あなたはだいじなたからもの ~絵本で子育て              ほるぷこども図書館~

2006/10/11(水)23:32

図鑑のある生活

今日は、運動会の代休で休みでした。 少しだけみぃは、風邪をひいていたので、近くの公園に行きました。 公園に行く途中で、畑があって作業をしている方がいました。 「これ、何かな?」とみぃが言うので、「聞いてごらん」と言うと、 みぃが「この葉っぱ何ですか?」と聞きました。 そうしたら、白菜だそうです。 あまりに小さくて、白菜とは思いませんでした。 これが育って、あの大きい白菜になるんですね。 細い葉っぱにみぃが興味を示して、お聞きしたら、「ニンニク」だそうです。 ニンニクの白い部分と、ニンニクの芽しかしらなかったので、 葉っぱからは想像も付きませんでした。 空き地をバッタが飛んでおり、みぃは「トノサマバッタかな?」 と言ってました。 ところで、我が家で導入している図鑑は、「科学のアルバム」です。 こちらの図鑑は、種類を調べるような図鑑ではありませんが、「命そのもの」を 丁寧に追っています。 虫や、鳥、植物にもお父さんやお母さんがいて、生きてそして子孫を残し、 死んでいく様・・・ 生まれて、そして死ぬまでの歴史が、写真と文章でまざまざと浮かぶのです。 こんな図鑑はなかなかありません。 そういうところが、子供を引きつけて、そして「生」を感じさせて、 周りの生き物に愛着を持たせるのだと思います。 最初、2歳半でこの図鑑を導入した時には、ちょっと早かったかなと思いました。 私自身が、小学校の図書室で科学のアルバムを見た記憶があるからです。 でも、みぃがもうすぐ4歳になる今となっては、まさにそれがベストのタイミングだったと 思います。 もちろん、内容的に理解して使いこなすのは、小学生になってからかもしれません。 実際小学校卒業くらいまでは充分使える内容です。 ただ、「図鑑と共にある生活」、これは小学生になってからでは 難しいと考えています。 幼児は、絵本と図鑑の区別をしているわけでもなく、勉強のツールとして 見ているわけではありません。 虫を見たときに、そしてお月様を見たときに、そんな時に、折に触れて親と一緒に見て、 感動できるということ。 これは、今だから出来ると思うのです。 そして、家にこんな図鑑があって、娘と共にそういう生活が出来ることを幸せに思っています。 west@みぃ3才11ヶ月

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