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ペルーアマゾンの泥染めとシピボ族の人々

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2024.04
2018.02.11
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【進化する通信手段・日本ーアマゾンの先住民集落】

現地とのやりとりは全てFacebookのメッセージで、主に集落に母と暮らしているベロニカの息子エルリンが仲介してくれている。母ベロニカや祖母テレサの作品を写真に撮って画像を送ってくれるので、それらを瞬時に確認したり指示したり注文したりが可能だ。信じられない通信手段の進化だ。

もちろん遠方のため顔を合わせて作品を見てあれこれ評価したり文句を言ったりできず、小さなトラブルになりやすい問題はある。考えてみればリマにいた時も電話などで遠隔でのやりとりで、出来栄えを確認できないまま受け取りをするのが常だったので、画像で一枚一枚細かく確認できる現状は、今の方が断然やりやすくなっている。ただ、スマホを使いこなせる若者が近くにいることが絶対条件だ。

リマでもスタッフが必要になることがあるが、ベロニカの娘たちがいる。どの子も頭が良くて、よく母を助け、そして私に協力してくれるのである。




FOTO 2017 NOV



右側のベロニカ、その息子エルリンが左端。ベロニカ、太り過ぎだよね????????知り合った頃は確かゴツゴツした男みたいな強そうな体だったのに、腹がポヨポヨだ。


【変化する食生活】

リマで初期の頃、私の家で豚肉などの食べ慣れない食物を食べるとすぐに腹を壊し大騒ぎになった。シンプルな食生活でつくられた体はあまりに純粋で、都会の邪悪な食べ物は合わなかったのだ。その野性的な彼女の肉体反応に感動があったことを思い出した。が。

珍しいものは何でも食べたい、もらったら何でも食べる、あるだけ全部食べる、という食いしん坊だ。



【見えない病気】

今日もやりとりの中で、具合が悪いから医者に行きたいとの話をされており最初は半信半疑で探りを入れていた。いつものように、食べ過ぎか、変なもの食べたか、心配性などストレス性の胃炎とか?どっちかなんじゃないのー?しかし息子のエルリンが説明しているのを聞くと少し心配になってくる。
とにかく検査をするとのことだった。


彼らはもともと具合が悪ければシャーマンに診てもらうものだったが、最近は、シャーマンでも治せないと分かると街へ出て病院へ行き検査をしようとする。彼女の親族の多くが病気で亡くなっているので不安があるのかもしれない。しかし検査はお金がかかる。


何ヶ月も前から具合が悪いそうだけど、三ヶ月前の11月に会った時は元気そうだったし、基本的に嘘をつくこともあり、前払いが必要となると「具合が悪いから病院に行きたい」という説明になることが多く、本当かどうか分からない。

検査をしたって簡単には病気の原因は分からないだろうに・・・・と思いつつ、とにかく精神的なことであれば助けたいと思い、布を多めに買い取り生活の不安を解消してあげるための手を打つことにした。

昔から4人の子供たちの学費が払いきれないという不安定な時期には決まって具合が悪くなっている。ベロニカは精神面が弱く、感情がストレートで、なんというのかな、野性的に感じる。


多分直ぐケロッとしてるだろうよ。会ってみないと分からないな・・・この上写真(去年)の際には現地に一泊もできず日帰りだったので、注文の打ち合わせと清算と、仕事の話ばかりであれこれ世間話も相談も聞いてあげていなかったのが悔やまれる。





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最終更新日  2018.02.13 10:36:54
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