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あすなろ日記

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「黒執事」小説

2014年12月14日
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カテゴリ:「黒執事」小説

 BLの苦手な方は読まないでください。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


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 「坊ちゃん。とても可愛いですよ。」

 セバスチャンは妖しく輝く美しいケーキを満足げに眺めた後、

 フーっと一息で火を消すと、1本だけ残して蝋燭を取り去り、

 シエルの足を開いた。

 「まるで、おまえの誕生日のようだな。おい。1本消し忘れているぞ。」

 シエルは線香のように細い蝋燭にまだ火がついている事を指摘した。

 「これはそのままで。」

 セバスチャンはそう言うと、まだ慣らしてもいないシエルの中に入って来た。

 「あっ。ああ。ああ~」

 何度も激しく突かれて、シエルは苦痛と快楽の狭間で嬌声をあげた。

 身体を突かれる度に蝋燭の炎が揺れる。熱く激しく蝋燭に灯された炎が

 幻想的に揺らめき、狂気的な快楽へと誘っていく。

 「あっ。ああ~。も、もう。ダメだ。ぬ、抜け。ああっ。」

 「御意。」

 セバスチャンが蝋燭を抜くと同時にシエルは絶頂に達した。

 セバスチャンもシエルの中で欲望を放ち、シエルに口づけした。

 シエルは余韻を味わうように口を開け、舌と舌を絡ませ、

 セバスチャンの舌を味わった。

 「猫とどちらが良かったですか?」

 セバスチャンが聞いてきた。シエルは頬を赤く染めて、

 「バカ。」

 と言った。

 行為の後、セバスチャンはシエルの身体を拭き、シーツを取り替え、

 全て片付けた。そして、バスタブを部屋に用意し、熱いお湯を注ぎ、

 シエルを入浴させた。セバスチャンがシエルの身体を洗っていると、

 再び猫が寄って来た。

 「こいつも風呂に入りたいんじゃないのか?」

 とシエルが言った。

 「まさか。猫は水が嫌いですから、お風呂には入りませんよ。

 それにしても、この猫は不思議な猫ですね。あの舌使いは

 ただ者ではありませんね。ひょっとしたら、そっち専用に

 飼いならされた猫かも知れません。」

 「じゃあ、こいつが居れば、おまえはもう要らないな。」

 と、シエルは意地悪く笑って言った。すると、セバスチャンは

 「では、次回は猫の手足など入れてみますか?」

 と言った。

 「おまえが言うと、冗談に聞こえない。」

 シエルは笑うのをやめて、口元までお湯に浸かった。

 暖かな暖炉の火と月の明かりが湯を照らしていた。

 「坊ちゃん。お誕生日おめでとうございます。」

 セバスチャンが金の指輪をシエルの目の前に浮かべた。

 指輪はゆっくりと湯に沈んで行き、シエルは両手ですくうように

 指輪を受け取った。指輪を指で摘まみ上げて、よく見てみると、

 三日月・上弦の月・十三夜月・満月・十六夜月・下弦の月など

 月の形の細工が施されていた。月の満ち欠けが描かれた

 金細工の指輪をシエルは薬指にはめてみた。

 「彫金に時間がかかりまして、坊ちゃんにいささか寂しい思いを

 させてしまいました。申し訳ございません。しかし、誰よりも先に

 バースデープレゼントを渡したかったのでございます。」

 「ずっとこれを作っていたのか?」

 「はい。」

 セバスチャンは背後から抱きしめ、シエルの指に接吻した。

 金色に輝く月は満ちても欠けても美しくシエルの薬指に繋がっていた。

 愛よりも深い絆で結ばれた二人の蜜月は月が満ち欠けを

 幾度となく繰り返すように永遠に続くだろう。

 「坊ちゃん。・・・」

 そして、今日もまた悪魔が耳元で囁く。

                             (完)








最終更新日  2014年12月15日 19時56分14秒
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2014年12月13日
カテゴリ:「黒執事」小説
 
