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カテゴリ:ドル建て資産運用


本稿では、2026年2月14日時点におけるアメカブETFプロの内容をご紹介いたします。現在は無料でご覧いただけますので、米国株おすすめリストとしてご参考にしていただけましたら幸いです。

アメカブETFプロとは

アメカブETFプロは、米国株式市場のETF(上場投資信託)のみで構成された、ドル建ての資産運用ポートフォリオです。

バイ・アンド・ホールド(Buy and Hold)というパッシブ運用ではなく、その時々のマクロ環境に応じて市況に合った投資戦略へ転換し、高いパフォーマンスが期待されるセクターや資産クラスへ積極的に投資判断を行うアクティブ運用型のポートフォリオです。ただし、デイトレ(デイトレード)とは全く違います。

アメカブETFプロのアルファ(α)について

投資用語に「アルファ(α)」という言葉がありますが、これはベンチマーク(=平均的な市場指数)に対して、どれだけ超過収益を上げたかを示す指標です。

たとえば、ベンチマークとしてS&P500指数に連動するSPYの直近12ヶ月リターン実績が+14.05%です。それに比べてアメカブETFプロの直近12ヶ月リターン実績は+40.61%です。したがって、アメカブETFプロのアルファ値は+26.56%(=40.61%-14.05%)となります。これは、ベンチマークに対して約189%高いリターンを記録したことを意味します。

市況データに基づいて、株式の属性やセクターの入れ替えを行っているので、株式市場の平均リターンを上回るのが、アメカブETFプロのようなアクティブ運用型ポートフォリオの特徴です。

ETF選定ロジックについて

市況予測

アメカブドットコムでは、ユーロ圏を含む世界20ヵ国以上のマクロ環境をモニタリングしています。私たちは主に実質個人消費支出を月間実質GDPの代替指標として活用しています。

例えば日本の場合、2026Q1は好景気、Q2~Q3はスタグフレーション気味になるのではないか、というのが現在の見立てです。しかし、実質GDP(前年比)については徐々に下がり、ヘッドラインCPI(前年比)については徐々に上がっていくという見立てです。

その一方で、米国の場合、Q2の実質個人消費支出とヘッドラインCPI(前年比)については一旦冷え込み、Q3に向けて段階的に回復していくと見込まれています。しかし、実質GDP(前年比)については、日本と同様にQ2からQ3にかけて徐々に低下していくのではないか、というのが現在の見通しです。

投資資金フロー予測

米国の主要な証券取引所や金融機関からAPIを通じて取得した市場データ(価格推移、出来高、オプション価格やそのオープンポジション数など)を活用し、どのような株式の属性やセクターに投資資金のフロー(お金の流れ)によるモメンタムが生じるのかを予測しています。

米ドル指数の動向観測

米国株式市場の取引のうち、およそ80%がコンピューターアルゴリズムによるものです。そして、ドルの値動きとそのトレンドに関するデータ予測が、これらのアルゴリズムに組み込まれている計算式のコアなコンポーネントになっています。

アメカブドットコムの定量分析の目的とは、このコンピューターアルゴリズムのコンセンサスを捉えることなので、米ドル指数の動向を細かくモニタリングしております。



自由研究プロジェクトのヒントGoogleのLangExtractを使って、上場企業の決算説明会議事録のテキストデータから、セクターごとのセンチメントを抽出するシステムを開発するのは如何でしょうか?『教えて!アメカブドットコム』のサイトには、アナリスト評価が掲載された米国株式の決算カレンダーがあるので、それも活用してみるのも面白いかもしれません。

教えて!アメカブドットコム

アメカブETFプロの内容

前置きが長くなりましたが、2026年2月14日付の「アメカブETFプロ」の内容は、下記の通りです。なお、各銘柄への投資資金は均一に配分されておらず、不均等になっており、加重する銘柄には優先順位があります。

オープンポジション

長期米国債価格の下降トレンドが止まり、米国のQ2のマクロ環境予測が織り込まれるようになってきた、という印象です。また、ドル指数が下降トレンドにあるため、Q2からQ3にかけてのマクロ環境予測を織り込み、素材からエネルギーへとシフトしました。公益事業およびテクノロジーについては、買うタイミングを見計らっています。

米国を除くグローバル市場については、トルコ、イスラエル、メキシコが堅調です。ドルが下降トレンドしているので、金も保持しています。日本(JPXN)もエネルギー(XOP)も力強い上昇率を記録した場合は、さらに資金を加重していく予定です。


GLD SPDRゴールド・トラスト
(+24.48%, 2025年10月15日買い)

TUR iシェアーズ MSCI トルコETF
(+21.53%, 2025年12月18日買い)

EIS iシェアーズ MSCI イスラエルETF
(+19.07%, 2025年10月31日買い)

