Wanna Chillin’ with CHILL?

2003年3月8日 いざ日本へ

4:00 a.m.起床。身支度をし、パッキングも終わったら5:00前だったので、
念のため、早めにチェックアウトする事に。

マイアミ空港に着き、チェックインも済ませ、お土産のお菓子を買う。
マイアミは、ライムが有名なので、キーウエスト産ライムを使ったケーキを買った。

甘いなかに、ライムのさっぱり感。こりゃたまらんね。

6:20 Boarding
やっぱり、背の低い私は、飛行機の上の荷物棚に手が届かない・・・。

さ、早く私のお隣さんいらっしゃい!これを乗っけてもらわねば!
さっそく見知らぬ人に頼る気である。

そこに現れたのは、髪をきれいなCane Rowに編みこんだ黒人の男性だった。

「すみません。これを・・・」さっそくお願い。快く乗っけてくれた。
旅は道連れである。

いろいろそれから話していると、彼は、St. Vincent(セントビンセント島)と言う、これまたカリブの島国から
やって来たそうだ。

なんと、彼も成田に行くと言うではないか!日本人の彼女がいて、その彼女に会いに行くそうだ。
彼女がセントビンセントに旅行に来た時に知り合ったと言う。
へぇ~~。

その彼、同じく昨日トリニダードからマイアミに着いたと言うではないか!
なんだ、トリニダードですれ違っていたかもね。なんて話す。

しかし、不思議なもので、もう帰れると思いリラックスすると英語が嘘のように話せる。
なんで、トリニダードにいる時にこのくらいの勢いで話さなかったんだろう・・・。

日本に初めて来ると言うので、
「日本なんて小さな島国だよ~。」なんて言ってると、
「ちょっと!日本を狭いと言ったら、僕の・・・」
「そうだよねぇ~」
日本が狭いと言ったら、僕の住んでるセントビンセントはどれだけ狭いと言えばいいのか!
と、二人で大笑いした。

サンフランシスコ到着。サンフランシスコ-成田間のフライトも同じだったので、
一緒に乗り換えようと言う事になる。

しかし、もう飛行機は止まっていると言うのに、まったく降ろしてくれない。
また、二人で「何だ?何だ?」と騒ぎ、「降ろしてくれぇ~!」と騒ぎ、笑う。

乗り換えにあまり時間がなかったのだ。
10:45 Boardingの飛行機。

ようやく開放されたのが、10:30!! 急いで次の飛行機まで。

「ねぇ、荷物どうするの?取りに行かなくていいの?」
「いや、多分荷物は自動的に次の飛行機に乗るはずだよ。」
「あ、そうなんだ・・・」
私一人だったら、多分、荷物を取りにいかなきゃ!と騒いでいたはずだ。

なんとか間に合い、Boardingまでしばし待つ。

しかしサンフランシスコまで来て、成田行きのフライトともなると一気に日本人ばかりになるものだ。
日本語がよく聞こえる。

さっきまでの飛行機とは人種がまったく違う。
さっきまでは、黄色人種の私が珍しかったけど、今じゃこの隣に座ってる黒人の彼の方が、珍しい。
みんなの目をひくようだ。
その隣に、また私みたいな髪をCane Rowに編んだ、日本人らしきものがいて、
二人で英語で話しているので、周りの日本人には、あいつら何者だ?!と言う目で見られた。

さて、次のフライトはお互い別々の席なので、連絡先等を交換して、別々に飛行機に乗り込む。

次のフライトでは、左となりに白人の50代と思われるおじちゃんがいた。

このおじちゃんもしゃべりだすと良くしゃべる人で、昔横浜だか横須賀だかに居た事があって・・・
から始まり、「最近の日本経済はどうなんだ?」などと聞かれ、
「まぁ、良くはないですね。」と答える。

かなり日本経済に興味があるようで、家を買うのにいくらかかる?だとか、難しい質問攻めにたくさん会った。

私も適当な事を答えておいたが、大丈夫だっただろうか。

右となりは、短期留学を終えてカナダから帰る途中の短大生の日本人の女の子だった。

成田到着まで後一時間、と言うところから話し始め、なんと言っても10日ぶりの日本語に、
私の日本語もちょっぴりおかしな感じ。

しかし、ろくに英語も話せず、26年も付き合った日本語もたった10日でおかしくなり、
私はこの先、何語を話せばいいのか・・・と真剣にちょっと悩んだ。

でも、またすぐ日本語はべらべらになったけどね。

さぁ、日本にLanding!!無事帰ってこられた。

成田には、私を待つダーの姿があった・・・。

FIN



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