 BLの苦手な方は読まないでください。

 SMの苦手な方は読まないでください。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


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 「何をする気だ?」

 シエルが聞くと、セバスチャンはニコッと笑って、

 「ケーキを作るのです。坊ちゃんの身体に生クリームを

 たっぷりと塗って、イチゴで飾り付けして差し上げます。」

 と答えた。

 「何で僕の誕生日なのに僕がケーキになるんだ?」

 「まあ細かい事は気にせずに・・・きっと素敵なバースデーケーキに

 なると思いますから。」

 セバスチャンはそう言うと、シエルの寝巻を脱がせにかかった。

 「や、やめろ。」

 シエルは抵抗したが、あっという間に全裸にされてしまった。

 セバスチャンは嫌がるシエルの両手首をリボンで縛り、

 裸体に生クリームを塗り始めた。

 「うわっ。冷たい。や、やめろ。」

 シエルは生クリームのベタベタする感触に鳥肌が立った。だが、

 セバスチャンはシエルの言う事など無視して、胸、腹、下半身へと

 ヘラを使って身体中にどんどん生クリームを塗って行く。

 万遍なく塗り終わると、今度はシエルの尻にホイップクリームを詰め込んだ。

 「あっ。やっ。や~。」

 ホイップクリームを注入されて、シエルは悶えたが、セバスチャンは

 おかまいなしだった。セバスチャンは楽しそうにホイップクリームで

 シエルの両の胸を飾り付けして、イチゴを乗せた。そして、

 上を向きかけている下半身もホイップクリームで飾り付けして、

 最後にイチゴを並べて、セバスチャンは人間ケーキを完成させた。

 「美しい坊ちゃんケーキの出来上がりです。味見なさいますか?」

 「あ、味見なんか・・・どうやって食うんだ。」

 「坊ちゃんに言っているのではないですよ。猫に言っているんです。」

 セバスチャンはさっきから興味津々といった眼差しで見つめていた猫を

 シエルの足と足の間に置いた。そして、

 「さあ、どうぞ召し上がれ。」

 と言って、猫にシエルを舐めさせた。猫はシエルの下半身の

 ホイップクリームを美味しそうにペロペロと根元から先端まで

 上手に舐め上げた。シエルはカブッと噛まれないか心配で

 ヒヤヒヤしていたが、逆にそれはおぞましい快感をシエルにもたらした。

 猫はほんのりピンク色の肌が見えるくらいまで舐め続けると、

 満足したのか今度は喉をゴロゴロ鳴らし、ベッドを足モミし始めた。

 「蝋燭に火を灯しましょう。」

 セバスチャンは蝋燭に火をつけて、シエルの身体に塗られた

 生クリームに数本差した。

 「あ、熱い。や、火傷したらどうするんだ!」

 「大丈夫ですよ。すぐに消しますから。でも、その前に、

 こちらにも蝋燭を・・・」

 セバスチャンは線香のように細い蝋燭を1本手に取ると、火をつけて、

 先ほどまで猫が舐めていた薄ピンク色のシエルの先端に

 ゆっくりと挿し込んだ。

 「あっ。や、やめっ。ああ。」

 シエルは喘いだ。

                          (続く)







最終更新日  2014年12月16日 13時45分39秒
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2014年12月12日
カテゴリ:「黒執事」小説

