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あめりの小部屋

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December 19, 2005
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この前とても怖いお産がありました。

現場に自分ひとりしかいなくて緊急ナースコール押しても病棟もバタバタしてたせいなのか誰一人こなくて・・・。
本当に泣きたくなった。
時間にしたらものの5分とかなんだけど私と産婦さんにとっては本当に長く感じました。

陣痛室での大量出血。
児頭と並んで胎盤がふれた。

内診しながらその手が抜けなかった。
抜いたらそれこそ出血が止まらないだろうという位の出血。
ベッドも私も血まみれ。
片手で出血をおさえながら、もう片手で必死に児心音をさぐり、酸素マスクをあてて酸素を流して・・・

そして先生がやっと到着。
あの時の瞬間ってまるで1秒1秒コマ送りのように鮮明に脳裏に焼きついています。



こんな事書くとお産を控えているお母さん達は怖くなってしまうかもしれないけど・・・でも改めてお産って常に危険と隣り合わせなんだと思う。

お母さんも命がけ、それこそベビーも命がけ。
だからこそ無事に生まれてきてくれてありがとう、おめでとうって思うんだと思う。

普通に生まれるのが当たり前のように感じていた時期もあったけど、働き出してから今回も含めて怖いお産に立ち会うことも少なからずあった。
その時々でお産の怖さを改めて痛感していたけれど・・・今回は本当に心底怖かった。


幸いなことにベビーもお母さんも無事に退院の運びとなって本当によかったです。
本当に・・・


就職して約40例のお産を介助させていただいているけれど、1つ1つそれぞれお産って違う。

もうあと数ヶ月で働き出して1年たつ訳だけど、これからもきっとこういう風に思う日は来ると思うし、その怖かった出来事を忘れてはいけないんだと。
そしてそういう怖い思いをした時の経験を次に生かせるようにしていかなきゃならないんですよね。

それこそお母さんとベビーの2つの命を預かっているわけだから。。。







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Last updated  December 19, 2005 07:38:39 PM
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