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晴ればれとBlog

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池田先生のスピーチ

2018.04.09
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「世界広布新時代第32回本部幹部会」(先月25日、札幌市の北海道池田講堂)の席上、1993年12月の本部幹部会での池田先生のスピーチ映像が上映された。友情拡大の春を進みゆく友への指針として掲載する。

永遠に崩れぬ「仏」の境涯を開け
励ましはスピードで決まる
ともに悩みともに祈る
学会こそ人生の「安全の軌道」

 一、先日も、ある方が言われていた。
 「何があっても、創価学会は朗らかに前進している。すごいことですね。この何10年、全部そうですね。全部、朗らかに乗りきっていますね」と。
 そのとおり、私どもは一切の波を押しのけ、乗り越えて、戦い、勝った。重ねて「よく頑張ってくださいました」と御礼申し上げたい。

「能く忍ぶ」強さを
 一、仏の別名を「能忍(のうにん)」という。「能(よ)く忍(しの)ぶ」。何でも耐えていける人のことである。
 何があっても恐れない。何があっても屈しない。迫害されようが、牢へ入れられようが、全部、耐えぬいて、不平ひとつ言わない。こういう人には、だれもかなわない。
 その意味で、人間として「最高の幸福」の根底は、何があっても「能く忍ぶ」強さである。生きて生きて生きぬく力である。それが「仏」の境涯なのである。創価学会には、この力がみなぎっている。ゆえに耐えぬいた。ゆえに勝った。

 一、「仏」という三世永遠に崩れない幸福境涯をかためるのが、信仰の目的である。
そのために今世の仏道修行がある。今世を戦いぬいて、その境涯を勝ち取っていくのである。
 「永遠」から見れば、30年や50年は、あっという間である。
 「仏」の境涯になる「原因」を、自分自身がつくっていく。そして、その「結実」を証明する、最高に幸福な自分自身となっていく。それが仏道修行である。
 どんな世界にも「修行」はある。柔道、剣道、相撲、ピアノ、その他、修行なくして向上があるはずがない。勝利があるはずがない。
 耐えて練習しぬいて、その「道」を進んでいく。技を磨き、学問を磨いていく。それで初めて上達がある。これが道理である。
 「仏法は道理」であり、仏道修行も同じく、耐えて進んだ人が勝つ。
 これからも、さまざまな波があるにちがいない。何があろうと、わが学会は、平然として、生きぬき、勝ちぬき、永遠に「この道」を堂々と歩んでまいりたい。

 一、牧口先生が“最も感銘した”と言われた言葉がある。
 『創価教育学体系』の中で、スウェーデンの化学者であり、ノーベル賞の設立者でもあるノーベルのある言葉を引いて、「余の一生中にこれ程力強き適切なる教訓を、言語の上で受けた事がない」(『牧口常三郎全集』第5巻)と言われた。いわば、仏法以外に“一生でいちばん共感した言葉”という意味である。
 その言葉とは、「遺産は相続することが出来るが、幸福は相続する事は出来ぬ」であった。
 事実、財産を相続したために堕落したり、悪人や愚かな人間となって不幸を招く場合も多い。
 幸福は相続できない。「幸福」は、だれからも与えられない。だれも与えることはできない。
 「幸福」は、自分自身が「創造」する以外にない。自分自身の正しき信行で勝ち取る以外にない。これが仏法である。これが牧口先生の信条であった。

 一、ゆえに牧口先生は、「教育」と「信仰」を通して、「自分で幸福を創造できる人間」「価値を創造できる人間」をつくろうとされた。それ以外に、人類を幸せにする方法はないからである。
 「創価」すなわち「価値創造」の「価値」(美・利・善)とは、「幸福」の別名である。その意味で、創価学会とは、「幸福創造」の学会であり、「幸福創造」の道を学ぶ集いなのである。
 「財産は相続できるが、幸福は相続できない」──「財産」を「地位」や「知識」などに置き換えても同じである。「地位」は相続できても、「幸福」は相続できない。
「知識」は継承できても、「幸福」は継承できない。“地位イコール幸福”でも、“知識イコール幸福”でもない。これが真理と思うが、どうだろうか。

牧口先生の信条
 一、牧口先生は一生涯、「どうすれば人間が幸福になれるか」を追求された。
 その結論は「教育革命」以外にない、より根本的には「宗教革命」以外にない、ということであった。
 人間をつくる、すなわち「人間革命」する以外に幸福はないのである。
 この点、牧口先生は、「だれかの力で幸福になる」とか、「だれかに祈ってもらう」などという“おすがり信仰”とは、初めから正反対であった。これが学会の創始者である。

 一、人生は、「生老病死」との戦いである。
 しかし私どもは、妙法の「生死即涅槃(しょうじそくねはん)」の力用によって、生死の苦しみを、そのま
ま悟りへ、すなわち幸福の境涯へと開いていける。何があろうとも、大聖人の絶対の加護がある。このことを確信しきっていくことである。
 私どもは凡夫である。当然、さまざまな悩みや、病気などの困難にあうこともある。
しかし、同じ苦難であっても、学会の世界では、多くの同志がともに悩み、心をこめて祈ってくれる。
 これほど、ありがたい世界はない。これほど喜びの大きい、人生の“安全の軌道”を歩んでいける世界は、ほかに絶対にない。

