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2019/04/19
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カテゴリ:信仰体験

​​信仰体験 いま想う 戦後74年   4 

沖縄戦、アルゼンチン移住を経て 
 ​​

“いちゃりば兄弟”心の壁を取り払おう 
 

【群馬県桐生市】 左耳は74年前から聞こえない。右耳に着ける補聴器の電池を入れ替えながら、島袋トシさん(82)=新里支部、副白ゆり長=が「戦争を思い出すと涙がぽろぽろ出るよ」と。それでも、記憶を書き留めたメモや写真を手に語ってくれた。沖縄戦では山中に身を潜めた。移住先のアルゼンチンでも、戦火がまた身近に起こった。今、命を尊ぶ沖縄の心を子や孫に伝えて生きる――。



沖縄戦


 太平洋戦争末期、沖縄本島およびその周辺で行われた日米の戦闘。1945年(昭和20年)4月の米軍上陸から約3カ月にわたる軍民混在の激しい地上戦で、「鉄の暴風」といわれる空爆や艦砲射撃などによって甚大な被害が出た。犠牲者は、一般県民約9万4,000人と沖縄県出身軍人軍属、他都道府県出身兵、米兵を合わせて20万人を超える。


 マルビナス(フォークランド)戦争
 1982年(昭和57年)、南大西洋にあるマルビナス(フォークランド)諸島の領有を巡り、アルゼンチンとイギリスの間に起こった争い。



 1045年(昭和20年)、沖縄本島北部の今帰仁村。ここは中南部に住む人々の疎開先だったが、4月1日の米軍による本島上陸を経て、被害を受けていく。


 当時8歳の島袋さんは母、祖母、妹と村を出て、集落の人と山に隠れた。米軍から逃れるため、壕で生活した。

 あの日。艦砲射撃による猛烈な爆音が近くで響いた。次の瞬間、左耳を押さえて母親に泣きついた。
 

「お母さん、耳が痛い。聞こえない」


 手当てのしようがなかった。「我慢してね」。やつれた母を見て、口をつぐんだ。思いをはせたのはアルゼンチン。


 貧しさなどを理由に海外へと移住した多くの沖縄県民と同様、7年前、一足先に父親が暮らしていた。父は何をしているのか。想像を巡らせては不安を紛らせた。


 ある日を境に空からビラがまかれ始める。片言の日本語も聞こえてきた。


 「コロシハセヌ、オリテコイ」
 投降を促すアメリカ軍の声。“うそだ。殺される”。心でそう叫んだ。壕にいる人たちも誰も信じなかった。


 それでも結局、6月に村の中心者が投降に応じ、一斉に収容される。山から下り、白や黒い肌の米兵を初めて目にした。集落の家にあった写真が地面に散らばっていた。それらを踏みつける兵士に恐怖が募った。


 トラックの荷台で運ばれ、収容所でのテント生活が始まる。マラリアが流行し、祖母は息を引き取った。


 戦争が終わればよくなると思ったが、戦後も変わらず悲惨だった。街には戦災孤児たちがあふれ、まきを拾いに山へ入った時には人骨を見つけた。


 「食べ物がなくて、着る物もなくて。悲惨だった。どんなことがあっても、戦争だけは絶対にあってはならない。


 父は“沖縄は全滅”と聞いたようです。私たちのことを諦めて生きる意欲を失い、自暴自棄になったんです」


 海に面し、自然にあふれていた今帰仁村。だが景色は変わり果てた。“戦争さえなければ”。アメリカを憎み、境遇を嘆いた。父が暮らすアルゼンチンに行くことだけを願った。



 移住が決まり、アルゼンチンへ向かう船に乗ったのは1950年。途中、アジアやアフリカ大陸の各地に寄港した。


 中国でのこと。港から船をにらみ付ける群衆を見た。言葉は理解できなくても、罵声だと感じ取った。刃物を持つ人もいた。
 島袋さんは思わず、船上にいた大人に聞いた。
 

「どうして、あんなことするのかな」「中国はね……」
 続く言葉に胸が締め付けられた。「日本軍に殺された人がたくさんいるんだよ。悪いことをされたから怒っているんだ」


