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テーマ:二次創作小説(943)
カテゴリ:「秘密」詩・小説
BLの苦手な方は読まないでください。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 翌朝、仮眠室で目が覚めた青木は時計を見て驚いた。 慌てて第九に走って行くと、岡部が 「青木、今何時だと思ってるんだ?!もう9時半だぞ。」 と怒鳴った。 「すみません。昨夜は徹夜だったものですから。寝坊して しまって、すみませんでした。」 青木は深く頭を下げて謝った後、薪のほうを見て、小声で 「起こしてくれたらよかったのに・・・」 と言った。すると、薪は眉をつりあげて、こう言った。 「起こしてだって?自分で起きられないような自己管理能力の ない奴は第九には要らない。今度遅刻したら辞表を提出しろ。」 絶句する青木に小池がひそひそ声で聞いた。 「お前、一体何をしたんだ?室長、朝から大荒れだぞ。」 「おい!そこ。私語は慎め。それから、遅刻するような奴とは 皆、口を利くな。分かったな。」 「はい。」 小池が慌てて返事をした。そして、そそくさと青木から離れて いった。第九のメンバー全員が一斉に青木から目をそらした。 集団無視か?!小学生のいじめじゃないんだから!と、 青木は思った。そして、青木は孤独に一人で仕事をしながら、 昨日やりすぎた事を後悔したのだった。 (続く)
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最終更新日
2011年02月02日 14時43分57秒
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