 一、大聖人は、あるお手紙で仰せである。
 「貴辺(きへん)此(この)の病(やまい)を受くるの理(ことわり)或人(あるひと)之(これを)を告(つぐ)ぐ予(よ)日夜朝暮(にちやちょうぼ)に法華経に申し上げ朝暮(ちょうぼ)に青天(せいてん)に訴(うった)う除病(じょびょう)の由(よし)今日之を聞く喜悦(きえつ)何事(なにごとか)か之に過ぎん、事事(ことごと)見参(けんざん)を期(き)せん」(御書1298ページ)
 ──あなたが、この病気にかかったことを、ある人が報告してきたので、私は(病気平癒を)日夜、朝となく夕となく、法華経に申し上げ、朝夕に青天に訴えてきましたが、病が治ったことを、きょう聞きました。これ以上、喜ばしいことはありません。くわしいことは、お会いしたときに申し上げましょう──
 なんという慈愛のお言葉であろうか。病気は、その本人にとって重大問題である。
それを、ご自身の重大問題としてとらえ、日夜、祈ってくださっている。
 そして、病気が治ったことを“本当によかった。これほどうれしいことはない”と、喜び、励まされている。
 さらに、“くわしいことは、またお会いしたときに聞かせてください。語り合いましょう”と。
 大切な会員のために真剣に祈り、守りぬく。これが創価学会である。だからこそ、いかなる迫害にもビクともしないで、ここまで発展してきた。

頑健・健康・長寿で
 一、信心の根本は「祈り」である。自身のこと、友のことを、具体的に祈っていくことである。
 「慈悲」の根本も祈りである。「指導」の根本も祈りである。「指揮」をとる根本も祈りである。その根本を忘れると、すべて御本尊から外れた“策”になってしまう。策は、結局、空転し、皆に迷惑をかけるだけである。

 一、また大聖人は、“病気が回復した”という報告を聞かれると、その日のうちにお手紙をしたためられ、すぐに励ましておられる。間髪を入れず、迅速そのもののお振る舞いであられる。
 大聖人のお振る舞いを拝して、私も報告を聞いたら、すぐに反応し、手を打つよう徹してきた。
 報告を聞いたなら、すぐに「反応」すること、すぐに「手を打つ」こと。これが、リーダーの鉄則である。この迅速な行動があるかぎり、学会は栄えていく。その人自身も成長する。その分、大勢の人を救っていける。
 一事が万事である。国でも、会社でも、反応がいい組織や団体は伸びていく。反応が悪い組織は、暗く沈滞してしまう。まして、現代はスピードの時代である。車のスピード違反はいけないが(爆笑)、勝負は「スピード」が決め手となる。
 ある人は、“学会の発展の原因も、指導者のスピードにある”と見抜いていた。迅速また迅速に、会員のため、広布のために行動するリーダーであってほしい。

 一、祈りを根本に、全員が「頑健」「健康」「長寿」の生命を、御本尊からいただいてもらいたい。また、御本尊に祈り願って、「朗らかな日々」を生きゆく「無量の智慧」を、わかせていただきたい。そして悠々と、縦横・自在、自由奔放に行動し、広布の指揮をとっていかれるよう期待したい。


(2018年4月4日 聖教新聞)







最終更新日  2018.04.09 12:10:05
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2011.05.07
新時代第48回本部幹部会の席上、新時代第12回本部幹部会での名誉会長のスピーチの抜粋が紹介されました。

新時代第12回本部幹部会
関西広布55周年記念
広布第2幕 第1回関西総会での名誉会長のスピーチ
(2007年11月8日 関西池田記念館)

 〈池田SGI(創価学会インタナショナル)会長は、入場するや、そばにあったピアノのもとへ。恩師・戸田第2代会長が大好きだった"大楠公"の曲、そして「さくら」を万感込めて演奏。〉

 一、新しい大関西の法城での新出発の幹部会、本当におめでとう!(大拍手)
 関西は立派に成長した。世界の同志が憧れる関西となった。
 世界の関西、万歳!
 大関西の人材の城、万歳! と私は叫びたい。

 愛する関西 
 一、ここで、戸田先生のご指導を紹介したい。
 先生のご指導は、明快である。先生の言葉を、私は何よりも大事にしてきた。
 妻とともに、先生が言われたことを、毎日、夜遅くまで書き残してきた。今もすべて、大切に残してある。
 それほど、私は、師匠の仰せを大切にしてきた。

 師匠のため同志のため 
 一、昭和30年10月、第1回の大阪・堺支部の総会で、戸田先生は語られた。
 「百年の大計、いな、何千年の平和の大計をたて、もって、日蓮大聖人様の御恩に報ずるとともに、民衆万年の幸福を確立することが、創価学会の使命である」
 リーダーはとくに、この言葉を、深くかみしめていただきたい。
 このご指導の通りに、私はやってきた。

 同じ昭和30年の秋、戸田先生は私に言われた。
 「大作、関西に行ってくれ!
 関西がどうなるかで、広宣流布の50年先、100年先の学会が決まってしまうからだ。
 絶対に負けられぬ戦いだ。関西に広布の一大拠点を作ってくれ給え!
 断じて、戸田自身のためにも、勝ってくれ!」
 「大阪の戦い」の前年であった。
 私は、戸田先生のため、同志のために戦った。そして、見事に勝利した。皆様とともに、だれもなしえなかった大偉業を達成することができたのである(大拍手)。

 全力を挙げて! 
 一、戸田先生はご指導された。
 「青年には意気がある。青年を育成せよ」
 今再び、青年を育成したい。
 全力を挙げて青年部を信頼する。全力を挙げて青年部を尊敬し、青年部を先頭に立てて、前進する。そういう時代である。

 戸田先生は叫ばれた。
 「広宣流布は、一生の戦いである。いな、永遠の戦いである。
 たとえ苦難の嵐があっても、断じて負けるな!
 嵐の中に、剣を高く掲げながら、時の到来とともに、戦いの雄叫びを上げて進むのだ」
 嵐を突き抜けて、私は戦い抜いてきた。仕事においても、折伏の戦いにおいても、すべて勝利の結果を出してきた。

