2006/11/25(土)16:32
【弐】吃喜糖
≪胡小姐の場合.1≫
この結婚写真は、以前の話にも出てきた総務の胡小姐と旦那さん。
今年の3月にメデタく結婚し、
写真を送ってきてくれました^^
スッピンの顔しか見た事なかったから、
綺麗でビックリ!!
この彼女の結婚については、
最初から成り行きを聞いていたので、
ちょっと紹介したいと思います。
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胡小姐は元々河北人。
お兄さんが結婚して江蘇に住んでいるので、
それを頼って仕事を見つけに来て、ウチの会社に入りました。
そろそろお年頃だから(26歳)、と。
去年の春、義理の姉さんから紹介されたという男性は、
●勤務先は台湾企業
●持ち家(親からもらった)
●本地人(地元戸籍)
重要なのは「家付き」という点。中国の人って、結婚相手が持ち家がどうかをすごく気にするな。
「家くらいないと嫁もらえない」
と皆、言ってた。
あの江蘇の中途半端な街でも、昔ならともかく、
今なら平米2500元はするようになったのに。
もし新しく買うっていうなら男性側は大変な負担だと思う。
義理のお姉さんは「彼で手を打ちなさい!!」と、
とても勧めたんだとか。(家あるから)
胡小姐も、好みではなかったものの
結婚を前提とする条件としてはOKだったので
取り敢えず付き合う事に。
何度かデートもして。
彼はとても優しい性格だったらしく。
何でも彼女のいう事を聞く。
そんな彼に胡小姐は物足りずイライラして
「ついて来ないで!あっち行って!」
等、ツンツンの態度。
しかし彼は意にも介さず、
「好きだから、しようがないじゃない」等と言って諦めず。***********************************************************
私は会社の女性従業員の中では、胡小姐と親しい方で。
「今、こんな状態なんです」
と休み時間なんかに聞いていまして。
(私は「うんうん、それで?それで???」⇒オバサン状態^^;;)
ホントはお悩み相談も受けたかったんだけど、
でもね。。
日本と中国じゃ、環境が違うから、
具体的なアドバイスなんて無理。
まず、経済的な事。
お給料や物価も全然違うしね。
また持ち家にこだわる感覚が。(つまりは経済力だけど)
「若けりゃ、最初は借家でいいんじゃない?」
「好きなら、どこに住んでもいいんじゃないの?」
なんて言っても、受け入れてもらえないし。。。
この彼の出現前に胡小姐から聞いた話。
胡小姐は18歳くらいの時に、
故郷で、とても好きな人がいたらしく。
でも彼の家が貧しかったので、
胡パパの猛反対にあい、彼が胡小姐から離れていったらしい。
「私、彼の為なら、どんな事でも耐えるつもりでいたんです」
涙をボロボロ流しながら話す彼女に、
胸が痛くなりました。
中国の子も冷めてるようで、
そういう恋愛するんだ~…
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以前の話を知っているだけに、
私が言えたのは
私 「自分の気持ちを大事にしてな~」
胡 「私、彼は嫌いじゃありませんから。どっちか言うと好きかも」
私 「そうなんだ。じゃ、前進あるのみね!!^^」****************************************************
その内、胡小姐は彼の実家にも遊びに行くようになり。
二人の意思も固まった頃。
胡小姐の実家へ二人で挨拶に行く事になったそうな。
胡小姐のお父さんは、校長先生。
話を聞いていると典型的な亭主関白。
お母さん以下、子供達もお父さんを立てる家庭で。
でも、そんなお父さんと胡小姐は何度か衝突した事もあったらしい。
「ウチの父は頑固だから」という話を聞いて、胡小姐の彼は
「俺、怖いよ~」
とビビってたらしい^^;;
暫くタイミングを見計らった後、
とうとう覚悟を決めて、国慶節休みを利用し
胡小姐の実家に挨拶へ。。。
さて、
「胆小鬼(小心者)」な彼は、怖い胡パパにちゃんと挨拶できるのかしら…
長くなるので
次へ持ち越します^^;; 対不起…
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