・「不勉強」なホワイトハウス報道官
(前略)「日本はコメに700%の関税を課している」 その場でレビット氏は関税への理解について記者から疑問を呈されたものの、「あなたが私の経済知識を試すのは侮辱的だ。質問させたのを後悔している」そう笑顔のまま“逆ギレ”までしてみせたのだ。(中略) 彼女のトランプ氏への献身ぶりには恐れ入るが、ボスと同じく、冒頭のような“舌禍”が絶えない。「今年1月、アメリカからガザ地区にコンドーム購入のため5000万ドルの税金が使われる予定だったのを、トランプ政権が阻止したとレビット氏は主張しました。しかしその後、そんな事実はないと複数の専門家から突っ込まれ、誤りだと分かったのです」(政治部記者) 加えて冒頭の発言の翌日には「関税政策に対応し、アサヒビールがアメリカに製造拠点を移す」と発言し、これも同社から否定された。 トランプ氏に肯定的な内容なら、事実誤認などお構いなしなのである。 国際ジャーナリストの山田敏弘氏が苦言を呈す。「会見での堂々とした振る舞いは見事ですが、レビット氏が勉強不足なのは否めません。生粋の“トランプ信者”である彼女は、彼(トランプ氏)の言い分に忠実な発言をしているだけで、疑うということもないのです」【週刊新潮 2025年3月27日号】◆この若い報道官の発言の信ぴょう性は中国外務省報道官のそれと50歩100歩だと思ってニュースを笑って見るようになった。威勢がいいのは結構だがこの方もトランプ氏同様に独善が大変強い。政府のスポークスマンが語ることが必ずしも真実だとは思っていないが信ぴょう性を疑われ笑われているといういのはどうだろうか。だいたいコイツは何者なんだろう。 2022年にニューハンプシャー州で下院議員選挙に出馬したが落選し、2023年に高校時代から6年間付き合った彼氏を捨て(?)資産600万ドル(約9億円)の32歳年上の不動産事業家と結婚しているとか。… ふーむ、つまりなんとしても成り上がりたい女性ってことかな? その為なら利用できるものはなんでも利用する。今後の選挙の為にはカネ持ちの夫の次の後ろ楯トランプ氏のご機嫌を損なうわけにはいかないってことか。正義より真実より良心より、自身の保身や成功が大事ということだろう。