君よ若いうちに自らを鍛えよ
一、戸田先生は述べておられた。
 「鉄は熱いうちに打て! 人間も若いうちに自らを鍛えねばならない」
 「本当に私の指導を身をもって受けた人間と、そうでない者とは、根本的に力が違う」
 青年時代の訓練が、どれほど大切か。今の私があるのも、ひとえに戸田先生の厳しい薫陶のおかげである。
また先生は「青年部は、礼儀正しく、勇ましくあれ! 冷静沈着にして、剛毅であれ!」と訴えておられた。
 この言葉を若き友に贈りたい。
 私は、この指導通りに戦ってきた。すべてにわたって、微塵も先生を裏切ることはなかった。
 それこそ、はたから見れば"バカではないか"というくらい、まじめに真剣に戦ってきた。一切を師匠に捧げてきた。
 しかし、だからこそ私は勝った。師弟とは、こういうものだ。
 親子以上の深い絆で結ばれたものなのである。

 一、ドイツの文豪ゲーテは綴った。
 「功績だけではなく誠実というものが、人を人らしくする」(池内紀訳『ファウスト 第二部』集英社文庫) 
 誠実が、人間を真の勝利者にするのである。
 また、ゲーテは詩の中でこう記している。
 「足どりは喘(あえ)いでも/歯を喰いしばって登るのだ!/さあ行け 休んではならぬ/希望を胸に頑張るのだ/」(山口四郎訳「くさぐさの歌」、『ゲーテ全集1』所収、潮出版社)

 毎日毎日、すべてが挑戦だ。
 ゲーテは綴った。
 「『教えてほしい いつまでもあなたが若い秘密を』/何でもないことさ つねに大いなるものに喜びを感じることだ/偉大なものはいつも新鮮で心を暖め活気づける/ところがつまらぬ奴らは
 つまらぬものにかまけて凍えているのだ」(内藤道雄訳「エピグラム風に」、同)
 つまらないものにとらわれると、心が貧しくなってしまう。
 大いなる目的に生きゆく人は、いつまでも若々しい。年齢を重ねても、常に「青年」の気概で前進したい。

積極果敢に打って出よ
 一、また、ゲーテは詩劇の中で綴る。
 「この地上には/まだまだ偉業をなしとげる余地がたっぷりあるんだ」(山下肇訳「ファウスト 悲劇第二部」、『ゲーテ全集3』所収、潮出版社)
 本当に、その通りだ。

 さらに、ゲーテは記している。
 「たじろぐな/立ち向かえ/果敢に打って出れば/何だってできるもの」(池内紀訳『ファウスト第二部』集英社文庫)

 関西青年部に、この言葉を贈りたい。青年が先頭に立って、積極果敢(せっきょくかかん)に打って出よう!(大拍手)

 一、私は、昭和54年の4月24日、第3代会長を辞任した。
 その背後には、広宣流布に命を捧げてきた私の心など知ろうともしない、野心と嫉妬の輩による卑劣な陰謀があったことは、皆さんがご存じの通りだ。
 理不尽極まる辞任の日の夜、自宅に戻った私を、妻は、いつものように、ニコニコと微笑みながら迎えてくれた。
 そして、「これで世界中の同志の皆さんのところへ行けますね」「自由が来ましたね」「本当のあなたの仕事ができますね」と明るく励ましてくれたのである。
 続く5月3日、実質的に会長辞任の総会となった八王子での本部総会を終えて、私は、学会本部には戻らずに、神奈川へ向かった。
 神奈川文化会館から見た海は、青く、また清く、どこまでも広がっていた。
 この海は世界につながっている。私は世界へ行こう! ちっぽけな日本に未練はない。戸田先生の不二の弟子として、全世界に広宣流布の波動を広げていくのだ!──それが当時の私の強き決心であった。
 そして今、SGIの平和と人道の連帯は、世界190カ国・地域に広がった。
 著名な世界の指導者や識者の皆さんも、SGIの民衆運動に限りない期待と賞讃を寄せてくださっている。
 SGIの勝利こそ、私の祈りであり、私の勝利である。

 一、私が19歳から信条としてきた言葉を紹介したい。
 それは、幕末の思想家・佐久間象山(さくましょうざん)の一詩である。
 「謗(そし)る者は汝(なんじ)の謗るに任せ/嗤(わら)う者は汝の嗤うに任す/天公本我(てんこうもとわれ)を知る/他人の知るを覓(もと)めず」
 ──謗る者は、勝手に謗るがよい。笑う者は、勝手に笑うがよい。天は私のことを知ってくれている。他人から認められようなどとは、いささかも思っていない──
 天が、太陽が、我らを見ているのだ。ゆえに、だれに何と謗られようとも、自らに恥じることがないかぎり、堂々とわが道を行け。
今いる場所で断じて勝つのだ──この決心である。

 一、ともあれ、関西の大発展と創価学会の大勝利のために、不滅の人材城を、我々の力で築いてまいりたい。
 仏法という永遠の次元で見るならば、目先のことで、一喜一憂する必要はまったくない。
 最後は信心している者が勝つ。学会が勝つに決まっているのである。
 この大確信で進んでいこう! 胸を張って!(大拍手)


 最後に皆で、お題目を100遍、唱えたい。〈SGI会長を導師に全員で唱題する〉
 皆さん方ご一家が、永遠に幸福であるように祈らせていただきました。
 海外の皆様、本当にご苦労さまでした。
 日本の皆さんは、海外の同志を最大に大切にしてあげてください。よろしくお願いします。
 以上で、私のスピーチを終了します。
 お体に気をつけて!
 長時間、ありがとう!(大拍手)
(2007年11月14日付 聖教新聞より抜粋)






最終更新日  2011.05.08 00:22:52
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2011.05.03

名誉会長のスピーチから抜粋

 一、向こう百年の計をどうするか。
 それを熟慮し、打てる手は全部、打っておく。
 この決心で、私は今、全力をあげている。

「開目抄」には、「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」との経文が引かれている(御書231ページ)。
  
「5・3」不滅の歴史
 
会長推戴(すいたい)の叫び

 一、桜花の季節とともに、今年もまた、「4・2」そして「5・3」がめぐり来る。
 私が、第三代会長に就任したのは、今から46年前。昭和35年(1960年)の5月3日だった。32歳であった。

