御書と歩む
池田先生が贈る指針
95 信心即生活の賢者たれ
敵(てき)と申す者はわすれさせてねらふものなり、是(これ)より後(のち)に若(もし)やの御旅(おんたび)には御馬(おんうま)をおしましませ給ふべからず、よき馬にのらせ給へ
(四条金吾殿御返事、1185ページ)
〈通 解〉
およそ敵というものは、(その存在を)忘れさせて狙(ねら)うものである。今後もしも旅に出られる際は、馬を惜(お)しんではならない。良い馬にお乗りなさい。
同志への指針
門下の無事を願い、乗る馬のことまで案じられる。これが御本仏のお心である。
油断(ゆだん)と慢心(まんしん)に魔(ま)は忍(しの)び寄(よ)る。「信心即生活」とは観念(かんねん)ではない。惰性(だせい)を排(はい)して、具体的に勝ち取るものだ。
張(は)りのある勤行と教養ある生活リズムで健康管理を! 交通事故や火災に注意し、悪縁(あくえん)を寄せ付けぬ鋭(するど)き用心(ようじん)を!
栄光の人生を飾りゆく創価の賢者(けんじゃ)たれ!
(2017年11月23日付 聖教新聞)