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2018.11.15
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「人間革命の歌」誕生の淵源 

『新・人間革命』第23巻「勇気」の章より

勇気 45

 山本伸一は、青年時代に『同志の人々』を読んだ時、強く胸を打たれた。志をもった人間の生き方に、鋭い示唆を投げかける作品であると思った。
 彼は、是枝の苦渋の選択に、理想と現実の狭間で、矛盾と向き合い、葛藤を超えねばならぬ、革命に生きる人生の厳しさを感じた。
 また、再挙を理由に、同志の殺害を決めた藩士たちと、死んでいった公家臣下の父子と、人間として、どちらが勝者で、どちらが敗者かを考えざるを得なかった。
 やがて幕府は倒れ、明治維新は訪れる。しかし、いかに自己正当化しようとも、藩士たちが、討幕を誓い合った、父子の殺害を決めたことは、同志への裏切りにほかならない。
 それは、人間の信義を破り、自らの手で理想を汚してしまったことになる。
 同志を裏切ったという事実は、自身の生命に、無残な傷跡を刻み、永遠にうずき、さいなみ続けるにちがいない。
 それに対して、最後まで革命の理想を信じて、その成就を藩士たちに託して、堂々と自ら死んでいった公家臣下の父親こそ、人間として勝者といえるのかもしれない。

 伸一は、思った。
 “広宣流布の使命に生きる学会のなかにも、牧口先生の時代から、目先の利害や、安逸、保身のために、あるいは、迫害を恐れるゆえに、同志を、いや、師匠をも裏切っていった人間がいた。これからも現れるにちがいない。
 しかし、断じて、そんな人間に屈してはならないし、翻弄されてもならない……”
 彼は、「人間革命の歌」の作詞にあたって、『同志の人々』を思い起こした。
 そして、全会員に、“広宣流布という人生最極の理想に生き抜き、三世に輝く永遠の勝利者の道を歩んでほしい”と呼びかける思いで、1番から3番までの歌詞の2行目に、「同志」という言葉を使ったのである。
 しかし、あえて、その2行目を、削る決断をしたのだ。


勇気 46

 新しいものを創造するには、時には、これまで作り上げてきたものへのこだわりを、躊躇なく捨てる勇気が必要な場合もある。
 山本伸一は、きっぱりとした口調で、皆に語った。
 「2行目を削るようにして、曲を考え直すことにしよう。1行目が、それぞれ、『君も立て 我も立つ』『君も征け 我も征く』『君も見よ 我も見る』だから、そこに2行目の『同志』という意味も含まれている。4行詞にして、再び挑戦だ!」
 また、曲の調整が始まった。
 ほどなく、出来上がった。
 曲に合わせて、皆で歌ってみた。
 「では、録音しよう」
 伸一が呼びかけると、学生部の音楽委員会の代表が言った。
 「先生、文化会館の地下の集会室に、今日の本部幹部会の開会前に合唱を披露した、富士学生合唱団のメンバーがおります」
 「それなら、合唱団に歌ってもらおう」
 その青年は、合唱団を呼びに行った。
 伸一は、さらに、歌詞を推敲し始めた。
 メンバーがそろい、ピアノを囲んで、練習が始まった。
 それを聴きながら、伸一は言った。
 「2番の『吹雪も恐れじ』のところだが、『吹雪に胸はり』に直そう。『恐れじ』は古い感じがするし、内心、びくびくしているように聞こえてもいけない。みんな師子なんだもの、胸を張った方がいいだろう」
 「はい!」
 適当なところで妥協し、よしとしていたのでは、最高のものは作れない。妥協なき、熾烈な挑戦の果てに、栄光はある。
 伸一は、合唱団に、力強く呼びかけた。
 「さあ、録音だ。明るく、伸び伸びと歌うんだよ。伴奏はピアノとマリンバがいいね」
 彼は、自ら合唱団のために、マイクの高さを調節した。
 若き師子たちの歌う「人間革命の歌」が、はつらつと場内に響いた。