 戸田先生が、昭和33年(1958年)の4月2日に逝去されてから、2年余りが経っていた。
 約2年の間、会長不在の、空白の期間があったのである。
 "柱"のない学会は、前進の勢いが衰え、何ともいえぬ佗(わび)しさと複雑な空気に包まれていった。反学会の評論家たちは「学会は空中分解する」などと書き立てた。
 そのとき、「第三代会長を推戴(すいたい)せよ! 学会の首脳たちは、何をしているのか!」と、決然と立ち上がったのは、埼玉の青年部であった。
 「三代会長となる人は決まっている! 推戴を急げ!」と叫ぶ彼らの声に押されて、当時の首脳たちも動き始めた。
 戸田先生の心を知っていた人ならば、だれが三代会長になるべきかは明白であった。

 理事会は全会一致で、私の会長推戴を決定した。
 そして5月の3日、私は戸田先生の弟子として勇敢に立ち、日本、そして世界を舞台に、猛然と広布の戦いを開始したのである。

 では、いったい、広宣流布とは何か。
一次元から見れば、断固として、 嫌悪 ( けんお ) と 謀略 ( ぼうりゃく ) と 策謀 ( さくぼう ) の邪悪と戦いながら、 仏天の声を知りたる「仏の軍勢 ( ぐんぜい ) 」を「前進」させていくことだ。
 最初から最後まで懸命 ( けんめい ) に戦い抜く「民衆の善のスクラム」を「拡大」していくことだ。

 昭和26年の5月3日、先生は第二代会長に就任すると、75万世帯の大折伏の遂行 ( すいこう ) を宣言された。 当時、学会員はわずか3000人であった。
 250倍の「拡大」という大目標を聞き、誰もが 驚愕 ( きょうがく ) し、耳を疑った。しかし、 先生のご胸中 ( きょうちゅう ) では、75万の獅子の陣列は、日本の広宣流布の永遠の基盤をつくるために、絶対に、 成し遂げると誓願 ( せいがん ) された目標であった。そして、先生のご一念のままに、7年足らずにして、 すべての目標を成就 ( じょうじゅ ) されたのだ。

 先生のご逝去から1ヵ月後、日淳上人は、この「75万世帯」 の 甚深 ( じんじん ) の意義について、こう講演された。「その(地涌の菩薩の)方々を会長先生が末法に先達になって呼び出されたのが創価学会であろうと思います。
 即ち妙法蓮華経の五字を75万として地上へ呼び出したのが会長先生だと思います」75万世帯達成は、まさに先生の「出世の本懐」であったと思えてならない。
 しかし、先生は、その生涯の願業の成就さえも、一つの通過点にすぎないかのように、瞬時も立ち止まらず、一心に未来を見つめておられた。この世から「悲惨」の二文字をなくすことが、わが師の念願であった。

 一閻浮提広宣流布——すなわち全人類の幸福と平和が、仏の御命令であるからだ。逝去の前年の12月、先生は75五万世帯達成を前に、次の戦いの目標として、「次は200万世帯だ!」と言われた。
 そのご構想は、年が明けて、最後のお誕生日前日には、さらに、大きく広がっていた。
 
 「大作、あと七年で、300万世帯までやれるか?」私は即座にお答えした。「はい、成就いたします。ますます勇気がわきます!」

 また3月のある日、先生は、メキシコに行った夢を見たと、嬉しそうであった。 そして、私に言われた。「大作、世界が相手だ。世界へ征くんだ」と。

 私は、師匠の遺言の通りに、第三代会長として世界広宣流布の扉を開き、昭和 37年の11月には、300万世帯を堂々と達成した。
さらに、その瞬間から、新たな勝利と栄光 の大陸を目指して立ち上がった。「さあ600万世帯へ!」この偉大なる拡大の戦いも、4年後の昭和41年に、悠然と成し遂げた。


 戦いは勝てば嬉しい。負ければみじめである。戦うからには、断じて勝たねばならない。一つの戦いの成就 ( じょうじゅ ) は、新たな闘争への出発である。戸田先生は折伏の師であり、大将軍であられた。
  ゆえに先生の弟子もまた、広宣流布の 闘士 ( とうし ) として立たねばならない。
 私は、その決意で、ありとあらゆる三類の強敵 ( ごうてき ) の嵐に耐え、 未曾有 ( みぞう ) の創価の勝利の栄冠 ( えいかん ) を勝ち取ってきた。

 日蓮大聖人が、 三世十方 ( さんぜじつぽう ) の 仏菩薩が賞賛 ( しょうさん ) してくださる。戸田先生が、にっこりと微笑んで、喜んでくださる。私は、それだけで幸福だ。 

 ともあれ、広宣流布の戦野は 広大無辺である。世界が我らをまっている。
 未来の人類が我らを待っている。
 さあ 勇敢 ( ゆうかん ) なる創価の同志よ、いざや進もう!新たなスクラムを組みながら、無敵の獅子の布陣 ( ふじん ) を整えながら、正義が栄える21世紀へ! 







最終更新日  2011.05.03 18:19:53
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2010.06.09
「創立80周年記念 第5回全国青年部幹部会」「新時代第41回本部幹部会」「6・10『婦人部の日』記念 全国婦人部幹部会」が3日午後、東京・千駄ケ谷の創価国際友好会館で行われた。これには原田会長、正木理事長、杉本婦人部長、10カ国・地域のSGI(創価学会インタナショナル)代表が出席。池田名誉会長は記念のメッセージと和歌を贈り、正義と勇気の大行進を呼びかけた。

