親子で泣いた絵本
イヤイヤ期の話を書いていたのに突然絵本の話ですみません(/ω\)
先日、息子の誕生日に大伯母から絵本が届きました。
早速寝かしつけに読んだのですが親子で泣いてしまいました(゚O゚)
小さな子どもたちにも読んで欲しいですが、
これってきっと子育てに疲れているお母さん、イライラしているお母さん、まだおしゃべりのできない赤ちゃんがいるお母さんにもグサッとくるお話だと思うんです。
「心が優しくなれる本」という帯で売ってたから選んだと聞いたので、友達と仲良く♪とか、お兄ちゃんが妹に優しくするような内容を想像していましたが全然違いました。
タイトルは
「いつもいっしょに」
いつもいっしょに/こんのひとみ/いもとようこ
ひとりぼっちで暮らしていたくまちゃんのところにうさぎちゃんがやってきます。
くまちゃんはご飯を作るのも一緒に寝るのも嬉しくて。
でも、だんだんとくまちゃんは不安になります。
うさぎちゃんは「ご飯おいしい?」と問いかけてもニッコリ微笑むだけ。
僕のことどう思ってるの?!とうさぎちゃんに激しく聞いてしまいます……
うさぎちゃんは何も言わずに目にいっぱい涙を溜めていました。
そして……
結末は涙涙の展開です。
子どもにとってもその泣き顔は衝撃的だったようで、翌日4歳の息子は
「今日ね、バスで隣の○○ちゃんが外見てて話聞かなかったの。窓側に行ってよって声かけたのに聞いてなかったの。で、(ぼく)も怒った顔になっちゃって、くまちゃんのお顔になりそうだったの。でも、○○ちゃんがうさきちゃんになったらいけないから我慢したの。」
と話してくれました。
絵本の力は偉大だな……と改めて気付かされる出来事でした。
4歳になって相手の気持ちをよりリアルに想像する力ができてきたのかもしれません。
絵本と同じ場面ではないのにそれを思い出せたことがすごいなと心底思いました。
ところで、冒頭で子ども達だけでなくお母さんにも突き刺さるストーリーだと書いたのですが、
世話が楽しかったはずなのに物言わぬうさぎちゃんに詰め寄るくまちゃん
そしてそれを後悔し泣き続けるくまちゃん
いつも通り横に眠るうさぎちゃんに安堵するくまちゃん
なんだかお母さんに似ていませんか?
そして笑顔でしか応えられなくて目にいっぱい涙を溜めたうさぎちゃんに
赤ちゃんを感じませんか(^^;?
私は同じようなシーンが自分の子育てにあったんじゃないか、と思って、涙がこみ上げました。
最後のページのくまちゃんの言葉は本当にその通りだなと思います。
全部書いちゃったらつまらないと思うので、是非手に取ってお子さんと読んでみて欲しいと思います☆*°
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