彼と20年ぶりに再会して
そのうれしさと、そして胸の苦しみを
ここに綴り始めた
いろんな人と知り合って
色んな恋があることを知った
当時の日記はもう消してしまったけれど
彼への想い
彼の言葉、ひとことひとこと
メールの文字、一字一句綴っていた
思わせぶりな彼の態度に惑わされ
わがまま言ったり、泣いたり、喜んだり
季節に一度くらい
それも彼の気が向いたとき
私の気持ちが限界、と彼が感じた時だけ
ほんの数時間、会うことができた
一生懸命いろんな話をして
少しだけ手をつないでもらって
そして優しいKissだけくれた
それだけだった
それ以上をふたりは望んでいなかったし
そうなることは「終わり」に向かうことだと
だから・・・
私の恋
そこらじゅうにある「不倫」とは絶対違うんだ、って
ずっとずっとそう思ってたし
ほんとうにふたりはそれを選ばずに
長い時間を過ごした