新時代第41回本部幹部会記念和歌

さあ勇気と正義の大行進を
全地区よ立て 創価の底力を満天下に

 一、皆さんご苦労さまです。
 おかげさまで、広宣流布は、いよいよ勢いを増して前進しております。
 これも、すべて、尊き学会員の皆さんの祈りが強いからであります。信心が深いからであります。
 わが創価学会は、日本一、否、世界一の盤石なる「平和」と「文化」と「教育」の大城となりました。
 うれしいことに、今、広布満開、人材満開の花盛りであります。
 きょうは、学会精神が燃え上がる全国青年部幹部会、おめでとう!(大拍手)
 男子部も、女子部も、そして男女学生部も、よく頑張ってくれている。
 また、晴れわたる全国婦人部幹部会、おめでとう!(大拍手)
 偉大な創価の母たちに、私も妻も心からの祝福と感謝を捧げたい。いつもいつも、ありがとう!(大拍手)
 そして、地球の一番遠くから、約40時間もかけて、はるばると駆けつけてくださったペルーの皆さん、本当にようこそ、いらっしゃいました(大拍手)。
 韓国の皆さん、希望あふれる記念講堂の建設の槌音とともに、躍動する青年部の大前進も、よくうかがっています。皆さんこそ、揺るぎない「平和の黄金の柱」です(大拍手)。
 人材光る香港、そしてマカオの皆さん、お懐かしいです(大拍手)。
 「世界の幼児教育の模範」と輝く香港創価幼稚園の大発展を、牧口先生も、どれほど喜ばれていることでしょうか。

花の婦人部幹部会 おめでとう
偉大な母に心から感謝

出発しよう!
 一、日本全国、また全世界の皆さんの力で、第3代会長就任50周年の5月3日を、最高に晴れ晴れと勝ち飾ることができ、心より御礼を申し上げます(大拍手)。
 6月は「婦人部の月」「世界池田華陽会の月」「学生部の月」。
 そして7月は「青年の月」「師弟の月」「立正安国の月」であります。
 創立80周年という大きな佳節にあって、大事な戦いを決しゆく出発が、本日の本部幹部会であります。

弟子で決まる!
 一、法華経の会座において、幾度も繰り返される弟子の誓願があります。
 それは、“私たち弟子は、師匠の仰せ通りに広宣流布を成し遂げます。どうか、ご安心ください。心配なさらないでください”という誓願であります。
 弟子たちが、本気になり、一丸となって、不惜身命の祈りと行動を起こしてこそ、真実の勝利がある。
 これが、法華経の後継の真髄なのであります。
 ゆえに、私は、きょうは、あえて出席いたしません。
 厳然と一切を見守っておりますから、原田会長を中心に、皆で明るく元気いっぱいに行いなさい。

師の分身として
 一、戸田先生は、75万世帯の願業が一歩一歩、達成に近づいていくなかで、私たちに、一つ一つ、戦いの指揮を託していかれました。
 先生は「みんなも立派に育ってきたからな。君たちに任せるよ。自分たちで責任をもって考え、進めていきなさい」と言われ、時には本部幹部会等にも出られなかったのであります。
 それは、未来のために考え抜かれた師子王の訓練であることが、私にはよくわかりました。
 先生は、仏法において、何よりも大切な「時」というものを鋭く見極められて、弟子たちが永続的に前進し、勝利し、発展していける流れを創ってくださったのです。
 特に、私に対しては厳しかった。
 「大作、私が打てる手は全部、打っておいたぞ。あとは、おまえが思う存分、戦いまくれ! 勝ちまくれ!」と厳命されたのであります。
 今、私も、戸田先生とまったく同じ心です。君たちに万事を託していく総仕上げの「時」を迎えているからであります。
 創価学会は日蓮大聖人に直結して、末法万年尽未来際まで広宣流布を成し遂げていく仏意仏勅の教団であります。
 師匠の薫陶に応えて、弟子が今一重の深い自覚をもって立ち上がる時に、未来を開く新しい前進と勝利の息吹が生まれるのであります。
 戸田先生の愛弟子として、私は、行くところ向かうところ、「立正安国」の勝利の旗を打ち立ててきました。
 正法正義のために、師匠の分身として勇敢に激戦に飛び込んでいく弟子には、仏と同じ智慧と力が必ずわき上がってくる。これが妙法の絶対の功力であります。
 どうか、皆さん方は、今こそ、自らの使命の大舞台で、威風堂々と、広布と人生の勝利の歴史を断固として創り残してもらいたい。

強盛なる祈りで勝て
異体同心の団結で勝て

勇気と執念の行動で勝て

常に心は一体
 一、御聖訓を拝し、三つの勝利の要諦を確認したい。
 
 第1に、「強盛なる祈りで勝て!」。
 御聖訓に、「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし」(御書 1192p)、「ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候」(同1193p)と仰せの通りであります。

 第2に、「異体同心の団結で勝て!」。
 有名な「異体同心事」には、「日本国の人人は多人なれども体同異心なれば諸事成ぜん事かたし、日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて・一定法華経ひろまりなんと覚へ候、悪は多けれども一善にかつ事なし」(同1463p)と断言なされております。

 そして第3に、「勇気と執念の行動で勝て!」。
 大聖人は池上兄弟に「此れより後も・いかなる事ありとも・すこしもたゆ(弛)む事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし、設ひ命に及ぶともすこしも・ひるむ事なかれ」(同1090p)と仰せになられました。
 ともあれ、師弟は不二であります。ゆえに、どんな時でも常に師弟の心は一体です。師弟が不二であれば、何も恐れるものはない。
 皆、体を大切に! 正義の我らは、朗らかに前進しよう!。
 また、お会いしよう!(大拍手)
(2010年6月4日付 聖教新聞)






最終更新日  2010.06.09 21:27:44
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2010.05.27
精華大学「名誉教授」称号授与式/新時代第40回本部幹部会での名誉会長のスピーチ


