|
カテゴリ:感想
クリント・イーストウッドのこの映画を見ました。
正直、この映画の落としどころはどこなのだろう?と思ってみていました。 女子ボクサーのマギーとトレーナーのフランキーの話で、最初はマギーのシンデレラストーリーなのかと思ったが、マギーの複雑な家庭事情がその予想を変えていった。 貧乏な生活が続いていたマギーだが、フランキーがトレーナーとしてついてくれたことにより、ボクシングで成功していく。そして、遠くに住む家族に家を買ってあげる。しかし、家族は家よりむしろお金を要求する(家があると生活保護を受けられないという理由から)。 そして、一つの大きな事件が起こる。 後半30分はとても悲しいお話で、でも、一つのラブストーリーなんだなあ、って感じた。 最後のシーンは人の命とは何なのだろう?生きるというのはどういうことなのだろう?と思った。 この映画、BGMというのがほとんどなく、登場人物の会話とナレーションにより成り立っている。 映像の作りはおとなしく、ストーリーに集中できる作りになっている。 でも、ワンシーンだけ、すごくきれいな絵があった。 ボクシングジムの入り口から見た、空が白んできたときの町並み。これがすごくきれいで、このストーリーを象徴しているような気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 3, 2006 03:37:04 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|