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7/2、7/4は、「漂泊する音、身体」というタイトルでのバンドネオン小川紀美代さんと、ダンスCeline Baqueさん(セリーヌ・バッケ)とのライブにゲスト出演した。 二人とは、2010年3月に札幌と小樽で開催した日韓ART PROJECT2010と、同年9月に韓国ソウルで開催されたASIAN IMPROVISATION ART EXCHANGE 2010で共演している。紀美代さんとは他にも寺田町三日月楽団やデュオでも何度も共演してきた。 2人はとても仲が良くてお互いをシスターと呼び合っている。一緒に共演すると全くもって男前な2人。柔らかいんだけど、芯がとても強くてスッパリしてる。 2日は、吉祥寺にあるFoxholeでの公演。素晴らしいオーディオの音、吟味されたレコード。この日のステージの雰囲気を感じてマスターがレコードセレクトしてくれる。そのセンスが途轍もなく良いので、何度もこのレコードなんですか?という事になってしまう。 古い物が多いのか、雰囲気が良い意味で場末のタンゴバーのようで、セリーヌのこの日用意した衣装ともぴったりだった。久しぶりのセッションが嬉しい。 4日は、祖師谷大蔵のムリウイ。まるで隠れ家のように空に浮かぶ庭園カフェ。到着した夕暮れの空の変化がとても気持ち良かった。 俺が「気持ちいー!」と声をあげたら、セリーヌが「キムチー!?」と驚いてた。さすが韓国在住。 2日間ともに、小川紀美代ソロ、セリーヌソロ、そして休憩挟んで全員でというステージ構成。 各会場ともに、素晴らしい響きで、でも異なる印象なので、2日間の違いを味わい楽しみながら演奏した。ムリウイでは、紀美代さんのバンドネオンのボタンが取れるというアクシデントがあって、ソロを早めに切り上げたけど、応急処置してラストに一曲弾いてくれた。 セリーヌのダンスパートナーのキム・ボンホさんのお父様がお亡くなりになって、紀美代さんが書いたレクイエム。セリーヌは聴きながら一緒に完璧に歌っていた。 久しぶりの再開セッションだったけど、ずっと繋がっていたかのような信頼感。また、北海道、韓国で2人と共演する日が楽しみだ。それまで、良い旅を続けよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.07 17:26:45
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