大事なのは地域
 一、私の恩師・戸田第2代会長と同世代である、貴大学出身の大詩人・聞一多(ぶんいった)先生は宣言されました。
 「人民は永遠に進歩する」
 「強さは我々人民にある」
 「人民の力は必ず勝利する」
 胸に深く迫る、正しい言葉です。
 特に、貴大学は、地域や産業の発展のために「清華科技園」を設立されました。
 私は、よく存じ上げております。どれほど、すごいことか。
 地域のために──大学は、ただ学生に学問や知識を教えればいいというものではない。
 地域・社会にどう貢献できるか──この点を重視されている。
 大事なのは、地域であります。これを忘れてはなりません。
 わが地域、わが地区の一人一人の力を高めゆくところから、勝利と真の発展の道は必ず広がっていくということを知ってください。〈「ハイ!」と元気な返事が〉
 きょうは最優秀の若き皆さんが集われた。よく分かってくださると思う。
 ともあれ、皆、優秀な人生を生きてもらいたい。ご両親やご家族を喜ばせてあげてほしいのです。
 親孝行という一点を忘れずに、前進してください。

清華の大詩人
慈悲 忍耐 強靭さ 女性を模範とせよ

聡明な女性が時代を変える
 一、清華の信念の大詩人・聞先生は、いち早く、時代を展望しておられました。
 私も詩人ですから、貴国の詩人のことは、勉強してきました。
 聞先生は、こう指摘されています。
 「真の女性は気丈であり、慈悲、忍耐、勇敢さ、強靭さという、あらゆる美徳を備えている」
 「将来の文化は女性によってリードされるであろう。
 そして、一切が女性を手本とし、模範とし、中心とすることになろう」
 今、その通りの「女性の世紀」が到来しました。
 男性は、女性への感謝を絶対に忘れてはなりません。
 温かい声をかけ、本当の誠実で尽くしていくのです。
 また女性は、どんどん男性を鼓舞し、元気づけてほしい。
 聡明な女性のリーダーシップが、時代を変え、世界を変えるのです。
 その先陣を走る創価の女性に、感謝と尊敬の大拍手を贈りたい(大拍手)。
 本当に女性を大事にし、尊重していけば、そこから新しい力が生まれる。
 一家でも、社会でも、団体でも、全部そうだ。
 この点に早く気づいたところが、勝ち栄えていくのです。

団結をつくれる人が英雄
周詒春先生
「傲慢や安逸を戒めよ」「心と声を一つに」

異体同心が根本
 一、ともあれ、正義の旗を掲げた人生は、朗らかです。悠然としている。
 そこに本当の喜びがある。清らかな心が光る。
 草創期、「清華精神」を確立された周詒春(しゅういしゅん)先生は、信頼する学生たちに“傲慢(ごうまん)や安逸(あんいつ)を戒(いまし)めよ! 皆で智慧を出し、力を合わせ、心と声を民衆と一つにして、試練に挑みゆけ!”と呼びかけました。
 私も教育者として、胸に刻んできた言葉です。
 勝つための団結をつくれるリーダーが最も偉大です。第一の英雄なのです。
 皆さんも、そうした存在であってもらいたい。
 誰かにつくってもらうのではない。
 自分が団結をつくるのです。
 要領ではいけない。人まかせの無責任な心では、真の和合をつくることはできません。
 仏典には、中国の故事を踏まえて「異体同心なれば万事を成し」と勝利の根本が明かされております。
 〈御書には「異体同心(いたいどうしん)なれば万事(ばんじ)を成(じょう)し同体異心(どうたいいしん)なれば諸事(しょじ)叶(かのう)う事なしと申す事は外典(げてん)三千余巻(さんぜんよかん)に定(さだま)りて候」(御書1463p)と記され、暴政を行った殷(いん)の紂王(ちゅうおう)の70万騎の軍勢が、800人の諸侯(しょこう)からなる周(しゅう)の武王(ぶおう)の軍勢に敗れたとの、中国の故事が紹介されている〉

文化大恩の国
 一、日本は中国から、多くのことを学んできました。
 文化の大恩の国です。だから私は中国を尊敬します。
 私たちは、中国を大切にしていかねばなりません。かつてのように、日本は、決して傲慢になるようなことがあってはならない。
 若き皆さんは、中国と深い深い心でつながるように、将来、どんどん中国を訪れていただきたい。勉強していただきたい。そして、友情を深めていってください。
 私も、これまで中国との友好に力を尽くしてきました。中国の人々と友情を結び、交流の道を開いてきました。
 ともあれ、「異体同心なれば万事を成し」──これが勝利の根本です。
 この「異体同心」を、さらに深めて前進しよう! 朗らかに勝とう! 〈開場から「ハイ!」との力強い返事〉

常に向上の道を
 一、私が対談集を発刊した大学者の季羨林(きせんりん)先生は、清華大学の卒業生として、誇り高く語られました。
 「“清華精神”とは何か? それは、いつまでも精神の若さを保ち、永遠に生命の活力を漲らせ、そして永遠に向上の道を歩むことである」
 牧口先生、戸田先生に続く私たち創価の精神も、若々しくあらねばならない。
 気高き清華の先生方と一緒に、私たちは永遠に前進し、勝利しましょう!

 最後に、創価教育の80周年を祝賀してくださった顧学長をはじめ先生方のご厚情に、私たちは心からの拍手をもって感謝申し上げたい(大拍手)。
 清華大学は明年、意義深き創立100周年を飾られます。
 本当に素晴らしいことです。
 アジア、そして人類の未来のために、大切な大切な貴大学のますますのご隆昌(りゅうしょう)を、私たちは心からお祈り申し上げようではありませんか!(大拍手)
 ご出席の先生方、そして皆様が、清々しい大勝利の華を咲かせゆかれることを心から念願し、私の謝辞(しゃじ)とさせていただきます。
 ありがとうございました。
 謝謝(シェシェ)!(大拍手)
(2010年5月23日付 聖教新聞)







最終更新日  2010.05.27 23:44:03
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精華大学「名誉教授」称号授与式/新時代第40回本部幹部会での名誉会長のスピーチ
        

勇気と正義が創価の魂民衆は必ず勝利する

最高峰の清華大学の校風
行動は言葉に勝る
一段と平和・文化・教育の連帯を

学生のモットー
「私から始める」「今から始める」
誰かではなく自分が! いつかではなく今?