 2カ月半の船旅で、中国人青年と知り合う。勇気を出して、名前を書いたメモを手渡す。どんな反応があるか不安だった。青年も自らの名前を漢字で記し、笑顔を返してくれた。


 大好きな沖縄の言葉。「命どぅ宝」(命こそ宝)。「いちゃりば兄弟」(行き会えば、兄弟)。この心を大切にしたかった。


 父と再会した時、一緒にカチャーシーを踊った。あの日から移住生活は47年に。その間、「よく泣いたし、人間の愚かさをまた知った」。


 家族そろっての花卉栽培。言葉が分からず悔しい思いをした。差別もあった。沖縄が恋しかった。


 夫(故人)と結婚後、移住地で広がる創価学会の信心を知ったのは68年。先に入会した母が明るくなる姿に、幸せへの光を感じた。


 ブエノスアイレスで入会後、題目を唱えては仕事に精を出す。3人の子を育てる中、支えになったのは、日本で池田先生と出会いを結んだ同志の話だった。渾身の励ましを送る師匠の様子を聞いては、心を奮い立たせた。


 82年、マルビナス(フォークランド)戦争が勃発する。「寝られなくてね。壕が掘れる場所を考えた」


 ある日、隣人の息子がアルゼンチン軍の一人として戦死したことを聞いた。「悲しくて。戦争を繰り返す“人間の愚かさ”を感じました。だから、一族を学会ファミリーにして、世界の平和に貢献していこうと決めたんです」



 現在、島袋さんは次女の平良リリアナさん(56)=婦人部員=一家と群馬で暮らす。長女の町田パトリシアさん(58)=婦人部副グループ長=の家族も近くで生活。出稼ぎで来日後、日本で生きると決めた娘たちに続き、97年、島袋さんも日本へ戻った。
 

「スペイン語と沖縄の方言をちゃんぽんにして生きてきたから、最初は言葉になじめなくてね。小学校にはほとんど行けなかったから、漢字も読めないし。婦人部の人と勉強しながら覚えました。今は毎日が本当に楽しい」


 庭でゴーヤーなどを育て、沖縄やアルゼンチンの料理を振る舞う。老人会では皆でカチャーシーを踊ることも。
 

「世界中の人に、“いちゃりば兄弟”だよって言いたいね」と平和を願う島袋さんの姿、ひたむきな思いに触れ、次々に子や孫が創価学会に入会した。


 長女の夫・町田宗徳さん(55)=副創価長(副ブロック長)=はボリビアで生まれ、アルゼンチンで暮らした日系移民2世。信心を始めて心境の変化があったという。


 「ボリビアやアルゼンチンで“外国人”として見られて育ち、日本でもやっぱり“外国人”です。壁を感じて

きました。


 でも、信心をして気が付きました。マルビナス戦争以後、僕にとってイギリス人は“敵”でした。自分の中にも、同じように人を分け隔てる心があったんです」


   池田先生は語っている。


 「戦争を起こす元凶は人間である。人間の魔性の心である。ゆえに人間が変わらなければ、戦争は永遠に

なくならない。そのためには、日本人であるとか、アメリカ人であるとか、そういう次元を超えた、世界市民を育成するしかない。すべての人間と手を取りあって進みゆく、正しき哲学と実力をあわせ持った世界市民の連帯を広げていくしかない」

 孫たちは、10代、20代で入会した。町田ダミアンさん(33)=男子地区リーダー、ルカスさん(30)=男子部本部長、みどりさん=県女子部主任部長、平良アンディさん(26)=男子部ニュー・リーダー=らの活躍が島袋さんの誇りだ。
 

「祖母に恩返しがしたい」と語るルカスさんから、昨年、沖縄旅行に誘われた。孫と共に訪れたのは今帰仁村や沖縄研修道場。島袋さんはあふれる涙を拭いて、平和を誓った。


(2019年4月19日 聖教新聞)







Last updated  2019/04/23 11:30:45 PM
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