ひよっこ血液内科医の独り言

2007/01/04(木)23:02

忘年会

季節のこと(15)

社会人になってはじめて迎える年末。 この時期は怒涛の忘年会シーズンでした。 なんやかやと理由をつけて今日は医局の忘年会、今日は研修センターの忘年会、とこの二週間ばかし休肝日がほとんどないありさま。 で、今日は一大イベント、医局の忘年会でした。 まず、一次会は私たちの送別会も兼ねて、お座敷で鍋というお決まりのパターン。 送られる人たちみんなに挨拶が回ってきたのですが、一瞬私は忘れられていてラッキー!と思ったら、なんか中途半端にお鉢が回ってきてしまいました。 「なんだか全くストレスを感じない研修でした」とこれまたわけのわからない挨拶をし、思えばほんとーに楽しい3ヶ月だったなぁと実感。 今回の内科は、ベッド数も少ないこじんまりとした科だったのてすが、研修医が私だけだったこともあり、かなり好き勝手にやらせてもらいました。 内科なのになぜか手術に二回も入り(しかも一回は手洗いまでして助手を務めたり)、隣の内科に半ばもぐりこみながら、手術室での全身麻酔下の骨髄採取をやらせてもらったり、そこそこ重症の人もいたので、いろいろバタバタしながらも勉強になることも多かったです。 何より、オーベンの先生によく飲みに連れて行ってもらい、最後には「先生はいい飲み友達だよ」と言われたぐらい、妙にかわいがってもらったなあと。 うちの病棟は3科からなる寄り合い所帯なのですが、どの科の先生にもすごくよくしてもらい、看護師さんも優しく、ほんとにストレスフリーな研修でした。 そんなこんなで忘年会もかなりアットホーム。 みんなで今回の鍋の一番の目玉、白子を取り合いながら、一次会からかなりお酒が入っちゃいました。 いい感じに出来上がったところで、二次会は日本人の定番、カラオケ。 ものすごーく昭和の匂いのするカラオケでした(笑) 普段、ほとんどクラシックしか聞かない私はもっぱら聴き役。 ま、かなりの音痴だからというのが本当の理由ですが。 助教授や講師の先生方がほとんどマイクを独占し、オジ様たちのオンステージ状態でした。 一緒に口ずさんでいると、「先生、ほんとは何歳?」 年齢詐称疑惑勃発。まあ、いいじゃないですか。 閉店ぎりぎりまでねばり、その後帰れないと悟ったメンバーで悪乗りして三次会、立ち飲みやへgo! そこで3時までねばり、話はなぜか私の恋愛ネタに。 実は数日前にちょっとした大波乱があったのでした。 慰められてるのか、傷口に塩を塗られてるのかわからないままに、閉店ですと追い出され、こうなりゃままよとお次は医局に流れ着きました。 そこでもなぜかさっきの続き。 結局、ちびちびとビールを飲みながら気がつきゃ朝の5時でした。 さすがに今から帰っても明日来るのがしんどいので、そのまま当直室で倒れこみ、翌日はそのまま勤務。 ペーペーの私はまあいいとして、昨日最後までいたオジ様達は次の日外来と化学療法室勤務だったのですが、さすがは医者、私なんかより数倍タフでした。 次の日は仕事納め。 実はここだけの話、この日は年に一度宵のうちから白衣を着たまま乾杯できる日なのでした。 病棟の仕事を早々に終わらせて医局に下り、おでんで乾杯! この日は体調を崩していた教授が久しぶりに出勤して来られて、ようやく主のそろった教室でめでたく仕事納めとあいなったのでした。 2日連続の飲み会(実は私とオーベンの先生は3連続)にも関わらず、みんな元気で、挙句の果てには「昨日は先生遅くまで一人でしゃべってたねぇ」ときた。 いえ、決して一人でしゃべってたのではなく先生達にいじられてたのです(叫) まあ、そんなこんなで楽しい研修でした。 とはいえ、なぜか飲みまくってた記憶しかないのはなぜだろう…。 また来年もがんばるぞー!

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