EWW iシェアーズ MSCI メキシコETF
(+18.67%, 2025年12月17日買い)

JPXN iシェアーズ JPX日経400ETF
(+10.88%, 2026年1月24日買い)

XOP ステート・ストリート SPDR S&P 石油・ガス探鉱・生産ETF
(+8.93%, 2026年2月3日買い)

AQWA グローバルXクリーンウォーターETF
(+5.51%, 2026年1月29日買い)

FXC インベスコ・カレンシーシェアーズ・カナダドル・トラストETF
(+1.73%, 2026年1月8日買い)

UUP インベスコDB米ドル指数ブル型ファンド
(+0.63%, 2026年2月3日空売り)

TLT iシェアーズ米国債20年超ETF
(2026年2月14日買い)

IDX ヴァンエック・インドネシア・インデックスETF
(-0.76%, 2026年2月11日空売り)

ENZL iシェアーズ MSCI ニュージーランドETF
(-0.72%, 2026年2月6日買い)

KSA iシェアーズ MSCI サウジアラビアETF
(-1.19%, 2026年2月5日買い)

2026年度 利確済み取引

上昇率トップ5

工業用コモディティ(商品)については、すべて利確しました。長期米国債価格の下降トレンドが止まったことから、景気循環が節目を迎えたと感じたためです。また、ビットコインが高値を更新しないことでマイクロストラテジー社の株価下落を見込み、レバレッジ型ETFの特性を活用したMSTYのショートポジション(空売り)も、いったん利確することにしました。

SLV iシェアーズ・シルバー・トラスト
(+114.4%, 2025年06月02日~2026年02月13日まで買い)

MSTY MSTRオプション・インカム・ストラテジーETF
(+71.82%, 2025年09月03日~2026年02月13日まで空売り)

GDX ヴァンエック・ゴールド・マイナーズETF
(+69.16%, 2025年07月14日~2026年02月13日まで買い)

LIT グローバルXリチウム&バッテリーテックETF
(+47.03%, 2025年09月11日~2026年02月13日まで買い)

SLX ヴァンエック・スチールETF
(+40.25%, 2025年09月03日~2026年02月13日まで買い)


その他利確済み(逆時系列)

2025年の第4四半期から購入していた工業用コモディティ(商品)、資本財、そして生活必需品の小型株は良いパフォーマンスを示しました。ヘルスケア地域銀行株も8~16%のリターンを記録しました。一方、一般消費財、小型株、マイクロキャップ株のパフォーマンスは今ひとつでした。特に小型株やマイクロキャップ株については期待していただけに、個人的には残念です。

砂糖、サイバーセキュリティ、クラウドコンピューティング、そしてマイクロソフトの空売り(こちらもレバレッジ型ETFの特性を活用した手法)は、いずれも短期で利確しました。アメカブドットコムでは、空売りは短期間で行う場合が多く、上記のようなマイクロストラテジーを長期で空売りしたのは稀なケースです。

CANE テウクリウム・コモディティ・トラスト
(+6.71%, 2026年01月17日~02月14日まで空売り)

CIBR ファースト・トラストNASDAQサイバーセキュリティETF
(+5.42%, 2026年02月11日~13日まで空売り)

SKYY ファースト・トラスト・クラウド・コンピューティングETF
(+9.65%, 2026年01月24日~02月13日まで空売り)

PSCC インベスコ S&P スモールキャップ・生活必需品 ETF
(+36.65%, 2025年11月20日~2026年02月13日まで買い)

PPLT アバディーン・プラチナETF
(+21.26%, 2025年11月26日~2026年02月13日まで買い)

HBDC ヒルトン・BDC・コーポレート・ボンドETF
(+0.08%, 2025年12月03日~2026年02月13日まで買い)

IWM iシェアーズ・ラッセル2000ETF
(+3.01%, 2025年12月16日~2026年02月13日まで買い)

IWC iシェアーズ・マイクロキャップETF
(+3.97%, 2025年12月31日~2026年02月13日まで買い)

DWSH アドバイザーシェアーズ・ドーシー・ライト・ショートETF
(+7.12%, 2025年12月16日~2026年02月13日まで空売り)

XLI State Street 資本財セレクト・セクター SPDR ETF
(+12.52%, 2025年12月18日~2026年02月13日まで買い)

CPER 米国銅指数ファンドETF
(+15.11%, 2025年10月15日~2026年02月13日まで買い)

HYG iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF
(+0.95%, 2025年10月28日~2026年02月13日まで買い)

KRE ステート・ストリート SPDR S&P 地域銀行ETF
(+8.04%, 2025年12月31日~2026年02月13日まで買い)

MSFO MSFTオプション・インカム・ストラテジーETF
(+2.29%, 2026年02月11日~13日まで空売り)

