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しばらく(10日間くらい)分娩介助から離れていたので久々のお産でした。
ベビーキャッチには沢山入ってたんですがなかなか分娩当番には当たってなくて・・・。 PROMの初産婦さん。6cm、アトニンでたたき始めてて結構痛がってる感じあるよーと申し送られ、訪室。 確かに結構つらそうにしてる感じ。展退が70~80%ってことで結構やわらかいから意外と早いかもしれないな、と。 だんなさん付き添いで、2人で頑張ってる感じだったんですよね。その姿がすごくほほえましくもあり、ステキだな~って思いました。 他の患者さんのラウンドもあったのでちょっと離れていたんですが、戻ってくると間欠が短くなってきていて、earlyが毎回ではないけれど出始めていて。内診すると発作時6~7cm、グーッと児頭が降りてくる感じ。 おー順調、順調!とここまではトントン拍子に進んでました。 earlyで心音が陣痛発作と同時に落ちるのは児頭が下降してきて頭部が圧迫されている証拠なんですが、どうも心音が80~90までおちてトンッとすぐ戻る感じがあるのが少し気がかりでした。まぁearlyだから大丈夫だとは思うけどなぁ、気になるなぁ・・・と思いつつ側についていました。 そしたら突然、本当に突然、心音がガタッと落ちて、earlyなんてレベルの落ち方ではなく60台にみるみる落ちていき、心音も取りずらい状態に・・・。 これはまずいと思い、側臥位にしたけど回復せず。とにかく人を呼ばなきゃって思ってNSコールで先生と先輩を呼びました。 先生と先輩が来るまでの間も(そんなに時間がかかったわけではないけどすごく長く感じました)心音は回復せず、50~60台が続いていて。 1分くらいは50~60台が続いていたので、先生・先輩が部屋に来てすぐに、もう分娩室に!!っていう感じでばたばたっと入室。 酸素酸素、モニターつないで!と本当にばたばたと走り回り、もしものために清潔野もいっそいで作成。 その間、先生が診察。心音がゆっくりではあるけど少しずつ戻りつつあったので少しほっとしました。その後は心音がそこまで落ちることはなく、ゆっくりと全開し、元気な赤ちゃん誕生!!頭が結構大きくて、苦しかったのかな・・・とうもろこしみたいな頭になってしまっていた・・・。苦しかったよね(--; 今回のお産から、心音低下時の判断、対応は難しいと改めて実感。 どう機敏に動くかが、お母さんと赤ちゃんを守れるのかにほんとに直結するな、と。 心音低下・・・ほんとに奥が深い。まだまだ勉強が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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