 BLの苦手な方は読まないでください。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



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 その夜、シエルはなかなか寝付けなかった。

 部屋の明かりは暖炉の火のみで、赤々と燃える炎が床を照らしていた。

 セバスチャンは視察から戻るとすぐに猫の飼い主を探すビラ作りに取り掛かり、

 100枚もの猫の似顔絵を描き、街中に貼って回った。

 夕食後は明日のバースデーパーティーの準備に忙しいと言って、

 調理場に閉じ籠り、あまり顔を出さない。

 大方、ケーキを作っているフリをして猫と遊んでいるんじゃないかと

 シエルは思った。シエルは溜息をついて、窓から夜空に浮かんでいる

 大きな月をぼんやりと眺めた。

 その時、月明かりが差し込む部屋のドアのほうから僅かに物音がした。

 一瞬、セバスチャンが来たのかと期待したが、違っていた。

 換気の為にと開けたままになっているドアの隙間から

 昼間拾ってきた猫がスーッと入って来たのだった。

 「なんだ。猫か・・・おまえも放っておかれていたんだな。」

 とシエルはつぶやいた。人懐こい猫はシエルのベッドに

 ぴょんと飛び乗り、シエルの上に座り込んだ。

 「一緒に寝たいのか?」

 と、シエルは猫に聞いた。

 「ニャー。」

 と猫は鳴き、シエルの顔をペロペロと舐めた。

 「コラコラ。くすぐったいだろ。」

 思わずこぼれた笑みに猫はつけ入るようにシエルの唇を舐めた。

 ザラザラとした猫の舌の感触がシエルの唇に奇妙な刺激を与えた。

 「坊ちゃん。何をしているのです。」

 突然、セバスチャンが部屋のドアを開けて、シエルを咎めるような顔で言った。

 「な、なんだ?いきなり。何もしていやしないぞ。こいつが勝手に・・・」

 シエルは慌てて猫を引き剥がした。

 「何も?坊ちゃん。嘘はよくないですよ。今、猫とキスしていましたよね?

 坊ちゃんがそういう御趣味とは知りませんでした。」

 セバスチャンはわざとらしく眉をひそめて言った。そして、何やら色々

 載せたワゴンを押してベッドの横までやって来ると、こう言った。

 「お誕生日おめでとうございます。坊ちゃん。時刻は真夜中の12時を

 1分過ぎました。2人だけのバースデーパーティーをしましょう。

 素敵なケーキを作って差し上げます。」

 ワゴンの上には生クリームがたっぷり入ったボウルと

 イチゴが盛られた皿と蝋燭とリボンが置いてあった。

 シエルは嫌な予感がした。

                             (続く)







最終更新日  2014年12月16日 11時04分55秒
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2014年12月09日
カテゴリ:「黒執事」小説

 BLの苦手な方は読まないでください。

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 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


