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カテゴリ:psudo-economics
職場に婚約破棄した女の子がいて、その子の話を聞いた後に、知り合いの女の子何人かにインタビューして気づいたことです。 女の子はよく自然に嘘をつきます。 電話番号を聞かれて、でたらめな番号を教えたり、携帯忘れたからわかんない、とかいったり、 デートに誘われたときに、ありもしないもっともらしい用事を言うこともあるし、どう考えてもそれはないだろうということを理由にすることもあります。 これは男女とも一度は経験したことがあるだろうし、女の子も自分が嘘をついていることを自覚しています。 なので、女子にとって、いかに自然な嘘をつくかというのは、結構大事なスキルとして自覚されており、とっさに良い言い訳ができないことを悩みの種にしている子もいるくらいです。 で、嘘をつくときの心理メカニズムはこういうものです。 自分はむげに断るようなひどい女ではない、少しでも相手に良く思われたい。 そして、できれば、相手のことを傷つけたくない。 そのため、本当にどうでも良いと感じた相手には、ばればれの嘘もつくし、 できれば、ありえそうな綺麗な嘘をつけるとパーフェクトという認識が多いようです。 ところが、この行動は狙いと全く逆の結果につながります。 もし、本当に相手と電話番号を交換したいのに自分の電話番号がわからないとしたら、どうするでしょうか? もし、相手と本当はデートしたいのに、本当に都合がつかなくて断らざるを得ない場合はどうするでしょうか? 電話番号は自分のを教えられなくても、相手の連絡先を聞いて後日連絡するだろうし、 デートの場合は、別の日取りは駄目か確認するでしょう。 しかし、断りたい場合、実際はそんなことはしないわけです。 つまり、相手の男の人にほぼ100%に近い形で嘘をついているということはばれているわけです。 すると、そこまでして断ったわけだから、相手にもそのことが分かってちょうどいいじゃんと女の子はいいます。 違うんです。 まず、嘘をつかれるというのが男にとって一番精神的なダメージが大きいわけです。要するにまともに相手をしていないということですから。 それくらいなら、 「あなたはタイプじゃないからヤダ」といわれた方がまだましなのです。 少なくとも、そこは正直に相手をしているわけですから。ちゃんと相手のことを見ていますというメッセージも含まれています。 実は、嘘をつくということは、同時に平気で嘘をつく下らない女だというメッセージを送ることでもあるんです。 つまり、自分のことを少しでもよく見せるという目的にもっとも反した結果を導きます。 このように下記の当初の目的と全く逆の結果になることがわかります。 「自分はむげに断るようなひどい女ではない、少しでも相手に良く思われたい。 そして、できれば、相手のことを傷つけたくない。」 そして、決定的な理由がもうひとつあります。 もし、あなたに彼がいたとします。好きな人でもいいでしょう。でも、あなたは可愛いので、彼の存在を知らない男が言い寄ってきます。 そこで、上記のように嘘をついて断ります。 もしくは、もっと些細なことでも構いません。女友達にお茶を誘われたときでも構いません。 そんなときに本当は用事もないけど、気分が乗らないからいかないときもあるでしょう。そのとき、本当に軽い気持ちで、軽いうそをついて断ります。 そのことを一度でも彼に見られていたとしたら、もしくは、そのことを彼に話したとしたら、彼はどう思うでしょうか? ほとんどの場合、彼は何も言いません。どう思ったかは決して口にはしないでしょう。 しかし、確実にこいつは平気で嘘をつく下らない女だというメッセージは伝わっているんです。そして、将来、ちょっとしたことでけんかした時、こいつはあの時のように自分に対しても嘘をつくに違いないと思われてしまうのです。 場合によっては、彼のために嘘をつくこともあるでしょう。ところが、そのことは、その一番大事な彼からの信頼を失うことにもなるんです。 しかも、それは時限爆弾のように、嘘をついたときでなく、二人の関係が少しこじれたときに爆発します。 これがどんなときでも嘘をついて断ってはいけない理由です。 むしろ、ストレートに本当の理由をいって、断った方が相手を傷つけないし、また、彼や他の人からも信頼されるのです。 そして、自分の本心をちゃんと言える人と認識されて、恋愛だけでなく、仕事においても信頼され、重要な仕事も任されるようになるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.02 10:51:37
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