アメリカわんこ生活

2005/10/26(水)05:56

タローの今後【画】

わんこのお話(47)

ここ数日、タローの状態がますます悪化している。 痰が詰まるようで、よく咳をする、青鼻も出る。 腎臓病特有の口臭も強くなってきた。 そして、ちゃんと食べているのに体重が落ちて、ももや背中の辺りは骨と皮。 1日のほとんどを眠って過ごし、この間までは散歩と称して2軒先のうちの前くらいまでなら歩いていって用を足せたのに、今はそれすらしたがらない。 足元はよぼよぼで今にも倒れそう。 便をする時に踏ん張ることも難しい。 昼間は2時間おき、夜中も2回は抱っこして庭に出してやり、用を足させているが、ほんの数歩歩くのですら彼にとっては大変な状態になっている。 前回の血液検査の結果が悪くて先生に相談した時に、腎臓病の治癒はなく、段々悪化していくだけだと言われた。 食事療法とビタミン補給(必要なビタミンがおしっこに出て行ってしまうため)くらいしかないと。 しかも腎臓病は結構進行が早いらしい。 人間のように透析の機械があるわけではないので、体内の毒物を濾す腎臓が働かなくなると、致命的である。 心臓病の方もそう。 薬でなるべく進行を遅らせるしかない。 現在は血管を拡張させて血流をよくするお薬と利尿剤を飲んでいるが、いずれ利尿剤も効かなくなる。 そうなった時にはもう何の手も施せないと言われた。 タローに入院はさせたくない。 今まで入院の精神的ストレスから状態が悪化してしまった子を何匹か見ているので・・・。 タローは今までうちに来てから1度だって外泊をしたことはないし、神経質で頑固な彼にはストレスが大きすぎる。 毎朝病院に預けて夕方連れて帰るという通院形式にしてでも彼の余命を延ばしてやるべきか(どのくらい延ばせるかも疑問)、それともうちでゆっくり過ごさせてやるべきか・・・。 今とても悩んでいる。 ↓2001年、まだ元気な頃のタロー

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