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 街にサンタが溢れる頃、シエルは誕生日を迎える。

 誕生日の前日、シエルはセバスチャンを連れて、

 ファントムハイヴ社の経営する玩具屋の視察に出かけた。

 クリスマスキャンペーンで12月1日~24日までの売り上げの

 1%を恵まれない子供達に寄付すると公言したとたん

 慈善事業家としてファントムハイヴの名が新聞に載り、

 クリスマスプレゼントを買い求める客が店に押し寄せて来たのだった。

 「坊ちゃん。大繁盛ですね。」

 「世の慈善事業家どもは目玉の飛び出る金額を教会に寄付したりするが、

 我が社はタダでは寄付しない。たった1%だというのに物珍しさで

 新聞に取り上げられ、店は連日大盛況だ。クリスマス商戦は

 我が社の勝ちだな。ワッハッハ・・・」

 シエルは悪そうな顔で笑った。

 「慈善事業を上手く利用して広告代を浮かすとは坊ちゃんも

 悪知恵が働きますね。お見事です。」

 セバスチャンはシエルを褒めた。店は親子連れで賑わっていた。

 シエルがご満悦の表情で店内を眺めていると、1匹の猫が客に紛れて

 ドアから入って来た。最初は客のペットかと思ったが、どうやら違うようだ。

 猫に気付いた店員が慌てて駆け寄り、猫を店の外に摘まみ出した。

 シッシッと言って追い払う店員に何故か猫は逃げなかった。

 もう一度店の中に入りたいのか店員の足に猫はすり寄った。

 随分人懐こい猫だなとシエルが思って、フッと笑った瞬間、

 店員が猫を蹴り飛ばした。蹴られた猫は勢いよく道の真ん中まで飛んで行った。

 すると、その時、猛スピードで駆けてくる馬車が猫を轢きそうになった。

 「あっ!危ない!」

 と、シエルが叫んだ瞬間、セバスチャンが馬車の前に飛び出して、

 猫を助けた。猫を抱きかかえ戻ってきたセバスチャンは

 「この猫を屋敷に連れ帰ってもよろしいですか?」

 と言った。猫は毛並みの色つやも良く野良猫には見えなかった。

 「迷子猫かもしれないぞ。飼い主を探せ。飼い主が見つかるまでなら

 飼っても良いぞ。」

 「イエス・マイ・ロード。ロンドン中に100枚貼紙をします。」

 「セバスチャン。おまえ、猫には親切だな。」

 シエルは猫を屋敷に連れて帰る事にした。

                             (続く)







最終更新日  2014年12月10日 20時15分21秒
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2014年10月11日
テーマ:†黒執事†(561)
カテゴリ:「黒執事」小説
 
 FC2あすなろ日記別館小説部屋

 黒執事二次小説「夢幻の森」をUPしました。

 もしよろしければ、読んでやって下さいませ。

 「夢幻の森」は幽霊話を思いつきまして、サスペンス風に

 事件を最初に持ってくるミステリーを書かせて頂きました。

 それと、パラレルも書きたくて、夢の中でシエルにいっぱい

 あんな事やこんな事をしてしまいました。SMも度が過ぎると

 引かれるので、SM嫌いな方には申し訳ないと思っています。

 真犯人はクロウではなく、弟が毒キノコを食べさせたせいで

 夫人が幻覚によって錯乱し、クロウ家惨殺事件が起きたのですが、

 シエルはクロウが復讐を計画して、弟をそそのかしたと考え、

 弟は兄に何も指示されていないと言い、真実は見えないまま終わり、

 夢の中にクロウの実母の魔女の幽霊が登場し、キノコを指差す事で

 幽霊が復讐を計画して毒キノコを食べさすようそそのかした事が

 分かるという幽霊話にしてみました。

 「夢幻の森」は最初「きのこの森」にしようかと思ったほど

 キノコづくしで、きのこプレイは書いていて、楽しかったです。

 読んでくださった皆様に感謝し、お礼申し上げます。



 

 
 






最終更新日  2014年10月13日 05時00分00秒
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2014年10月06日
カテゴリ:「黒執事」小説
 
 BLの苦手な方は読まないでください。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



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 その夜、シエルが女王への手紙を書き終えた後、セバスチャンが言った。

