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2020/08/08
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〈危機の時代を生きる〉 徳之島に暮らす、7カ国語を話すアルゼンチン人

 
 鹿児島市の南約500キロ、奄美群島の中央にある徳之島。この島に、アルゼンチン出身の地区部長がいる。


 ギジェルモ・ラミレスさん(47)は、創価大学で工学博士号を取得したコンピューター・セキュリティーの専門家。しかもスペイン語、英語、日本語をはじめ、7カ国語を使いこなす。


 地球の反対側からやって来た国際人が徳之島に移住したのは、なぜか――。彼の離島暮らしを追った。(記事=掛川俊明、野田栄一)
  


人生の価値は、人のつながりの中に
 ラミレスさんは、島内の高校で非常勤講師を務め、情報科の授業を担当。二つの保育園でも英語を教えている。
 昨年2月には会社を設立。コンピューター・セキュリティーの研究開発と多言語のウェブサイト制作などを手掛ける一方、語学教室やパソコン教室も運営し、子どもから高齢者まで、多くの生徒が集まる。
  


 教育に携わるのが、ずっと夢だった。自分が磨いてきたIT(情報技術)と語学を教えられることが、うれしくて仕方がない。
 

「今は、デジタルの時代でしょ。ITと語学のスキルを身に付ければ、どこにいても、世界を相手に仕事ができる」
  


 高校卒業後、就職や進学で島を離れる子どもは多い。「僕は、徳之島にいながらでも、夢をかなえられるようにしてあげたいんだ」


 この島の風景は、どこか故郷と似ている――。
  


    


 ラミレスさんが育ったのは、アルゼンチンの北部、自然豊かなコリエンテス州だった。
 

 
1987年(昭和62年)、父・ドミンゴさんが心臓発作で他界。父は生前、家族の中で一人、SGI(創価学会インタナショナル)の活動に励んでいた。


 父亡き後、一家で信心を受け継ぐ。当時、地元の町にはSGIメンバーは4人しかいなかった。会合参加も40キロ離れた隣町へ。
 

14歳のラミレスさんも母と折伏に励み、2年ほどで町のメンバーは約10倍になった。
  


 「クラスメート全員に語ったよ。成績もどんどん伸びて、地元の難関大学にも進めた。信心の功徳だね」
      


 99年、26歳の時に日本でのSGI青年研修会に参加。期間中、創価大学を訪問し、“池田先生が創立された大学で学び直したい”と誓う。


 帰国すると、半年後の留学を目指して、税務署の仕事に加え、学校の講師とプログラミングのアルバイトも掛け持ちし、学費をためた。
  


 日本へ旅立つ直前、父が世話になったSGIの壮年にあいさつに行った。


 「お父さんは“息子を創価大学に行かせたい”と、いつも語ってたんだよ」


 初めて知る亡き父の夢――涙が込み上げた。
  


 創大では、別科で日本語を学んだ後、工学部へ。大学院まで進み、10年間、在籍した。その間、妹のナタリアさんも創大に留学。


 自分と妹の学費を賄うため、いくつもアルバイトをしながら、研究に励んだ。


 「給料日の前は、食べる物にも困った。それでも明け方まで研究に追われて……」
   
本部幹部会の席上、池田先生はラミレスさん㊧を包み込むように激励した(2006年9月、東京牧口記念会館で)
 
   そんな2006年9月。父を亡くし苦学するラミレスさんの様子を聞いた創立者・池田先生の提案で、父母の名を冠した“夫婦桜”が創大構内に植樹されることに。


 ラミレスさんは植樹の当日、本部幹部会にも参加した。
 会合の席上、先生はラミレスさんを壇上で抱き締めた。「全部、分かっているよ。頑張るんだよ」。何度も肩をたたき、励ました。
  


 その後、ラミレスさんは国際標準のコンピューター・セキュリティーの研究に打ち込んだ。


 「苦しくてどうしようもない時は、何度も桜の下に行きました。先生の『頑張るんだよ』って声を思い出して。“僕は独りじゃない、先生が見守ってくれている”って力が湧くんです」
  