PALL アバディーン・パラジウムETF
(+31.54%, 2025年10月03日~2026年02月06日まで買い)

PSCD インベスコ S&P 一般消費財小型株 ETF
(+3.08%, 2026年01月29日~02月05日まで買い)

PINK シンプリファイ・ヘルスケアETF
(+16.21%, 2025年10月15日~2026年02月05日まで買い)

XLV State Street ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ETF
(+8.41%, 2025年10月04日~2026年01月29日まで買い)

JETS 米国グローバル・ジェッツETF
(+1.67%, 2025年12月31日~2026年01月24日まで買い)

HDGE アドバイザーシェアーズ・レンジャー・エクイティ・ベアETF
(+1.22%, 2025年12月16日~2026年01月22日まで空売り)

ETHA iシェアーズ・イーサリアム・トラストETF
(+3.48%, 2025年12月16日~2026年01月22日まで買い)

XLY State Street 一般消費財セレクト・セクター SPDR ETF
(+3.26%, 2025年12月04日~2026年01月08日まで買い)

UUP インベスコDB米ドル指数ブル型ファンド
(+2.51%, 2025年12月17日~2026年01月08日まで空売り)

TZA ディレクション・デイリー・スモールキャップ・ベア3倍ETF
(+5.81%, 2025年12月23日~2026年01月03日まで買い)

2026年度 損切済み取引

損失率ワースト5

天然ガスを空売りしたこと、そしてテスラをレバレッジ型ETFで購入したことは、完全に間違った方向性でした。他の銘柄については、タイミングを誤っています。

UNG 米国天然ガスファンド(LP)
(-20.49%, 2026年01月14日~22日まで空売り)

TSLL ディレクション・デイリーTSLAブル2倍株式ETF
(-20.25%, 2025年12月23日~2026年01月03日まで買い)

SOCL グローバルXソーシャルメディアETF
(-13.45%, 2025年12月27日~2026年01月03日まで空売り)

IDX ヴァンエック・インドネシア・インデックスETF
(-12.25%, 2026年01月23日~29日まで買い)

SOXS ディレクション・デイリー・セミコンダクター・ベア3倍ETF
(-8.64%, 2025年12月23日~2026年01月03日まで買い)


その他損切済み(逆時系列)

XLU State Street 公益事業セレクト・セクター SPDR ETF
(-5.95%, 2026年01月23日~02月13日まで空売り)

NIKL スプロット・ニッケル・マイナーズETF
(-7.3%, 2026年01月30日~02月13日まで買い)

URA グローバルXウランETF
(-7.81%, 2026年02月03日~06日まで買い)

XRT ステート・ストリートSPDR S&P小売ETF
(-1.02%, 2026年01月24日~02月03日まで買い)

ITB iシェアーズ 米国住宅建設ETF
(-4.35%, 2026年01月22日~30日まで買い)

WEAT テウクリウム・コモディティ・トラスト
(-2.5%, 2026年01月09日~29日まで空売り)

KBA クレーンシェアーズ・ボセラMSCI中国A50コネクト・インデックスETF
(-1.03%, 2026年01月22日~29日まで買い)

IBIT iシェアーズ・ビットコイン・トラストETF
(-0.96%, 2026年01月10日~23日まで買い)

TOKE カンブリア・カンナビスETF
(-6.96%, 2025年12月20日~2026年01月22日まで買い)

KWEB クレーンシェアーズCSI中国インターネットETF
(-2.2%, 2026年01月16日~22日まで買い)

QQQ インベスコQQQトラスト・シリーズ1
(-1.66%, 2025年11月27日~2026年01月21日まで買い)

FCG ファースト・トラスト・ナチュラル・ガスETF
(-3.64%, 2026年01月10日~21日まで空売り)

KSA iシェアーズ MSCI サウジアラビアETF
(-3.34%, 2026年01月10日~21日まで空売り)

XLP State Street 生活必需品セレクト・セクター SPDR ETF
(-6.14%, 2026年01月08日~21日まで空売り)

SMIN iシェアーズ MSCIインド・スモールキャップETF
(-0.33%, 2025年12月06日~2026年01月08日まで空売り)

FXI iシェアーズ中国大型株ETF
(-3.91%, 2025年12月16日~2026年01月03日まで空売り)



投資のヒント:投資は確率論です。たとえ99%の確信があっても、1%の結果が出る場合があります。例えばルーレットでも、黒か赤になる確率は97.40%ですが、2.60%の確率で「0」が出ることがよくあります。したがって、ポジションを始める際は、投資資金の1~2%から始め、その上昇トレンドが信頼できるようになったら、徐々に増やしていきましょう。熱いお風呂を先ず指先で温度を確かめるのと同じです。このプロセスは、銘柄選定以上にパフォーマンスに大きな影響を与える要因となります。

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最終更新日  2026.02.16 12:53:12
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