勇気 47

 「ありがとう。この『人間革命の歌』は、新しい人間文化創造の原点になる歌だ。
 では、合唱団の皆さんと記念撮影しよう」
 山本伸一は、一緒にカメラに納まった。
 このあと彼は、海外メンバーの代表らと、夕食を共にしながら、打ち合わせを行った。その席で、「人間革命の歌」を録音したテープをかけ、皆に紹介した。
 何度もテープを聴くうちに、歌詞にも、曲にも、また、手直ししたい個所が出てきた。
 打ち合わせが終わると、伸一は、本部に戻って、居合わせた幹部にテープを聴かせた。
 「どうかね。率直な感想を聞きたいんだ。感じたままを言ってもらいたい」
 伸一は、皆の声、意見を大切にした。衆知は、時に仏智の輝きを放つからだ。
 その幹部は、答えた。
 「すばらしいと思いますが、なかほどに平板なリズムが続くので、その辺りを、もう少し変えた方がよいのではないかと思います」
 「私も、そう感じていたところなんだよ。よし、やり直しだ!」
 ――「完全なるものへ、あるが上にも完全へと。これが我らのすべてに対する祈りである」とは、学会創立の父・牧口常三郎の信条であった。
 伸一は、作曲の応援をしてもらった音楽教師の青年らに、もう一度、来てもらうことにした。午後8時過ぎ、音楽教師が駆けつけた。
 「何度も足を運ばせて、申し訳ないね。テープを聴き直してみると、歌詞にも、曲にも、納得できない個所があるんだよ。
 まず、1番の歌詞の『平和と慈悲との 旗高く』だ。ここは、『正義と勇気の 旗高く』にしようと思う。
 平和、慈悲といっても、仏法の正義を断じて貫こうという勇気から始まる。戸田先生は、『慈悲に代わるものは勇気です。勇気をもって、正しいものは正しいと語っていくことが慈悲に通じる』と、よく言われていた。臆病を打ち破り、勇気をもって戦いを起こしてこそ、自身の人間革命がある」


勇気 48

 山本伸一は、2番の3行目の「地より涌きたる」にも筆を入れ、「地よりか涌きたる」とした。さらに、2番の2行目の「遙かな空の 晴れやかな」の「空」を「虹」に直した。
 「ここは、『地よりか』とした方が、力が入るんだよ。それと、『空』より『虹』とした方が、夢があるし、色彩が豊かになる」
 そして、彼は、声を出して、歌詞を読み返し、大きく頷いた。
 「よし。さあ、次は曲だ!」
 伸一は、ピアノの前で腕を組み、しばらく、じっと考えていた。
 “曲のメリハリをきかせるには、どうすればよいか……”
 声を掛けることもためらわれる、真剣そのものといった顔である。

 一つ一つの事柄を、徹して完全無欠なものにしていく――それは、広宣流布の“戦人”ともいうべき彼の哲学であった。
 蒲田支部での2月闘争においても、札幌の夏季指導でも、大阪の戦いでも、山口の開拓指導でも、計画を練りに練り、万全な準備をして臨んだ。
 会合一つとっても、焦点の定まらぬ、歓喜の爆発がない会合など、絶対に開かなかった。それでは、忙しいなか、集って来てくださった方々に、失礼であり、貴重な時間を奪うことにもなると考えたからだ。
 ゆえに、自分が話す内容について熟慮を重ねることはもとより、式次第や他の登壇者の原稿、会場の設営や照明にいたるまで、詳細にチェックし、打ち合わせも綿密に行い、常に最高のものをめざしてきた。妥協は、敗因の温床であるからだ。
 “参加者の心を一新させ、大歓喜と闘魂を燃え上がらせることができるか!”
 彼は、必死であった。1回の会合、1回の打ち合わせ、1軒の家庭指導を、すべて最高のものにしてみせるぞと、全力を尽くした。それがあってこそ、勝利があるからだ。
 おざなりの行動で、その場を取り繕うことはできても、待っているのは敗北である。


勇気 49

 山本伸一は、3行目の「正義と勇気の 旗高く」の個所は、音程を次第に上げていき、そして、「旗高く」は、繰り返して、強調しようと思った。彼は、歌を口ずさんでみた。
 音楽教師の青年が、譜面に手を入れ、歌いながらピアノを弾いた。
 「よし、これに決めよう!」
 伸一は言った。
 遂に、「人間革命の歌」が完成したのだ。1976年(昭和51年)7月18日、午後8時40分であった。
 早速、音楽教師に、ピアノを弾きながら歌ってもらい、それをテープに吹き込んだ。
 「この歌詞と譜面を、明日の聖教新聞に発表しよう。今なら、まだ、間に合うね」
 伸一は、こう言うと、録音された「人間革命の歌」のテープを聴いた。

 一、君も立て 我も立つ
   広布の天地に 一人立て
   正義と勇気の 
   旗高く 旗高く
   創価桜の 道ひらけ


 二、君も征け 我も征く
   吹雪に胸はり いざや征け
   地よりか涌きたる
   我なれば 我なれば
   この世で果たさん 使命あり


 三、君も見よ 我も見る
   遙かな虹の 晴れやかな
   陽出ずる世紀は 
   凛々しくも 凛々しくも
     人間革命 光あれ

 ホイットマンは歌った。
 「情熱、脈搏、活力、すべてにおいて測りしれぬ『いのち』をそなえ、奔放自在な振舞いができるよう神聖な法則どおりに造られた、陽気で『新しい人間』をわたしは歌う」(注)
 伸一は、その「新しい人間」への道を、歌い、示したかったのである。

引用文献
 注 ホイットマン著「『自分自身』をわたしは歌う」(『草の葉』所収)酒本雅之訳、岩波書店







最終更新日  2018.11.15 00:10:09
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