御書と歩む
池田先生が贈る指針
94 妙法は“世界第一の良薬”
入道殿(にゅうどうどの)は閻浮提(えんぶだい)の内(うち)日本国の人なり、しかも身に病をうけられて候(そうろう)「病之良薬(びょうしろうやく)の経文顕然(けんねん)なり
(妙心尼御前御返事、1479ページ)
〈通 解〉
(妙法蓮華経の五字は「全世界の人の病(やまい)の良薬(りょうやく)」と説かれているが)入道殿(にゅうどうどの)は、この「全世界」の中の日本国の人である。しかも、その身(み)に病(やまい)を受けられている。「病の良薬」の経文は、はっきりとしている。
同志への指針
妙法とは、生命の無上の「良薬(りょうやく)」である。
いかなる病魔(びょうま)にも負(ま)けない大生命力を涌現(ゆげん)できる。医療を最大に生かす智慧(ちえ)も発揮(はっき)できる。必ずや幸と栄光の境涯(きょうがい)を開いていけるのだ。
この大良薬の功力(くりき)を引き出すのが、信心である。強盛な祈りと聡明(そうめい)な生活で、断じて健康長寿の人生であれ! わが宝友に、私と妻は、朝な夕な、題目を送っている。
(2017年11月21日付 聖教新聞)