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2018年08月15日
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カテゴリ:「BANANA FISH」小説
BLの苦手な方は読まないで下さい。

あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

何卒お許し下さいませ。m(_ _)m


   手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート


僕を愛してくれる人はいない。いつか未来に現れるのを夢見てずっと生きてきた。

庭のあずまやで読書をしながら、うつらうつらと眠くなったユーシスの瞳に

照りつける太陽に苛められて舌を垂らしている番犬と黒服の男が

近づいて来る少年を引き止めている光景が映った。

池の水面は陽炎のようにキラキラ輝いていた。

「読書か?何読んでんだ?」

少年はユーシスの前に立ち、本を覗き込んだ。

「ヘミングウェイの海流の中の島々?・・・俺は眠くなるな。」

「ああ。僕も眠くなった。」

ユーシスはフッと笑った。

「ところで、シン。あの件は片付いたかい?」

「死んだよ。」

「そうか。」

「そうかって・・・また、とぼけやがって。どうせあんたの手下が殺ったんだろ。

一体何人同胞を殺したら気が済むんだ。」

シンは怒っているようだった。だが、ユーシスは冷静な口調で、こう言った。

「あれは同胞なのではなく、僕の親族だ。兄を始めとして李一族全て死んでもらう。

血塗られた歴史の上に立つ者こそ真の支配者になるという言葉があるのを知ってる?」

「知るかよ!そんなこと言って・・・あんたは復讐したいだけなんだろ?」

「そうさ。僕は復讐すると誓ったからね。」

ユーシスは笑った。そして、しなやかな指を伸ばして、シンの手を引き寄せた。

「今夜また僕の所に来て。一族を滅ぼしたお祝いをしよう。」

「あんたをボスと認めて命乞いした親戚を殺すような人間とは俺は付き合えない。

祝うなら独りで祝えよ。」

シンは手を振り払った。そして、一度も振り返らずに去って行った。

怒らせてしまったと思った。

しかし、闇社会においてはほんの少しの温情も命取りだ。

ファミリーを大切にする白人と違って、僕たち中国人は上下関係だけで動いている。

支配する者と支配される者。アメリカ人の思考回路を持つシンはまだまだ子供だ。

いずれ僕の右腕に育てなければならない逸材なのに、あの優しさには先が思いやられる。

シンと初めて寝たのはいつだったか忘れたけれど、彼は本当に子供で、

僕と対等だと勘違いしたようだ。

でも、シンはまだ僕しか知らない。だから、人を愛する方法もろくに知らずにいる。

シンは本当の愛を知らないんだ。そして、僕もまだ本当の愛を知らない。

                               <続く>






最終更新日  2018年08月16日 18時56分15秒
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