 一、中国・清華大学の諸先生方、遠方から、ようこそお越しくださいました。
 また祝辞を述べてくださった中国の程永華(ていえいか)駐日大使の日本語が、とても上手だったことに驚きました。
 私の後ろで聞いていた妻も、大変に感動しておりました(大拍手)。

 一、今から30年前のことであります。
 清華大学の学生の有志が、一つのモットーを生み出しました。
 それは「私から始める。今から始める」という確信であり、言葉であります。
 すなわち、新しい社会を築くために、誰かではない、自分が行動する。いつかではない、今である──。
 これは、中国の青年たちの社会貢献の合言葉となったのです。
 「私から始める。今から始める」──この「清華の精神」で、わが創価の青年も大前進を開始しよう!〈「ハイ!」と会場から大きな返事が〉

苦しんだ分だけ人の心が分かる
 一、大中国を担い立たれる胡錦濤(こきんとう)国家主席も、この清華大学の魂を体現した卒業生であられることは有名です。
 私が、胡主席と初めてお会いしたのは、1985年(昭和60年)の春3月でありました。
 中華全国青年連合会の指導者として、代表団を率いて来日され、東京の聖教新聞社で、ゆっくりと懇談をしました。深い深い思い出です。
 帰国後、若き胡主席は、さまざまな困難を抱えた地方(貴州省)での任務に就かれました。
 たとえ、いい職場でなくても、一番苦しい職場であったとしても、大事なのは、自分がどうかです。人のため、社会のため、一生懸命に頑張るのです。
 自分が苦しまなかったならば、人民の苦しみは分からないからです。これが正しい人生の法則です。
 胡主席は、その地にあっても、一番大事な母校愛を光らせて、「清華の誉れ」を胸に、人民への奉仕を貫き通されたのであります。

発展の力は「人材」
 一、今、全世界が貴国の旭日の大発展を熱く見つめております。
 その躍動する力は、一体、どこから生まれ出るのか。
 それは「人材」であります。
 青年部の諸君も、社会のあらゆるところで人材として光っていっていただきたい。
 貴国は教育で勝ちました。
 なかんずく、その最高峰の頭脳たる知性の殿堂こそ、貴・清華大学なのであります(大拍手)。
 私も、大学を創立した人間として、貴大学に脈打つ精神に、その深い歴史に、どれほど啓発されたことでしょう。心から尊敬申し上げています。
 その貴大学からの栄誉を、私は最大の誇りと責任をもって拝受させていただきます。
 尊敬する顧秉林(こへいりん)学長はじめ先生方、まことに、まことに、ありがとうございました(大拍手)。

 一、また、程大使におかれましては、激務の中、真心あふるる祝辞をいただき、心より御礼を申し上げます(大拍手)。
 貴・清華大学の輝く校風は「行動は言葉に勝る」とうかがっております。
 口ばかりで行動をしなければ、人からも決して信用されません。
 行い必ず果たす──貴国では、周恩来総理(しゅうおんらいそうり)をはじめ歴代の指導者に、この精神が脈々と続いておられる。すごいことです。
 私も行動の人間です。貴大学、そして貴国へ、さらなる平和・文化・教育の行動をもって、ご恩返しを果たしてまいる決心であります(大拍手)。
 この私の心を、貴国を敬愛する世界192カ国・地域のわが友も、深く深く分かち合ってくれると信じております。

顧学長が掲げる新時代の指導者像
創造力 国際性 社会貢献で光れ

地球的な視野を
 一、顧学長は、傑出した世界的な物理学者であり、大教育者であられる(大拍手)。
 日本の教育界も注目しております。
 顧学長は、これからのリーダーの「三つの要件」を明快に提唱されております。
 すなわち──
 第1に「新しいものを創造しゆく能力」。新しい発想で、創造力を花開かせていく。新しい組織、新しい人材を育てる。すべて方程式は同じです。
 第2に「グローバル(地球的)な視野」。
 地球的な思考法で物事を見ていく。探究をしていく。
 小さな小さな日本の枠組みにとらわれていてはいけない。もっと視野を大きく広げていくのです。
 そして、第3に「社会的責任」であります。
 この3点をうかがい、心が震えました。私も深く賛同いたします。
 創造力と国際性、そして社会貢献。ここにこそ、新時代のリーダーシップがあることを知ってください。〈会場から「ハイ」と返事が〉

一念岩をも通す
 一、貴大学の栄光の100年は、まさしく「勝利のリーダーシップ」光る逸材を、事実の上で育んでこられました。
 その伝続から、私たちは大いに学んでまいりたい。日本中、そして世界中が学ばなければならない。
 それは、何よりもまず、苦難に恐れなく挑み、苦難と勝負する「勇気」であります。
1920年代、貴大学で教壇に立たれた。思想家の梁啓超(りょうけいちょう)先生は叫ばれました。
 「戦いは勇気である」
 「なす事が大きいほど、障害は大きい」
 「一念は岩をも通す。障害など恐れるな!」と。
 これが、世界的な哲学者であられた梁先生の格言です。
 正しいです。本当に素晴らしい。多くの教育者が見習うべきでしょう。
 人生は戦いです。勇気で勝つのです。

「諦め」こそ敵だ
 一、貴大学の大先哲・梁先生は、さらに、こうも言われました。
 「諸々の苦難は勇気を鍛えてくれる」
 「乱世に生まれ合わせた以上、苦労を耐え忍ばなければ、しっかりと立つことはできない」(島田虔次編訳『梁啓超年譜長編第5巻』岩波書店)
 人生には、苦労がつきものであると教えておられる。
 「失望や意気阻喪(いきそそう)というのは、生きて行く上で一番恐るべき敵なのであり、我々は生涯そいつの侵入を許してはならないのだ」(同)
 梁先生は、このようにも若い人たちを励まされております。全くその通りであります。
 ゆえに、「心こそ大切」です。すべて心で決まる。勇気をもって、前へ進むことです。
 この梁先生と同時代を生きた創価教育の父・牧口初代会長も、日本の軍国主義と恐れなく戦い抜き、獄死しました。
 創価とは、まさに「勇気」の異名なのであります。
 意気地なしや臆病者、卑怯な人間には、何も成し遂げることはできません。
 創価とは「勇気」であり、「正義」です。
 いいですね!〈「ハイ!」と力強い返事が〉(2に続く)
(2010年5月23日付 聖教新聞)






