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テーマ:DVD映画鑑賞(14332)
カテゴリ:Movie
他に観たい映画がなかったので松たか子狙いで飛行機で見た映画。
金城武の怪しい日本語が意外と上達していてそれに関してはほとんど気にならなかった。 また、その怪しい日本語に合わせて、松たか子がフルで仲村トオルが少しだけポップな演技にシフトしていたので金城武が妙に浮く感じがなくなっていてバランスが取れていた。 ああいうわざと下手に演技するという技もあるのだなと感心した次第。 松たか子はあのほっぺたが最大の魅力だと思うのだが、残念ながらそこをクローズアップしたシーンはなし。年のせいもあるのかもしれない。 小林少年の怪しい演技はミスリードさせるためのものだったのか、続編への複線なのか不明。いずれにしろ、彼では準主役は張れないので原作に引っ張られたのだろうか??? 映画としてはワイヤーの使い方がスマートで見ていて爽快。そして、仲村トオルが意外と健闘していて彼のおかげで映画がちゃんとしまっていた。 折角第二次世界大戦がなかった架空の1949年で、富裕層と下層の二つに分かれた格差社会という設定なのに富裕層が松たか子と仲村トオルだけでは面白みがない。せめて怪人20面相のターゲットとして徹底的に嫌みな富裕層などを出しても良かったのではないかと思った次第。ベタだけど。そんなわけで登場人物に焦点を絞りすぎて世界に広さが感じられなかったのが惜しかった。 お薦め度としては出てくるキャストに好きな人がいれば、観ても良いかなという程度。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.01 11:53:05
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