2007/09/20(木)23:36
研修医の憂鬱
昨日、人生で初めての経験をしちゃいました。
それは、金縛り…。
昨日寝入りばなに、なにやらお腹の上あたりにずしっと重みが。
それがだんだん上に上がってきて
この辺でやっと気づいた私。
ん?誰やろ?お母さん?
、なわけないやん!?
さらにそれが首の方に上がってきかけて
ん?これってもしかしてやばい?
声を出そうとしたけど、なんか出ない…。
ピ、ピ、ピーンチ!
きゃー、と叫びたくなった瞬間、
ふっ。と解けました。
ずっと目をつぶっていたので、ビジュアル的な恐怖はなくて、眠かったからかなんとなくそんなに汗だくになるほどではなかったのだけれど。
その後、ものすごく科学的に考えて
これはきっと意識の覚醒と体の覚醒の時差が見せた幻覚。というわけで早く寝よう。
と、また寝てしまってました。
でも、翌朝さすがに寝覚めが悪くて、同僚のMちゃんに
「昨日初めて金縛りにあったんよ」
と話してみたら、
「私の場合はおばあさんが乗ってくるの」
えっ、みんな経験あるの?
そんなわけで、ちょっとびっくりしたわけですが。
でも、なんでそんなことに??とつらつら考えてみるに、思い当たることが一つありました。
昨日、某科の先生から友人に伝言があり、一度連絡するようにとのこと。
実は、少し前に次の研修科をその科から別の科に変えちゃったんです。
きっとそのことかと思いつつ、重たーい気持ちで電話をかけると
延々と「考え直せよー」と、なんとなく別れ話のような様相に。
結局なんとなく断りきれず、10月にゆっくり話そうか、となっちゃいました。
はぁ、いろんなところでいい顔をしすぎたかなぁ。と自責の念にかられていると友人が
「ていうか、これとおんなじことをあと○○科と××科でもやらんとあかんのちゃう?」
と厳しい一言。
さらにドーンと落ち込んでいると、
「いってみれば多重債務やね」
ズドーン。もう立ち直れないっす。
そんなこと言ってると、今日ばったり○○科の先生に会って、
「一回ちょっとご飯でもどう?今度はいつ都合がいいの?」
ということになってしまい、
「9月はちょっと当直がこんでて…。」
「じゃ、10月で。それまでに決めないでね」
「えっと、あのその…」
確かに、いろんな科を回るので、それぞれに結構面白いなと思ったりしちゃうんです。
優柔不断ですから。
「いいよ~、向いてるよ。是非おいでよ」とか言われちゃうと、
「うーん、そうかな」
なんて思っちゃうんです。
そんなことしてると、気づいたときには多重債務に。
はぁ、いったいなんでこんなことに。初志貫徹してるつもりなですが…。
この調子だと、今日もまた金縛りにあいそうです…。
悩み多き今日この頃です。