夢のつづき・・・・・・・・・・・by Kaze

　いつもの道だから，何も考えないでハンドルを握っていた。
小さな峠を越えるだけなのに何故か空の色が気になった。
川縁の道，なぜだろう・・・明るすぎる３つのライトが川に映り，暮れかかる空の鉛色と重なっていた。
　窓を通りすぎる風が冷たく感じたのは，昨日の夕方からだ。
「夏も終わるんだな。
　風は，もう秋なんだよね。」
いつものように独り言をつぶやいていた。

　左手が，後部座席のカメラの入った鞄に何気なく伸びていた。
いつも曲がるはずの交差点をまっすぐに進み，車を止めた。
もう，日が暮れ，少しだけ空がオレンジ色を残していた。
無造作にカメラを取り出し，何気なくシャッターを押そうとしていた。
何故だろう，シャッターが切れなかった。あまりにも暗くなったせい？
AFからMNに変え，やっとシャッターが切れた。
「えっ？？？開いたまま閉じない？？」
そう・・・Bの状態で３０秒ほど経った。
すごくぶれた画像・・・・・

２～３枚撮影して，車を走らせ家路についた。

写真は，明日ですね。今日は，ちょっと疲れました。