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「いただいたアジの開き、生涯で一番美味しかったよ!」 今度顔を合わせたら、こう言うはずだった。 たった今、旦那さんから伝えられた彼女が亡くなったと。 事故だった。 ここに引っ越して来て、ご近所で一番話が合ったのが 彼女だった。斜め向かいに住んでいる、丁度同い年くらい。 知的で笑顔が素敵で、温和で、自然体で生きている、そんな 印象の彼女でした。大好きでした。 夏はゴーヤの苗をあげて、「プランター?地植えの方がいいよ!」 なんてアドバイスして。成長の具合聞いたり。 働いている彼女と、たまに話が出来る週末が嬉しかったりした。 つい先週、アジの開きのお裾分けいただいて、そのお礼に 庭のミニトマトとルッコラをカゴに入れて持って行ったら、 捨ててもいいようなカゴをわざわざ返しに来てくれて。。。 それが私への最期の笑顔だった。 んー、何が書きたいんだろう。。 涙で画面が見えないや。 ずっとご近所で、ずっと仲良く年とって行きたい、 って思ってたんだよ。 突然亡くなったって言われたって、どうしたらいい? ん、彼女の分まで生きる、そう思うし、そうしよう、と 旦那さんが言った。 人生ってなんだろうね。 小さいのやら大きいのやら、皆悩みを抱えて日々生きている。 趣味や旅行の楽しみがあったり、愛する人や犬との生活 があったり。笑ったり、怒ったり、泣いたり。。 そういう当たり前のことは、本当はとてもとても壊れ易い ものなのかもしれない。 そして、とてもとても大切にしなければならないのかも しれない。 大好きだったよ、貴女の笑顔。そして、これからも。 「大丈夫。」「ありがとう。」が口ぐせだったという彼女。 天国では、がんばり過ぎなくていいんだからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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