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映画「人間革命」「続・人間革命」が最高画質・4Kになって初のテレビ(BS)放送 ※映画「人間革命」の11月14日(土)午後7時からの放送回は無料で視聴できます。詳しい視聴方法はこちら。 映画「人間革命」「続・人間革命」4Kデジタルリマスター版 スカパーにて無料放送決定!! 05:16
日本が世界に誇る名作「ゴジラ」の生みの親の一人で、東宝の著名なプロデューサーだった田中友幸を中心に、 脚本:橋本忍 監督:舛田利雄 出演:丹波哲郎や芦田伸介、渡哲也など豪華俳優陣 が名を連ねるなど、当時の日本映画界最高の体制によって製作され、観客動員は500万人を数えるなど、日本映画の興行収入の記録を塗り替える大ヒットとなった。 さらに、続編の映画「続・人間革命」(76年〈同51年〉6月公開)は、前作を超え、同年の日本映画で第1位の興行収入を記録している。
映画「人間革命」では、 ・教育者であった初代会長・牧口常三郎先生との出会い ・創価教育学会の設立 ・軍部政府による弾圧 ・獄中の悟達 ・創価学会の再建 といったシーンがある一方、映画「続・人間革命」では、 ・戦後初の地方折伏 ・山本伸一との出会い ・第2代会長就任 ・恒久平和の訴え などの場面が登場する。 戸田先生役の丹波哲郎や山本伸一役のあおい輝彦をはじめとする出演陣の熱演、特技監督・中野昭慶による大迫力の特撮シーンに注目したい。 後年、原作者の池田先生がつづった小説『新・人間革命』第18巻「師子吼」の章には、映画製作に至る秘話や、映画関係者との心の交流などが記されている。 その中には、プロデューサーの田中友幸から脚本を依頼された橋本忍が、小説『人間革命』のほかに、学会の歴史や仏法の法理に関する出版物などを集めては、丹念に目を通したり、学会員とも会って話を聞いたりするシーンがある。 それを読むと、橋本が本当に思い悩んでいたことがうかがい知れる。 「田中の自宅を訪ねた。橋本は思案に暮れていた。 『難しいですね。何を素材にしてまとめたらよいのか、まだ、はっきりしません。仏教の解明のような映画になったら、堅苦しくてしょうがないし……』 対話は、深夜二時まで続いた」 「十界をどう描けばよいのか。なかんずく仏界をどう理解し、表現すればよいのか――彼の悩みは深かった」 しかも、脚本が遅々として進まないばかりか、同じ姿勢で机に向かい続けたために、持病の脊椎の病が悪化していたようだ。 小説によれば、橋本が脚本の完成に費やしたのは、研究期間も含め、1年8カ月。それまでに一番時間をかけた仕事が9カ月というから、その倍以上の時間を注いだことになる。
映画「続・人間革命」の製作中、池田先生が、東京・砧の東宝スタジオに招かれた折のこと。 そこには、山本伸一が青年時代を過ごした「青葉荘」が、驚くほど正確に再現されていた。 先生は俳優陣と話をする一方、小道具の責任者の手を握って語った。 「懐かしい! よくこんな古い本がそろいましたね。さぞ大変だったでしょう」「名優も、皆さん方の努力があってこそ光るのですね」 小道具のスタッフたちは、神田の古本街や国会図書館などを探し回って、3カ月もかけて準備して、最後の1冊がそろったのは撮影の前日だった。 その小道具の責任者は、思わぬ先生のねぎらいの言葉に涙をこぼしたという。 居合わせた照明技師はこう語っていた。「こんな原作者はいない。ふつうは気取って撮影所に入ってきて、出て行くんですよ」「立派な人だ。みんなに気を配って、自然で、温かくて。これほど我々の苦労をわかってくれた人はいない」 大ヒットとなった映画「人間革命」「続・人間革命」。後年、池田先生は、製作の思い出とともに、「映画『人間革命』『続・人間革命』の底流には、師を信じぬく心の勝利の結晶が光っている」とつづり、関係者をたたえている。
【人間革命<4Kデジタルリマスター版>】出演は丹波哲郎、芦田伸介ほか。放送日時=11月14日(土)午後7時から。 ※テレビ初放送。再放送あり(11月28日〈土〉午後9時から)。2Kダウンコンバートにて放送。 ※無料放送は11月14日(土)午後7時からの放送回のみとなります。再放送は無料放送対象外ですので、ご注意ください。 【続・人間革命<4Kデジタルリマスター版>】出演は丹波哲郎、あおい輝彦ほか。放送日時=12月予定。※テレビ初放送。2Kダウンコンバートにて放送。 詳しい視聴方法は、日本映画専門チャンネルの特設ページを参照してください。 無料放送対象外の放送回の視聴にはスカパー!などへの加入が必要となります。スカパー!の場合、基本料金の429円(税込み)と日本映画専門チャンネルの月額視聴料770円(税込み)がかかります。 加入に関する問い合わせ先=日本映画専門チャンネルお客様総合窓口、電話0120―200―675(受付時間=午前10時~午後8時)。
補足 映画 『人間革命』160分 戸田先生の事業、学会本部、戸田先生と山本伸一との出会い、戸田先生の会長就任まで。 小説の第2巻~第5巻『烈日』の章までを描います。
最終更新日
2020.10.12 12:44:33
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