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ペルーアマゾンの泥染めとシピボ族の人々

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2011.12.21
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お客さまが来ることになったので「今から来てくれる?」と朝一番で電話をしたのだ。
嬉しそうに「すぐに行く!」と言った。そして、3時間も後にやっと来た。

最近の私は、待ってて相手がどんなに遅れても、待ってて結局来なくても、何も感じなくなっている。
いちいち腹を立てて、自分だけがずっと怒ってて、ということがなくなった。


「無理をしてまで付き合わない」ということが、うまく長続きするための秘訣だと学んだ。今は割とうまくいっている。ま、人間関係って、どんなところでも、同じだろうか。


いずれにせよ、お客さまに実演をみてもらうチャンスになるので、お客様が来ると分かっている時にはできるだけ来てもらう。自分たちの「職人仕事または芸術」をじっくり見てもらうことは彼らの自信につながるに違いない。

結局彼らが来ると、かなり楽しい&嬉しい。素晴らしい作品をみるのは快楽。またワイルーロの美しい実を沢山持ってきた。これは例のベロニカが収穫したワイルーロで新鮮そのもの。


2011DECテレサ作業中.JPG



バッグに使いたいある模様があって「あのお花の・・・」と説明したが、2回全く別の模様を描いた。つまり写真か見本を見せないと、ある模様をリピートすることは難しい。



SANY0698.JPG



子供部屋のスペースはとても狭いのだけど、テレサもベロニカも、寝そべって作業をした。まさか絨毯が気持ちいいのかなあ。



今回テレサさんが連れてきた「助手」は10歳のテレサちゃん(テレシータ)。うちの息子と会いたい&遊びたいと言っているが留守だったので一人でLEGOで遊んでいた。

基本的にはテレサの「助手」として、何でも手伝う。家でもちょっと前まで一緒に住んでいて、掃除も皿洗いも何でもして、よく気が効く子だ。

そもそもテレサは、孫たちを、自分の助手にするために同居させ育ててきた。

赤ん坊のころからおばあちゃんに預けて育ててもらい、その分大きくなったらおばあちゃんを助ける、という習慣があるようだ。それによって、泥染の模様を描くデザイン能力や技術も受け継いでいく。

ベロニカもおばあちゃんに育てられた。とても能力のあるおばあちゃんに育てられ、っていうか一緒に生活してきたので、ベロニカはシピボ族の純粋な習慣を身につけ、薬草のことやら、色々なことを知っている。

それで。テレサが今回怒って私に何度も話をして聞かせてるテーマは、ずっと期待して育ててきたメレナちゃん(=テレシータの姉・中学1年)が、最近になって何も手伝わなくなり、母親の家に行ったきり、テレサの家に来ることもなくなった。色々これから手伝ってもらい、教えて泥染の技術も教えていこうと思ったのに・・というよりも「伝承」というより単に手伝わせたいだけなんだろうけど。本当にがっかりしているようだ。

どこの社会でも、同じ現象がおきているんだろうか。

あの野性的でおてんばで、抜群に賢くて、無口なメレナちゃん、いったい、あなたは何を考えているんでしょうか。



SANY0700.JPG


今日は八百屋でバナナと鶏肉を買って来て、スープとバナナフライを作って食べてもらった。
テレシータは皿洗いも料理もよく手伝ってくれた。ガスコンロにマッチなしで火がついたのをびっくりしていた。

たまたま頂いたお菓子があったので、テレサとテレシータにもあげた。お皿に半分残ったままになっていたので「好きじゃないの?」と聞いたら、テレシータがいとこのリスに持って帰るために残したという。美味しくてびっくりしたのかな~。新しく他のをあげることにした。優しい心があるんだね。


最初の日にテレシータが玄関に現れた時に、「メレナ!!」と叫んでしまった。お姉ちゃんにそっくりになってきた。この姉妹、ずっとテレサの家で暮らしてきた。この小さなテレシータがずっといつまでも、テレサおばあちゃんの世話をしてくれることを祈りたい。










最終更新日  2011.12.21 11:55:09
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