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カテゴリ:環境&気象
サンゴ北上、最速年間14キロ 日本近海、温暖化影響? asahi.com 2011年1月23日17時18分 長崎県五島列島で見つかった枝状サンゴ「スギノキミドリイシ」=国立環境研究所提供 海水温の上昇により日本周辺で起きているサンゴの北上が、最大で年間14キロのペースで進んでいることが国立環境研究所などの調査で分かった。千葉県館山市沖など、過去にサンゴが見られなかった海域でダイバーが目撃する例が増えているが、分布拡大の実態はつかめていなかった。 日本近海の冬季の海水温は過去100年間で1.1~1.6度上昇した。地球温暖化の影響とみられる。(中略) その結果、4種類のサンゴで、分布域の北上が確認できた。最も北上の速度が速かった熱帯性の枝状サンゴ「スギノキミドリイシ」は、鹿児島県種子島で1988年に確認後、2008年に北に約280キロ離れた五島列島にまで広がった。年間14キロのペースで北上した計算になる。 このまま海水温の上昇が続けば、熱帯性のサンゴが日本近海の温帯域に進出し、生態系が大きく変わる可能性がある。同研究所は新年度から、日本周辺8地域の60以上の地点で、10年間かけてサンゴの分布の変化を調べる予定だ。 ◇この記事を「あ~、サンゴの海が広がってるんだ~」と読み過ごしてはいけない。サンゴが広がるということは海藻が追いやられるということです。つまりニッポン近海では熱帯魚みたいな派手な色のサカナしか獲れなくなりつつあるってこと。新聞は、魚の生息域も北上してしまって捕れるべき魚が捕れなくなっていると書いてくれなきゃいけないんだよね。 ←「温暖化」なんてやさしい言葉より、「気候変動」と呼び代えた方がいいと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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