 「坊ちゃん。なんだか浮かない顔ですね。まだ何か気がかりな事でも?」

 「・・・クロウに弟は騙されている気がするんだ。」

 「左様でございますか。でも、報告書は魔女と幽霊に関する事を除いて、

 ありのままを書いたのでしょう?」

 「ああ。そうだ。詳しい事は書かなかったが・・・」

 「私も昨夜の事は秘密にしておいたほうが良いと思います。それよりも、

 坊ちゃんは夕食をあまり召し上がらなかったので、そちらのほうが心配です。」

 「マッシュルームのソテーにマッシュルームのシチューにマッシュルームの

 ゼリー寄せ。そんなものが食えるか。何の嫌がらせだ?」

 とシエルは不機嫌そうに言った。

 「せっかくマッシュルーム1箱お土産に頂いたのです。

 全部食べたほうがと思いまして・・・でも、さすがに料理しきれなくて、

 少々残してしまいました。今から食べますか?」

 セバスチャンはニッコリ笑って、マッシュルームをシエルに見せた。

 「な・・・まさか変な事を考えているんじゃないだろうな?」

 「はい。そのまさかでございます。」

 セバスチャンはシエルの服を脱がせ始めた。シエルは抵抗したが、

 あっという間に全ての衣類を剥ぎ取られてしまった。そして、セバスチャンは

 マッシュルームを一つ手に取り、シエルの下の口に入れようとした。

 「や、やめろ!キノコは嫌だ!」

 シエルは拒絶したが、セバスチャンは

 「お嫌いですか?水晶玉に映った夢の中では気持ち良さそうでしたが・・・」

 と言った。

 「観ていたのか?」

 シエルは青ざめた顔で聞いた。

 「はい。悪魔は眠らないものですから、1時間も経たないうちに

 目が覚めてしまいまして、水晶玉に映った坊ちゃんが何度も絶頂を

 迎えるのを見ておりました。」

 「な、なんで助けなかった。」

 「キノコはともかく、虎に興奮してしまいまして・・・人間50人と

 虎1匹どっちが良かったか感想を聞きたくなったのでございます。

 どちらが良かったですか?」

 「?!!!・・・チッ。悪趣味だな。」

 シエルは頬を染めて、吐き捨てるように言った。だが、セバスチャンは

 「感想を言わないんですか?言わないと、こうですよ。」

 と言うと、マッシュルームをペロッと舐めて、シエルに入れた。

 「あっ。やっ。やめっ。ああっ。」

 「やっぱり、キノコが好きなんですね。では質問を変えます。

 私とキノコどちらが好きですか?」

 「どっちも嫌いだ。」

 「素直じゃないですね。」

 と言って、セバスチャンはシエルに挿入した。

 「ああっ。ま、待て。キノコがまだ中に・・・ああっ。」

 「二つとも味わって、後で感想を言って下さいませ。」

 「や、やあっ。あっ。あんっ。ああっ。」

 シエルは喘いだ。セバスチャンは激しく腰を突き動かし、マッシュルームで

 いつもは届かない奥を責められたシエルは絶頂を迎えた。

 「ああっ。あああ~」

 欲望を吐き出した後もシエルは感想を言う訳もなく、再び責められ、

 苛められた。幾度となく繰り返される中、シエルは気を失い、夢を見た。

 夢の中でシエルは悪魔と交尾していた。

 霧に包まれた森の中の焼き払われた廃墟で長い漆黒の髪の魔女が微笑んで、

 美味しそうなキノコを指差すのだった。シエルが交尾に夢中で

 キノコを採取しないと、彼女は笑いながら消えて行った。

 夢とは不思議なもので、夢を見ている間はそれが現実なのだ。

 死後の世界も魂は生き続け、骸が朽ち果てようと存在している。

 ゆめまぼろしは儚くて、人の記憶は不確かなもの。

 目が覚めれば、忘れてしまう。

 夢幻の世界から引き戻されたシエルは現実にいる悪魔に接吻された。

 「おはようございます。坊ちゃん。よく眠ってらっしゃいましたね。

 本日の朝食はマッシュルームのスープでございます。」

 とセバスチャンは言って、ニッコリと笑った。

                             (完)











最終更新日  2014年10月08日 22時13分11秒
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2014年10月04日
カテゴリ:「黒執事」小説

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 「正解。当たりだよ。弟は虐待する母親にキノコのお化けの

 幻覚でも見せて、怖がらせたかっただけだったんだ。

 ちょっとした仕返しのつもりが惨殺事件に発展してしまったんだ。

 おまけに自分まで死ぬはめになってしまったというわけさ。」

 とクロウは言った。

 「可哀相な子ですね。」

 セバスチャンが言った。

 「血の繋がった母親に虐待され、兄には利用され・・・哀れと思います。

 死神に魂を回収されないように逃がしたのは無実を証明する証人が

 必要だときっと思ったからですよ。お話の内容はよく分かりましたが、

 結果的に生き残って爵位を継いだ者だけが得をした惨殺事件を

 このまま事故として処理して良いものかどうか悩みますね。もしも、

 心の中で描かれたシナリオが手を下す前に起きた場合、たとえ真犯人と

 言えないとしても、陰で犯行に導いた者が悪くないと思いますか?

