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2013/10/30(水)19:35

恐るべしユナイテッド航空のマイレージプラスJCBゴールドカード

渡航へのプロローグ(30)

にほんブログ村  今夏、ANAのマイレージで国内を飛ぶことにいささか抵抗感があったこともあり、ユナイテッド航空のJCBカードを取得して、そのマイレージで国内をタダ旅行しようと思い立った。 抵抗感というのは、マイレージは国際線アッパークラスで使用してこそその価値があるという、個人的信念があったからだ。信念というとまるで人生の糧にしてきたような言い方になるが、それぐらいの気持ちじゃないと毎年のように国際線でビジネスクラスには乗れないような気がする・・・ そんな信念がありながらも、今年は既に2回もANAの国内線特典航空券を使った「いっしょにマイル割」での発券を済ませている。それはホノルル行きを先日キャンセルしたことから有効期限切れの近いマイレージが大量発生したことや、家計はそんなに楽ではないのに結婚式や娘の要望で東京に行くことになったからで、決してそんな信念を曲げたものではない。いや、別に曲げてもいいんだけどね (^^ゞ ちなみに急に飛行機に乗る必要が発生した場合に、この「いっしょにマイル割」はすごいお得だ。 なにせローシーズンだと、10,000マイル支出して二人分で地元と羽田が往復20,000円で済んでしまう。細かい金額は抜きにして、1週間くらい前の予約の特割で二人分購入するよりも50,000円も安くなった。これはマイル単価にすると、国際線ビジネスクラスの交換率に匹敵、あるいはそれ以上の価値になる。 国内でのマイル利用も、使い方によってはかなりお得なんだと今更ながら学習した。 もっともマイレージでの座席供給数は限られていて、直近でその空席がなければこの割引運賃は使えないし、今回知ったことだが、片道10,000円で購入するこの「いっしょにマイル割」は有償航空券でありながら特典航空券の座席供給数と枠が一緒だった。てっきり、特典枠があれば有償分として運賃にかかわらずOKだと思っていた。簡単に言えば、特典航空券の空席が1席しかなかった場合、マイルでは乗れても「いっしょにマイル割」では他に購入できないということだ。いや~今回初めて使った割引運賃だったけど勉強になった~ ※基本中の基本なんだろうけど、使ったことが無かったので知らなかった(^^ゞ   航空旅行 2013年 12月号 [雑誌] 価格:1,500円(税込、送料込) 楽天ブックスで詳細を見る   さて話がちょっとそれたが、このユナイテッドのマイレージカードを発行するに至った背景はジツはもうひとつあった。 それは、過去残念な思いをしたJALファーストクラスの旅だ。 なんとかファーストクラスは乗れたけど、ラウンジに入っていない! どうしてもJALのラウンジに入ってみたいという思いが、ここ数年マニア心のどこかに残っていて気持ちが悪かった。 しかし、前回の轍を踏まないためにもファーストには有償で乗る必要があり、行ったら帰ってこなくてはならないという至極簡単な事実が資金不足の問題を解決できないでいた。不足というか、お金はなんとかしようと思えばできるのだけど、その旅行に向ける資金を工面する意欲が湧かなかった。 そこで、ユナイテッドのマイレージを利用してその資金不足を解決すれば!という考えが湧いたのだ。 もっとも、それは、ユナイテッドのマイレージ制度をよく知り始めると、解決するどころか「あれ?なんだか別の方向に曲がっちゃった?」みたいな結果になりつつある。 以下、そんなちょっとトホホな空港マニアの計画をブログで書き残しておくことにした。     つい先日、いよいよ目標だった11月15日までのユナイテッドJCBゴールドカード(以下UJGカードという)の目標利用30万円が9月の欧州旅行も手伝って達成されつつある中でマイルの使い道を考えていた。 (^^ゞ 現実味を帯びてくると先が楽しみになるものだ。また、こういう時間が一番楽しい。 今回のUJG入会キャンペーンで取得するマイル数はおよそ17,500。あとちょっと貯めて目標は18,000だ。 入会ボーナスとか使用金額に応じたボーナスが凄いのに加え、100円で1.5マイルももらえるもんだから、まさに右肩あがりでマイルが貯まっていった。  日常生活で30万円買い物するだけでこんなにマイルがもらえるなんて、世の中甘すぎやしないかと思うが・・・というか、こんなキャンペーンがいったいどれほどの企業利益に結び付くのだろうか?しかも15万円以上使ったら15,750円の年会費(ゴールドカードのみ)もキャッシュバックになる。  もう、どうでもいいから、とにかくカードを使ってちょうだい!と言わんばかりの大盤振る舞いだ。  それに、UJGには他のカード会社で大多数が採用している航空会社のマイレージへの移行手数料が存在しない! たまに6,000円以上も必要になるカードがある中で移行にお金がかからないなんてなんと太っ腹なカードだ! 30万円の買い物だけで、ほぼタダで飛行機に乗れるという、マイレージ初心者が聞いたら俄かには信じがたいネズミ溝に匹敵するような怪しい仕組みだ。 いや、まだ実際に使ってないから、がっくりくるような秘密があるのかもしれないが・・・・ そういうネガティブな話はさていおいて、ジツはこれだけではない更にこのUJGカードには凄いメリットがあった。  ユナイテッドは同じスターアライアンスのANAの日本国内線でも使えるのは周知のとおりだが、よく調べてみたら、ANAでは離島などの特殊な場合を除いて、基本1区間の往復に最低12,000マイ(レギュラーシーズン)必要になるのに対して、なんとユナイテッドは普通に経由が可能なのだ! 完全に国際線区間扱いにしている。 また、更に凄いのが、片道が半分の6,000マイルで済むってことだ。ANAはレギラーシーズンの往復12,000マイル区間だと片道9,000マイルも必要になる。 それがキッカリ半分で載せてくれる。これは凄いことだ・・・・  すると、札幌(に行くとはまだ決めてないが)と羽田の1区間だけ乗るのはもったいないな~というなんだか資金不足をすっかり忘れたような思考に陥り、こんだけ便利なんだから2回に分けて楽しもう!という気分になってしまった。要するに片道利用で6,000マイル+往復利用で12,000マイルで計18,000マイルの利用計画だ。 ちなみに片道とは、札幌→羽田→地元空港を考えている。 地元空港→羽田に、ANAよりもお得だとはいえ6,000マイルを消費するのがもったいなくなってしまったのだ (^^ゞ そんな中でユナイテッドのマイルを有効(かどうかはだんだん解らなくなってきたが)に使うために考えた旅程は次回の内容のとおりだ!  (続く)   にほんブログ村

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