【オーディオ機器】SHM-CD視聴比較 Blooddrunk / Children of Bodom
最近、何故かメタル系のSHM-CDリリースが増えているようだ。元々音質にうるさいのはオーオタ。オーオタのほとんどがまずクラシックを聴くということで当初はクラシックのリリースばかりだったが、徐々にジャズやポップスもリリースされるようになってきた。最初はビックセールスやベストものが多かったが、レコード会社の担当者の熱意によってはメジャーなものでなくとも、枚数限定でリリースできるようになっているようだ。CCCDとはまるで逆の方向性だが、CDを所有する価値が高まるのでダウンロードに対抗できると考えて、レコード会社も必死なのだろう。本家のページは何故か検索しづらい。amazon.co.jpで、SHM-CDを検索して、さらにカテゴリー検索を追加すると探しやすくなるようだ。でも、本家で宣伝されているCDやまだリリースされていないCDがピックアップできていないのでSHMでの検索では駄目なよう。結局、本家で探すしかないのか…HMVだとSHM-CDの検索で全部表示してくれるようだけど、ページをめくるのが面倒。一番見やすいのは本家で月毎にページをめくる方法のようだ。さて、チルボである。ちょうどステレオ屋が比較試聴をしているようなので、そちらもご参照下さい。試聴はD-1, DA-1, ヘッドフォンアンプを介して、ヘッドフォンでした。SMH-CDの方が見通しが良くなり高域の伸びがよくなっている。低域も改善しているのかもしれないがヘッドフォンなのであまりよくわからなかった。で、元のCDに戻してみるとロックらしい力感はこっちの方が良かったりで、圧倒的にSMH-CDの方が良いという感じでない。ブラインドでチェックしたらまず外しそうな程度の差であった。元々メタルはイヤホンか車の中でしか聴かないので、試聴としてはこれで十分。結論としては持っていないソースに関してはSHM-CD優先で買うのはあり。もしくは、自分にとってのアンセムといえる神アルバム(top10くらい)は買い直した方が良いという程度か。で、現在リリースされているタイトルをみると、買うとしたらアンスラックスのベストくらいか。あとはDr. Feelgoodが元々音質が良かったので、さらにどれだけ磨きがかかっているかを聴いてみたいといったところ。それよりも、元々音質の良い宇多田ヒカルとか、東芝EMIやSONYのガールズポップでリリースして欲しいものである。オーオタ的にはそちらの方が2枚目を購入しやすい方向性だ。もちろん、ジャズやクラシックも良いけど私は聴かないからね。まっ、いずれにしろ、CCCDといった消費者から嫌われた規格は市場できっちり淘汰されたわけだが、音質重視だったDVD-audioやSACDの二の舞にならないようにリリースの戦略をきっちり練って欲しいものである。ガールズポップがすっぽ抜けているのが本当残念なのよね。しかし、ハイカラボーカル20歳とドリカム親父49歳の結婚には驚いた。ハイカラはどうするんだろ。元々幼なじみだったから新しいヒトも入れにくいだろう。私は聴かないけど、メロデス、メタルコアの入り口として少し期待していただけに彼女の脱退は残念。20歳と結婚するいかれぽんちぶりにもびっくりだ。