
彼らは仕上げをせずに、リマに持ってきて、うちの屋上で染物を仕上げる。

泥や染料になる木の皮を持ってきて、晴れた日に作業をする。

すっかりうちの屋上をあてにしている。
「残りの泥は置いていくから」・・・あたりまえじゃっ。
まあ、私が何かと仕上げ前に色々な注文を出すから「好きなようにするから」と言ってくれるわけで。ありがたいこと。最近は私の性質を理解してくれて割と気が効く面も。



SANY0508.JPG



肩や胸が男性のように分厚くて、実際にすごい力持ち。子供のころから薪を担いで働いているから肉体が鍛えられているんだろうか。ベロニカさん40歳。私とほぼ同年齢。この世代では既に数少ない野性的本能を持っている人、っていうか原始的っていうか。そして抜群に腕がいい。尊敬に値する。



しかし、4人の子持ちママ、なんでもやる。
たぶん今日あたり、ペルー南部ぶどうの産地「ICA」へ旅立ったはず。
既に夫と娘が行っている、自分も後を追う。「ぶどうの収穫」のアルバイト。

彼らの集落から、多くのシピボ族の人々が出稼ぎに行っているという。
ぶどう農園の人だか企業の人がわざわざ人寄せに集落まで来たのだという。
彼女の話だと、出来高制の週払いで、なかなか待遇もよいというのだった。

ペルーは好景気であちらこちらで人手が求められる。仕事がある。
こうなってくると・・・目先の儲け話には眼がない彼らのこと。
手間のかかる泥染工芸、ずっと続けられるだろうか。これからのことも目が離せない。

好きなようにやってみたらいいのだと私は思ってる。
彼らは本能のままに動く。
どちらの方向へ行くかは、私の力で変えることはできない。

















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最終更新日  2011.11.25 14:02:50
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