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2015年09月04日
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カテゴリ:「秘密」詩・小説
 
 BLの苦手な方は読まないで下さい。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



   手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート



 「ホタル様。新しい御殿はお気に召して頂けましたでしょうか?これからは

 この岸田がホタル様のお世話を致します。なんなりとお申し付け下さいませ。」

 と初老の男はひれ伏して言った。料亭のような屋敷の大広間の上座にホタルは居た。

 御殿はまるで平安時代にタイムスリップでもしたかのような雅な御簾や燭台などの

 調度品で揃えられていた。ホタルはグレーの半ズボンに白のブラウスを着ていて、

 座布団が三枚重ねられた上に置物のようにちょこんと座っていた。そして、

 その隣には火傷の痕が残る顔の青年が座布団も敷かず畳に座っていた。

 「2週間で料亭を改装するなんてさすがですね。ホタル様も気に入ったようです。」

 「左様ですか。それは良かった。」

 「ところで、このお店、いや、御殿を本当に頂いてもよろしいのですか?

 岸田さんの一存で店を閉めて、店長や従業員は大丈夫でしたか?」

 と青年は言った。

 「もともと2号店を来月オープンする予定がありましたので、オーナーの

 私の一存で店を移転する事にしたのです。それに、飲食店なら他にも数店舗

 経営しておりますから、従業員を一時的に他店に配属するくらいの事は

 簡単にできますよ。私はホタル様のお力になれれば、幸せなのです。

 ホタル様はきっと素晴らしい教祖様におなりになるお方です。ホタル様。

 今一度その奇跡を起こすお力をお見せ下さいませ。」

 と岸田が言った。

 「分かった。」

 ホタルは無表情で右手を燭台にかざし、一瞬にして手から青白い炎を出し、

 燭台に火を灯した。

 「お見事でございます。ホタル様の霊力を持ってすれば、お父上を

 超えられると岸田は信じております。出家した信者たちは皆、業火に

 焼かれてしまいましたが、出家していなかった信者が数百人おります。

 岸田と共に再興致しましょう。」

 目に涙を浮かべて岸田は言った。

 「うん。分かった。岸田を最高顧問に任じる。ハチもそれで良いか?」

 「はい。御殿の寄進を考えれば当然のこと。お母上の仇の南田を贄にし、

 異を唱える信者たちを黙らせた今、もう怖いものなどありません。

 ホタル様の仰せのままに。」

 青年はホタルに恭しく頭を垂れた。

                            (続く)






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最終更新日  2015年09月06日 00時19分54秒
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