 幽霊になった今では爵位を継ぐ事は叶いませんが、クロウ男爵を真犯人だと

 女王に報告する事はできます。どちらになさいますか?」

 セバスチャンに聞かれて、幽霊の少年は

 「お兄様は悪くないよ。悪いのは僕なんだ。お兄様を真犯人なんかに

 しないで。お兄様は独りぼっちの僕にいつも優しかった。

 学校に行かせてもらえず、家庭教師に勉強を教わっていた僕の世界は

 キノコの森と狂ったクロウ家だけだった。お兄様に森に連れて行って

 もらって、キノコについて学んだり、呪術の本を見せてもらったり・・・

 友達のいない僕にはお兄様との楽しい思い出だけが心の支えなんだ。

 だから、僕は死んでもお兄様から離れたくなくて・・・

 お兄様とずっと一緒にいたいんだ。お兄様から指示は受けていない。

 僕が一人で全部やったんだ。本当だよ。」

 と言った。

 「分かりました。」

 セバスチャンは静かに答えた。シエルはもう何も言わなかった。

 人の心の中の真相は誰にも分からない。真実は一つとは限らないのだ。

 シエルは帰る事にした。

 屋敷の外に出ると、濃い霧が視界を妨げ、森が霞んで見えた。

 馬車に乗る時にクロウはお土産にマッシュルームをセバスチャンに渡した。

 セバスチャンはお礼を言って馬車に乗ったが、シエルはお礼を言わなかった。

 見送りに来た執事やメイドには幽霊の少年が見えていないようだった。

 馬車が出発するまで少年は手を振っていた。シエルは無言で少年にだけ

 手を振った。屋敷の敷地を出る頃、朝霧に包まれた森の中の屋敷は

 クロウの心のように霞んで、もう何も見えなかった。

                           (続く)







最終更新日  2014年10月06日 20時25分08秒
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2014年10月03日
カテゴリ:「黒執事」小説

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 「だと思ったよ。だから、殺そうとしなかったのさ。悪魔と

 まともに戦って勝てる魔女なんかいないからね。それに、もし

 仮に僕がキミ達を殺す事ができたとしても、今度は女王が

 黙っていないだろう。僕は人として生きていきたいからね。

 爵位も屋敷も欲しい。でも、キミ達は最初から僕が真犯人だと

 決めつけている。そこで僕が魔女である事を証明する必要があったのさ。

 よく考えてごらん。この森に生えているキノコは見るからに妖しい

 色形のものばかりだろ?幻覚作用があるとは考えなかったのかい?」

 とクロウは言った。すると、シエルはフッと笑って、こう言った。

 「そんな事とっくに考えている。おまえが男爵夫人に毒キノコを

 食べさせて、幻覚による無差別殺人を引き起こさせた。そうだろう?

