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カテゴリ:psudo-economics
今日買い出しの帰りのバスの中で少し考えたのでまとめてみるですよ。(すでに忘れつつあるな…)
きっかけは中国が世界一の経済大国になるとして果たしてどんな形になるのかと思ったからです。そして、日本はどうしたら良いのか?それをアメリカと比較して考えてみるデス。 最初の問いは色んな切り口があるので、比較の方を重点的に考えてみたいと思います。 いつものように材料や資料はなしw アメリカにおける規制と景気 まず、階層を金持ち、中間層、貧民層に分けて考えます。中間層が一番のマジョリティーで、日本だと本当に中程にあるけど最近それが落ちつつあります。中国はかなり低いレベルにあります。アメリカでは中間層のブロードがかなり広くて、マジョリティーは中の下くらいでしょうか。 金持ちはお金を独占したい、さらにそれを子供達にも引き継がせたいと考えますので、お金を得るためにはある程度の学歴が必要でかつその学歴には相当のお金が必要になるようにしたいと考えます。そのため、みんな平等に教育を受けられるような規制を嫌います。 また、規制が強いと一番上の層がお金を儲けにくくなります。 一方、貧民層にとっても違法すれすれの商売でもしない限り這い上がれないので、規制を嫌います。オバマが嫌われるわけもここにあります。お金持ちは質の高い医師を独占したいので皆保険制度を嫌います。一方、貧民層も病気でもないのに高い保険代を払うのを嫌います。 とはいえ、社会の流れを作るのはマジョリティーの中間層です。 中間層の意志を決めるのは景気感です。景気が良ければ、失業率も落ちますから下に落ちる可能性が低くなります。一方、上に上がるチャンスが増えます。上に上がるには法の網の目をくぐれたものほど儲けられますから規制解除を求めます。一方、景気が悪くなると、下に落ちる可能性を下げる動き、つまり解雇規制を求め、下から上に上がって来にくくするように既存の規制強化を求めます。また金持ちが暴利を貪らないようにそこにも規制を求めます。これが今のオバマ政権が民意を受けてやろうとしていること。日本も同じような動きですね。 一方、日本はどうかというと、アメリカのように政権交代によって官僚が一新されません。官僚は規制を作ることが仕事であり、つまり景気をどんどん悪くするのが日本の官僚といえます。にもかかわらず、一時期好景気に沸いたのはそれだけ景気が良かったからと言えます。官僚が支配している日本は時間が経てば経つほど規制が強化されるわけですからここをスクラップにするステップがない限り決して経済は改善しないでしょう。 さて、中国です。中国はある意味日本以上に規制が厳しい社会です。にもかかわらず、好景気なのはそれだけの需要と供給力があるからですが、官僚に対する賄賂などにより規制をすり抜ける道が残っているからワイルドスピリッツでみんなが頑張ろうとできるわけです。規制は厳しいんだけど、それがざるになっているわけです。 というわけで、これからも伸びていく中国ですが、日本のように総中流社会になれるかというとそれは無理でしょう。今でも平均所得は日本の1/10らしいですが、良くて人口の10%が金持ちになるくらいでしょう。でも、それでも日本国民全員が金持ちになるのと同じ規模ですから相当なものです。それだけの市場があれば、今まで日本で売れてきたものを彼らに売りつけることができるはずなんです。やっぱり、グローバルにものを売っていくために国外とのパイプを作っていくというステップが必要なんでしょう。そうすると、それを作ること自体にもビジネスチャンスがあるということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.28 13:24:51
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