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“ガス抜き”初老日記 (analyzer的独白)

2021.05.08
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カテゴリ:時事&立腹
熊本日日新聞 新生面 05月03日 09:13

 「人流」とは「人の流れ」のこと。新型コロナウイルスの感染再拡大をきっかけに、政府が対策のキーワードとして盛んに使うようになった言葉である。

 本紙の記事データベースによると、「人流」が本格的に紙上に登場し始めたのは今年に入ってから。政府が商業施設などにも営業時間の短縮を要請するようになると「人流」の使用頻度も急速に増えた。

 お役所言葉である「人流」に引っかかりを覚える人もいる。作家の平野啓一郎さんもその一人。自身のツイッターに「政治的に、コントロールすべきもの」という意味で使われているから、と違和感の理由をつぶやいている。(以下略)

【熊本日日新聞;元記事はこちら


 ◆わたしもこの「人流」という単語に違和感を持つひとりです。最近よく聞くようになった政治用語、新語らしいです。モノの流れ=物流、それなら人の流れは「人流」と表記しようということでしょうか。「人流の抑制」なんて、ヒトを人とは見ない中央官庁らしい表現だと思う。

 新自由主義下、国際競争力強化策として「失業なき労働移動の実現(雇用の流動化)」とかいう名目で大企業の人件費負担を軽減する政策が取られ正規雇用労働者を派遣労働者化することが加速しました。この仕組み作りの旗を振ったのはコイズミ政権下のタケナカヘイゾー氏です。(←結果的に極悪人ですよコイツ)

 労働者を「労働力」という数字でしか見ず、個人の生活や人生設計なんてことは考慮せず安価な労働力を大量生産しました。結果、結婚できないほどの低所得の若者を大量に作り出し少子化を加速することになります。少子化による人口減少は将来経済の縮小を招きます。与党は失業率が下がったと自慢するけれど中身をよく見ればちっともバラ色ではないのです。

 この流れの中でわたしはサラリーマン生活を送ってきました。政治家や中央官僚、経済学者という生き物は労働者はヒトではなく「労働力」という数字に過ぎないのかという違和感を感じそれはタケナカヘイゾー氏と経団連ミタライ会長(当時)への憤りに変わりました。ミタライ氏のキヤノンは派遣労働者拡大で旨い汁を吸った(ブラック)企業の代表と認識しています。話がそれました。

 「人流」ではなく「人の流れ」或いは「人的流通」ではダメなんでしょうか。長いんですかねぇ。「人流の抑制」なんてヒトを人扱いしないような用語で議論しているから血の通った対策が打てないんだ。人の心に訴えるような発信ができないんだ。わたしたち平民の心に響かないから「スガさんやコイケさんの言う通り2週間必死で自粛しよう」とはならないんだ。

 国があって民があるんじゃない。民の暮らしが成り立つ社会があってこそ国があるんだと思う。ヒトを人扱いしない国が栄えようはずがない。人の暮らしを見つめない政治が平和で豊かな社会を実現するはずがない。政治家・中央官僚の皆さん、上級国民の目で国民を下に見るのではなく下級国民の暮らしを見つめてください。あなた方どっちを見て舵取りしてるのさ?






最終更新日  2021.05.08 14:16:17
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