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ずっと行きたいと思っていたモネ展、行ってきました!
国立西洋美術館で開催されている「モネ 睡蓮のとき」を観に行ってきました。 向かう電車内でオンラインチケットを購入し、美術館に着いた時にはスマートフォンで画面を見せればよい状態にしました。 平日午後だったので、そのまま入口を通り抜けましたが「10分待ち」の表示が出ておりました。 会場は地下からだったので、そこまでの列ができていたのです。 さあ、会場入口。 この横に展示会場入口があります。 モネは大好きな画家です。 私が油彩画を始めたのは高校生の頃ですが、図書館で画集を借りて飽かず眺めたのはモネでした。 同じモティーフを時間を変えて描いていく、ある意味とても生真面目で忍耐強さを感じます。 でも時間の経過とともに刻々と変化していく光がきっちり捉えられて、 まばゆいばかりの作品群になっているのが観る者の心をとらえて離しません。 印象派の特徴でもありますが、色彩に透明感があってそれも好きです。 近くでみると「こんな色使っているんだ」というような色でも、少し離れて眺めるとそれがごく馴染んで空気感のある絵になっているのが、不思議であり、憧れであり・・・。 「なんか、似ている風景多くない?」「癖なんじゃない?」などと言いながら観ている人たちに 「違~う!!」と大抗議したくなりそうでした(しなかったけど)。 さて、展示の構成はとても分かりやすく、かつ工夫されているなと感じます。 1区画だけ写真撮影OKの部屋がありました。 オランジュリー美術館のように楕円形のスペースに睡蓮の絵が並んでいます。 これは、いわゆる「松方コレクション」の1枚。戦争で損傷してしまったものですが、おそらく 全体としては次の絵のような作品だったかと思われます。
こんな感じ。 イイよね、この水面。 大きな睡蓮の絵は、モネ晩年の作品群ですが、目を患ったモネの作品は色彩が「おや?」というものがあります。本人の目が色彩を捉えられなくなっていたこともあるのですが、それがまた不思議な抽象画になっていて、迫力に満ち、それはそれで不思議な世界が表現されているように思えます。 展示会場を出ると、物販コーナーは入場制限しながら営業しており、入場のために並ぶ人は美術館の外へ列を作っていました。 時間がなくて常設展も観ないまま出てきてしまったほどなので、当然物販コーナーをチェックすることもできませんでしたが、外のロダンの彫刻が黄色い銀杏に映えてきれいだったので、思わずそれだけは写真を撮ってしまいました。 もう一度眺めに行きたいな。 観てきたばかりだけど、思ってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年12月10日 14時29分55秒
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