 父である男爵を夫人に殺させ、弟に銃を渡し、弟に夫人を殺させた。

 まあ、弟は幽霊になってもおまえに懐いているようだから、

 弟を夫人に殺されたのは想定外か。あるいは斧で殺されても構わない

 くらいに思っていたから、出来た犯行だろうな。で、魔女である事を

 証明する必要がどこにある?あんな・・・悪趣味な夢まで見せて・・・

 キノコに詳しい奴なら魔女でなくとも誰でも出来る犯行だろう!」

 シエルは夢の事を根に持っているのか苛立っているようだった。

 「そう。その通り。毒キノコの知識に詳しい人間なら誰でも出来る

 犯行なんだ。怪しまれずに森からキノコを採ってきて、キノコ料理を

 作って、母に食べさせる事ができる人間なら、誰でも出来る。しかし、

 シェフには毒キノコの知識はない。使用人全員に知識はなく、殺害する

 動機もない。そして、父と母には毒キノコの知識はない。シエル。

 もう分かるだろ?この屋敷で、父と母を恨んでいる者は・・・

 僕と弟の二人だけ。僕が犯人じゃないなら、弟が真犯人だってこと。

 弟は母に虐待されていた。僕は血が繋がっていない分だけまだ我慢が

 できたけど、弟はそうじゃなかった。僕は魔女の力を得た事で自分が

 魔女狩りの対象になる事を恐れ、復讐は先延ばしにしていたんだ。

 僕は母親の肉を食べさせられた後も大人しく父に抱かれ、キノコの

 勉強をしながら、キノコから麻薬が出来ないか研究していた。

 弟にも食べられるキノコと幻覚作用が強いキノコの見分け方を教えた。

 弟は学校に行かせてもらえない分だけ知識欲が旺盛でね。

 10歳なのにキノコの見分け方を覚えたんだ。弟は美味しいキノコを

 森で採って来たと嘘をつき、母に食べてもらいたいと言い、

 キノコ料理をシェフに作ってもらった。実際に食べられるキノコの

 見分け方が弟には既に出来ていて、何度も食べていたからね。

 誰も疑わなかった。母が倒れた時も僕以外誰も気付かなかったよ。

 僕はいざという時の為に呪文書を読み、弟に銃を渡して、自分自身に

 結界を張って待機していた。弟の頭に斧が落ちたのは予想外だったよ。

 最初から皆殺しの計画を立てたのだったら、ドアが開いた時点で

 迷わず母を撃ち殺すからね。そこで、質問。何故だと思う?」

 クロウはクイズの正解をシエルに求めた。

 「殺す気がなかったから?」

 シエルは自信なさそうに答えた。

                             (続く)







最終更新日  2014年10月04日 22時55分20秒
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2014年10月02日
カテゴリ:「黒執事」小説
 
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 夢から覚めたシエルは大きなベッドに寝ていた。

 枕元でセバスチャンがシエルの顔を覗き込むように言った。

 「坊ちゃん。目が覚めて良かった。」

 シエルはまた夢の続きを見ているのだと思った。

 夢なら泣いても構わないだろうと思うと、涙が溢れてきた。

 シエルはセバスチャンに泣きながらしがみついて、

 「怖かった。皆が淫乱って苛めるんだ。」

 と言った。

 「それは・・・怖かったですね。・・・坊ちゃんはどんな夢を見たのですか?」

 とセバスチャンに聞かれて、シエルは答えに詰まって黙ってしまった。

 すると、その時、背後からクロウの声が聞こえた。

 「きっと、監禁調教される夢でも見たのだろう。僕がスープにした

 キノコは睡眠作用と潜在意識を夢に見せる作用があるからね。」

 シエルはビクッとして、セバスチャンから身体を離して振り返ると、

 そこにはクロウと幽霊の少年が立っていた。

 「やっぱり夢だ。」

 とシエルは言った。しかし、セバスチャンはクスッと笑って、

 「坊ちゃんは寝ぼけて夢の続きを見ていると思っていたのですか?

