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2017/01/10
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大山 7

 インド、香港訪問を終えて、山本伸一の一行が成田空港に到着したのは、2月20日午後7時のことであった。
 伸一は、心に期(き)していた。
 “間もなく「七つの鐘」が鳴り終わり、21世紀への5年ごとの新しい歩みが始まる。今こそ、力強く、その助走(じょそう)を開始する時だ! 新しい離陸(りりく)のためには、エンジンを全開にして疾走(しっそう)しなければならない。それだけに、油断(ゆだん)を排(はい)し、細心の注意を払(はら)うことだ。皆が心を一つに、希望の前進を開始できるように、これまで以上に同志の激励に徹(てっ)しよう。一人でも多くのメンバーに会い、広宣流布に生き抜く創価の精神を訴(うった)え抜(ぬ)いていこう!”

 帰国翌日の21日は、インド訪問について新聞各紙から依頼されていた原稿(げんこう)の執筆(しゅっぴつ)に力を注いだ。22日は、来日中の北欧メンバーを激励したあと千葉指導へ向かい、25日には、信濃町の創価文化会館に集った山梨(やまなし)や茨城(いばらぎ)の同志と記念のカメラに納まった。
 さらに27日には神奈川県に舞台を移し、藤沢市の湘南文化会館で行われた湘南圏大ブロック担当員(後の地区婦人部長)勤行会に臨(のぞ)み、引き続き同会館で開催された藤沢支部結成16周年の勤行会でも指導。しかも、この勤行会は3回にわたったのである。
 そして翌日には、2回にわたる小田原文化会館の開館記念勤行会に出席している。
 まさに間断なき全力疾走(ぜんりょくしっそう)の日々であった。

 このころ、またもや各地で、宗門僧(しょうもんそう)による学会攻撃が繰(く)り返されるようになっていた。彼は、いかにして会員を守るか、ひたすら心を砕(くだ)いた。本来、前年の11月7日に行われた創価学会創立48周年を記念する代表幹部会で僧俗和合(そうぞくわごう)が再確認され、事態(じたい)は収束(しゅうそく)に向かうはずであった。
 しかし、この代表幹部会の直後から、学会の和解(わかい)は偽装(ぎそう)であるなどという意図的(いとてき)な話を、一部の週刊誌などが盛んに書き立てた。背後で、学会攻撃を煽(あお)る陰湿(いんしつ)な謀略(ぼうりゃく)が進んでいたのだ。
 険難(けんなん)の峰(みね)こそが創価の師子の征路(せいろ)である。
(2017年 1月10日付 聖教新聞)






Last updated  2017/01/10 10:57:01 AM
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