 国際会議にも何度も参加し、創大の留学生で初となる工学博士号を取得。卒業後は、東京の企業や京都の研究機関に勤めた。
 

 だが、ビジネスは熾烈な競争の世界。都会の暮らしは人間関係が希薄で、会社では文化の壁も感じた。
 “自分は何のために日本に来たんだ……”。帰宅すると毎晩、部屋で一人、遠く離れた故郷を思った。
  


 その頃、毎年のように徳之島を訪れていた。大学院進学の保証人になってくれた知人が同島の出身で、会いに行っていたのだ。


 緑の山、澄んだ空気、人との触れ合い。島に来ると、故郷に帰ったような気がした。


 滞在中、自動販売機の前で、買ったはずの飲み物が出てこずに困っていた老婦人を助けた。すると翌日、お礼にと、たくさんの野菜を持って来てくれた。
  


 「なんだか、この島にずっといたいと思った。ちょうど仕事の契約も切れて。アメリカやドバイの会社から誘いはあったけど、断って」。2017年、徳之島に移住した。
 

 
 
大事なのは“心”を結ぶこと
 島に移り住んで3年が過ぎた。畑仕事を手伝い、土まみれになってジャガイモを掘り出し、島口(方言)や島唄、三線も習った。
 

「僕が島を愛するほど、島の人たちも僕を大切にしてくれる」
  


 学会活動でも、その姿勢は変わらない。「御書が大好き!」と語るラミレスさんは、何カ所も座談会に呼ばれる。


 付箋をたくさん貼った御書を開き、日本語・英語・スペイン語で御文を紹介すると、参加者も大喜び。
 

 
 昨年からは地区部長として、地道な訪問・激励に徹し、信頼を結ぶ。


 島では“学会のラミレスさん”と、誰もが知っている。「だから悪いことはできないよ(笑い)」
  
 


 本年、新型コロナウイルスの影響は、徳之島にも――。


 島内に感染者は出ていないが、勤務先の高校は休校に。自分の教室も休業し、収入は激減した。


 「嘆いていても仕方がないから、題目だね。祈って祈って」
  


 すると、知人の島民からIT(情報技術)関連の仕事が舞い込み、さらに島の特産品を紹介するウェブサイトの作成依頼も。「島のつながりに助けられたよ」


 5月には学校も再開し、語学・パソコン教室も通常の運営に戻した。
  
  

 
仕事でITを活用する一方で、学会の地区部長としては、オンラインの学会活動には少し慎重だった。地区内には、電波の入らない場所があり、80代以上の壮年部員も多い。


 「オンラインだと参加できない人がいるのがつらい。だから、僕は聖教新聞の記事を書き写した、励ましのカードを作って、みんなに届けているんだ」
  


 オンラインはあくまでツール(手段)であり、「大事なのは“心のつながり”を結ぶこと」だと、ラミレスさんは言う。
  


 創価大学の開学の日に、創立者・池田先生は、「労苦と使命の中にのみ 人生の価値は生まれる」「英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな」との二つの指針を学生に贈った。
 ラミレスさんも、この言葉をずっと大切にしてきた。
    
 「たしかに、島の暮らしは不便も多い。人間関係が窮屈だと思う人もいるかもしれない。だけど、僕にとっては、目の前の人を幸せにできる、すてきな“つながり”なんだ」
  
 自分が磨いてきたスキルを何に使うのか。人生の価値はコンピューターでは計算できない。
 ラミレスさんは、「生きる幸せは、人のつながりの中で実感するもの」と。
  
 最後に、「今まで住んだ場所の中で、どこが一番ですか」と尋ねると、「創大の滝山寮だね!」と即答。喜びも悩みもさらけ出して、仲間と語り合った日々が、今もラミレスさんを支えている。
  
  
●ご感想をお寄せください
 kansou@seikyo-np.jp
 ファクス 03―5360―9613


(2020年8月8日 聖教新聞)







Last updated  2020/08/08 08:04:25 PM
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