 夢じゃありませんよ。通りで・・・甘えん坊ですね。」

 と言った。シエルは急に恥ずかしくなって、顔を赤らめた。

 「おやおや。顔が赤いですね。風邪でも引いたんじゃないですか?」

 とセバスチャンがシエルをからかうように言うと、

 「風邪を引かないようにベッドに運んだのだが・・・」

 とクロウは言った。

 「そうでしたね。私までもベッドに運んでいただいて・・・

 ご親切に。どうも。」

 とセバスチャンはニッコリ笑って言ったが、

 明らかに怒っているように見えた。

 「どういう事だ?」

 シエルがようやくいつもの口調になって、事情を聞いた。

 「そちらの悪魔がスープに顔を突っ込んで眠ってしまったので、

 そのままにしておくのも悪いかと思って、ゲストルームに運んだのだよ。

 頭上に魔方陣を描いておいたから、悪魔でも簡単に魔法で運べたんだ。

 キミは僕が抱えて、お姫様抱っこで運んだ。キミ達は12時間も

 よく寝ていたね。途中で起きるかと思って、見張っていたけど・・・

 水晶玉に映ったキミ達の夢は滑稽だったな。」

 クロウはクスクスと馬鹿にしたように笑った。すると、セバスチャンは

 「失礼ですね。私は途中で何度か目が覚めましたが、なにしろ夢が・・・

 坊ちゃんの顔をしたキノコがいっぱい生えている森の中で

 何百匹もの猫と戯れるというあまりにも素敵な夢でしたし、

 坊ちゃんが隣で艶めかしい顔でスヤスヤ寝ているものですから、

 煩悩に負けて、頭上の空中に浮かんだ魔方陣を取り除くのが

 面倒になっただけです。どうせ12時間経ったら自然と消えると

 思っていましたからね。スープに顔を突っ込んでる間も身体が

 動かないだけで声は聞こえてましたよ。可哀相な身の上話を聞くのも

 調査の手間が省けて良いかと思ったものですから。もしも、あなたが

 危害を加えようとしたら、すぐさま戦闘態勢に入ってました。」

 と言った。

                           (続く)







最終更新日  2014年10月03日 15時55分06秒
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2014年09月26日
カテゴリ:「黒執事」小説

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 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



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 50人目は漆黒の黒髪に深緑色の瞳の若く美しい男だった。

 「僕が挿入する前に49人分を掻き出さないとね。」

 と男は言い、指を突っ込んで、シエルの身体から白い体液を掻き出し、

 スープ皿に入れると、今度はロートをシエルの口に突っ込んで、

 スープ皿いっぱいのドロドロとした白い体液をロートに注ぎ込んだ。

 シエルはあまりの不味さに吐きそうになったが、口を塞がれているので、

 吐き出せない。仕方なく自分の腸で薄汚れた白い液を呑み込んでいった。

 口の中いっぱいにネバネバしたものが広がって、喉から食道を通って

 胃まで汚されていく感覚にシエルは吐き気を催した。喉にこびりつく

 体液に耐えきれず、シエルは泣いてしまった。

 「可哀相に・・・水が欲しいんだね?キミにぴったりな水があるよ。

 聖水を飲みなさい。」

 男はそう言うと、ロートに放尿した。シエルは咽そうになったが、

 聖水を飲んだ。飲み終わると、男はロートを口から外し、

 「下の口も聖水で清めないとね。」

 と言って、ロートをシエルの尻に挿し、再び放尿した。

 そして、シエルの体内を聖水で満たした後、

 「こぼれないように栓をしないとね。」

 と言って、握り拳を尻に挿さったロートに突き立て、そのまま

 メリメリと尻にロートを押し込んだ。ロートが完全に体内に入り、

 手首までズッポリと納まると、観客達が

 「その瞳の悪魔との契約の印は淫乱の印だ!そんな奴は

 責め殺してしまえ!肘まで入れろ!」

 と囃し立てた。ロートの先の部分は既に直腸を超えているというのに、

 腕を肘まで入れたら、腸は破れて、死んでしまうかもしれない。

 シエルは痛みと恐怖に耐えかねて、泣き叫んだ。

 観客達はゲラゲラ笑いながら、シエルの泣き叫ぶ姿を見ている。

 「助けて!誰か・・・助けて!」

 シエルが血を吐くように叫んだ。すると、男は

 「悪魔と契約を交わした印の右目を抉り取るなら、

 許してあげてもいいよ。」

 と言った。男は腕を引き抜き、ロートも取り出した。

 そして、スプーンをシエルに渡し、

 「このスプーンで瞳を抉り取るんだ。キミが苛められているのは

 悪魔のせいなんだよ。さあ、早くスプーンを眼に突き立てるんだ!」

 と言った。シエルは手に握ったスプーンを恐る恐る

 目に突き刺そうとした。すると、その時、

 「坊ちゃん!坊ちゃん!」

 と、懐かしい悪魔の声がして、シエルは夢から目が覚めた。


                     (続く)









最終更新日  2014年09月29日 20時58分23秒
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