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カテゴリ:エコイベントレポート
今日は『食の未来』という映画の上映会を行ないました。 遺伝子組み換え食品についてのドキュメンタリー映画で、ちょっと難しい内容だったのですが、予想よりたくさんのお客様に来ていただけて、びっくりでした! 地球上の食べ物は、【一部の人たち】に乗っ取られ支配されていますよ~。 生き物とか命とか、むちゃくちゃに扱われています。 そして私たちの食べ物は全て、【一部の人たち】が生産したものってことに 近い将来なってしまいそうです。 それらの食べ物は、恐ろしい遺伝子操作をされたものばかりです。 分かりやすく、情報をまとめますね。 ●1985年、世界で始めて「植物」に特許が認められた。本来「生命体」には特許にならないはずだった。これはある会社が開発したトウモロコシを一般特許法で保護できる、という内容。 ●遺伝子組み換え作物開発世界一の多国籍企業『モンサント社』は、遺伝子組み換えした種子(確か約1万種)の特許を取りまくった。 ●現在作付けされている『モンサント社』のナタネ、大豆、トウモロコシ、綿の4作物は、シェアの90%を確保している。 その農作物を育てた場合、収穫物や販売物、苗や種子の権利は『モンサント社』のものであるため、農家は『モンサント社』に支配されている。 ●『モンサント社』と農家の契約書 ・自分の家で取れた種子を使うことはできない ・毎年種子は『モンサント社』から購入しなければいけない ・すべての農薬を必ず『モンサント社』から買わなくてはいけない ・毎年ライセンス料40ドル/1hを支払わなければいけない ●アメリカではすでに、全大豆畑の80%が『モンサント社』の遺伝子組み換え大豆を栽培している。 私が、ものすごく怖いと思うこと。 ●『モンサント社』の遺伝子組み換え種子は、強力な除草剤【ラウンドアップ】が効かないように遺伝子組み換えされたもの。 【ラウンドアップ】を撒けば、他の植物は枯れ、収穫物だけが生き残る。 ●発芽できない種子を作る、というターミネーター技術も『モンサント社』のもの。種子が発芽すると自殺毒素が作られる、という信じられない仕掛けになっています。これが自然の植物と交雑をおこせば、自殺する植物が広がります。そのようなものを鳥や人間が食べたらどうなるのか、土壌はどうなるのか、はかわかりません。 ●『モンサント社』の遺伝子組み換え作物も、風や虫によって拡散し、普通の農場へ侵入しています。ちょっとでも『モンサント社』の作物が混じった場合(見た目で見分けはつきませんが)、その農家は裁判で訴えられ、その農場の作物は『モンサント社』ものとみなされます。その農家は『モンサント社』の作物しか栽培できなくなるのです。そうやって、支配が進んでいます。 ●『モンサント社』はアメリカだけでなく、アルゼンチン・カナダ・中国・インドなど支配を広げている。 世界中に遺伝子組み換え作物が広がっている。 そして、遺伝子組み換え作物の封じ込めは【不可能】なのです。 ●遺伝子組み換え作物は、消費者に対するメリットは一切ありません。 除草剤でも枯れない作物、食べた虫が死ぬ作物、これが遺伝子組み換えのもたらす効果です。こんなもの、恐ろしくて食べれませんが、世界中の作物が汚染された場合、どうしたらいいのか検討もつきません。 ●豚にほうれん草のDNAを混ぜてビタミンを増やす、とか、トマトにヒラメのDNAを混ぜて寒さに強くする、とか自然を侮辱するような開発が進んでいます。そのような実験にどれだけ多くの動物が実験台として犠牲になっているのか・・・考えてみてください。 ●遺伝子組み換えの鮭を60匹、自然界に放てば、わずか数年で非遺伝子組み換えの鮭は絶滅するそうです。 では、どうすればいいのでしょうか? 日本にいる私たちが気をつけたいのは、小麦・大豆・なたねです。 商品のラベルをみて、国産のものを買うようにしましょう~。 だけど、『国産大豆使用』って書いてあっても要注意!! 100%国産大豆使用ではないからです 『100%国産大豆使用』って書いてあったら大丈夫。ただし、その記述が嘘でなければ・・・ですけどね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.20 14:22:26
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