・厚顔無恥とはこの人の為にある言葉
「斎藤知事は身の処し方を真剣に考えるべきだ」 片山氏が問う責任朝日新聞 2025年5月27日 17時30分 兵庫県の斎藤元彦知事らを内部告発した元県民局長の私的情報に関する情報漏洩疑惑を調べていた第三者調査委員会は27日、当時の総務部長が斎藤知事らの指示で漏洩をした可能性が高い、とする報告書を公表した。元鳥取県知事で、大正大地域構想研究所長の片山善博さんは「身の処し方を考えるべきだ」と話す。 ――第三者委は、情報漏洩は知事らの指示のもとに行われた可能性が高いと結論づけた。 告発が知事や副知事に関するものだったので、前総務部長が相談なく、議会に告発者の私的文書を触れ回るということは考えづらい。私の役所での経験からしても、結論に違和感はない。 ――仮に知事が指示をしたのであれば、どういった意図があったと思うか。 告発内容と関係のないプライバシーを暴くことによって告発者をさらし者にし、告発内容の信頼性をおとしめたかったのではないか。 公益通報者保護法に反して通報者捜しをした上で、公用パソコンを押収した。違法な手段で得た情報を使って通報者をさらし者にするというのは論外だ。 ――報告書では、前総務部長が情報を漏洩したと認定した。 職務上知り得た秘密を漏洩するのは、地方公務員法違反に問われる行為だ。それを指示したとすれば知事も同法違反の共犯や教唆に問われる可能性がある。また、元県民局長のプライバシーをさらすという行為は名誉毀損罪にも当たるのではないか。 ――今回の報告書を受けて、知事はどうするべきか。 心あたりがあるのであれば、素直に認めるべきだ。ただ、今回の報告書が出る前から、公益通報者保護法に反する行為を第三者委に指摘されており「アウト」だった。いくら(昨年11月の知事)選挙で選ばれたからといって違法行為の責任を問われない、というわけではない。 権力を持つ人は謙虚でなければならない。告発をされたら告発者を攻撃する、という行為は間違っている。報告書を「重く受け止める」と言って受け流すのではなく、どう身を処すべきか真剣に考えるべきだ。 ――県議会に求められることは。 知事は漏洩の指示を否定している。虚偽の陳述をした場合に罰則を受ける百条委員会を改めて開き、うそをつけない環境で、知事や前総務部長をもう一度調査するというのは一つの手ではないか。そうすれば、どちらが正しいのかを県民に示すことができる。【朝日新聞;元記事はこちらへ】◆都道府県は国の子会社でも子分でもないし住民の直接選挙で選ばれる都知事・県知事は強大な権限を持っているらしい。いい加減誰かがコイツの首に鈴をつけらんないのかと思うが国が首を突っ込んで簡単に知事を辞めさせられるものでもないらしい。 厚顔無恥な知事がこうやって「(情報漏洩の)指示したという認識はない」だの「県としては適切だったと考えている」だの「県政を前に進める」だのと自分のワルサを認めず淡々と強弁を繰り返す手法はいつかの日本国総理大臣を見習っているのかとも思う。 テレビのニュースにこの人が出てくるたびに嫌な気持ちになる。もういい加減自分の犯した間違いの責任について正面から向き合ってはどうなのかと思う。選挙で再選されたことで刑事的な禊が済んだことにはならないはずだ。こんな厚顔無恥なヤツをこのまま逃しちゃいけないと思う。(兵庫県民の一定数はそうは思っていないんだろうが)