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2013年11月24日
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 BLの苦手な方は読まないでください。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


 
 手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート



 「エルヴィンに従う。」

 と、リヴァイは俯いたまま答えた。

 「そうか。リヴァイは良い子だな。聞いたか。エレン。

 もうお前に用はない。さっさと出て行け。」

 と、エルヴィンは勝ち誇ったように言った。エレンは

 「リヴァイさん!本当にいいんですか?あんたはエルヴィン団長に

 従うべきじゃない。自分の心に従うべきだ!もし、脅されて、

 逆らえないのだとしたら、俺がエルヴィン団長を脅してやる!

 リヴァイさんに接待を強要するのはやめろ!さもなければ、

 巨人化して駆逐してやる!」

 と、必死に訴えた。しかし、エルヴィンはエレンの脅しを嘲笑った。

 「ハハハ・・・血迷ったか。何を言ってるんだ?エレンが巨人化して人を

 襲ったら、リヴァイが殺すことになっている。殺されるのは、おまえだぞ。」

 すると、リヴァイは押し隠していた感情を初めて出した子供のように

 「殺せない。たとえ、エレンが街中の人を襲っても・・・エルヴィンを

 殺したとしても・・・俺は愛してしまったんだ。愛してしまったから、

 たとえ、何が起きても、エレンを殺せない。」

 と言った。

 「何だと?!おまえの過去をばらすぞ!それでもいいのか?」

 エルヴィンは顔色を変えて怒った。だが、リヴァイはこう言った。

 「構わない。話せ。それに、法律上、俺の犯した罪は既に時効になっている。

 俺は脅しに屈したわけじゃない。拾ってもらった恩があるから従っていただけだ。

 エルヴィンが俺の事を愛していないのは知ってたさ。でも、俺は愛されたいと

 思ってた。ずっと・・・エルヴィンの役に立つことだけを考えて生きてきた。

 エレンに出会うまでは・・・でも、エレンと出会って、俺は変わった。

 エレンは多分、俺の過去を知っても俺のことを嫌いにならないと思う。」

 「たいした自信だな。」

 「裏を返せば、エルヴィンは俺の過去が嫌いなんだろ?それとも身分が

 違うから、愛するに値しないと言うのか?俺は調査兵団をやめるよ。

 俺は人間で、奴隷じゃないから、職業は自分で選べるだろ?辞職する。」

 「小学校も出ていないおまえに再就職先なんてあるものか!

 また身体を売って暮らす気か?こうなったら、ばらしてやる!

 エレン、こいつはガキの頃に父親に売られて、客と父親をナイフで刺して

 逃げたんだ!逃亡先では街のゴロツキのボスの愛人におさまって、

 しばらくは暮らしていたが、ボスが捕まると、仲間にまわされて、

 捨てられたんだ。ゴミ捨て場に倒れているのを俺が拾ってきた。

 俺が綺麗な服を着せて、字も教えて、立派な軍人になるように育てたんだ。

 だから、俺のものなんだ。エレン、おまえも上官に逆らって、調査兵団に

 いられると思うな。」

 エルヴィンは最後の切札を出したが、エレンは屈しなかった。

 「俺もやめます!俺は子供の頃、人を殺した。でも、罪にはならなかった。

 正しい事をしたからだ。リヴァイさんもきっと親をナイフで刺す行為が

 リヴァイさんにとっては正しかったんだと思う。俺はここを出て、

 リヴァイさんと二人で暮らします。行きましょう。リヴァイさん!」

 エレンはリヴァイの手を取り、部屋を出た。

                               (続く)






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最終更新日  2013年11月25日 17時52分04秒
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