最終更新日  2010.05.27 23:43:07
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2010.04.29

第3代会長就任50周年祝賀 創立80周年記念第4回全国青年部幹部会/新時代第39回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 

 

 一生涯、尊き同志と苦楽を共に

青年よ次の50年も勝ちまくれ

哲人エマソン
世界は、活力に満ちた人のものだ


 一、私は今、アメリカ・エマソン協会の前会長で、著名な女性詩人でもあるサーラ・ワイダー博士と語らいを進めている。
 〈月刊誌「パンプキン」で対談「母への讃歌──詩心と女性の時代を語る」を連載中〉
 アメリカの思想家エマソンは綴った。
 「勇気があれば、すべてのことは、なんと違って見えることか!
 断固たる決意の人は、その強靭な精神と力強い声によって、敗北に終止符を打つ。
 そして勝利へと転じていくことができるのだ」
 我らは、勇気で勝とう!〈会場から「ハイ!」と元気な返事が〉
 要領や、ずるさがあってはならない。そこから崩れてしまう。
 臆病では、何も成し遂げることはできない。
 信心は勇気である。
 そして、勇気こそ正義である。
 エマソンは、こうも教えている。
 「世界は、活力に満ちた人のものである。
 その強靭(きょうじん)な意志は、新たな視点で物事を見ることを可能にし、他の人には見えないチャンスを見出す。
 誰もが、生命力の豊かな人の朗らかな声を喜んで聞くものだ」
 「声」である。
 「勇気」である。
 「勇気の声」が、善を拡大するのだ。
 「声仏事を為す」(御書708p)である。
 勇気を胸に、朗らかに、活力に満ちあふれた声で、友情の対話を広げていきたい。
 もちろん、時と場合によっては、静かに友に寄り添い、心の声に耳を傾けることも大切であろう。
 ともあれ、相手を思う深き祈りは、必ず通じていく。心が心を動かしていくのだ。

アメリカの詩人ホイットマン
世の中のすべては庶民から生まれる
“庶民こそ王者”と胸を張れ


庶民こそ国の宝
 一、アメリカの民衆詩人ホイットマンは高らかに叫んだ。
 「世の中のすべては、庶民から生まれる。平凡な庶民から生まれるのだ」
 全くその通りだ。
 庶民が一番、偉大である。
 創価学会も、庶民の中から生まれ、庶民の中に根ざし、庶民のために行動してきた。
 庶民こそ、本当の“人間”である。庶民こそ、本当の“国の宝”である。
 歴史を見れば、愚かな指導者たちに率いられた庶民が、どれほど苦しみを味わわされたことか。その行き着くところが、戦争の惨禍(さんか)であった。
 こうした悲劇を断じて繰り返させないために、牧口先生、そして戸田先生は、日蓮大聖人の生命尊厳の大仏法を、命をかけて広められたのである。
 権勢の人ではなく、庶民が一番、偉い。
 平和を願う庶民の声が、一番、正しい。
 我らは永遠に、この精神で進もう!〈会場から「ハイ!」と力強い返事が〉
 口では立派なことを言っても、現実に人々の幸福のために尽くしているか。そこに指導者の真価は現れる。
 一人一人が、もっと賢明になることだ。
 よりよい世界を築くために、虚偽を鋭く見破っていかねばならない。

 一、50年前の昭和35年(1960年)5月6日。第3代会長に就任して、初めて関西へ向かう前、私は日記に書いた。
 「一人ひとりに、親しく接しよう。一人ひとりと語り、論じ、そして、生涯、苦楽を共にしてもらおう。これが私の信条だ。
 私は進む。私は戦う。私は苦しむ。
 如来の使い、大衆の味方の誉れ高き、無冠の勇者として」
 愛する同志を仏のごとく大切にし、自分が犠牲となって苦しんでいく。この一念で戦い続けたゆえに、この50年の、奇跡の大発展がある(大拍手)。
 恩師は厳しく教えてくださった。
 「世間でもてはやされている人間を偉いと思うのは、やめよう。これほど愚かなことはないからだ」と。
 少しばかりの立場を得た。力をもった。それだけで、すぐに有頂天になって、周囲を見下す人間がいる。
 反対に、「自分は平凡な人間だ」と自らを貶める人もいる。
 それは、おかしい。
 「心こそ大切」である。そう御書に仰せである(同1192p)
 心がどうかだ。
 外面を飾っていても心の卑しい人間もいる。そういう輩は、悠然と見おろしていけばいいのである。
 学会は、庶民の王者の集まりだ。
 広布へ戦う人こそが最も偉大である。
 その人を「軽んじてはならない」「蔑んではならない」と、大聖人は厳命された(御書342p)。
 誰に対しても、恐れる必要などない。皆、同じ人間である。我らは胸を張って正義を叫び、新しい時代を開きたい(大拍手)。

最高の哲学を持つ人が尊い
 一、晴れの5月3日を記念して、新たに、全国で15万人の教学部の「教授」が誕生した。本当におめでとう!(大拍手)
 御聖訓には「持(たも)たれる法さえ第一ならば、持(たも)つ人も同じく第一なのである」(御書465p、通解)と仰せである。
 人間の真の偉さは、その心に何を持っているかで決まる。
 財産でもなければ、肩書でもない。最高無二の哲学を持つ人が、最高に尊貴なのである。その人こそ、現実を勝ち抜く、限りない智慧と力を発揮していけるのだ。
 大仏法の「教授」、広宣流布の「教授」こそ、まさに、生命輝く「第一の教授」なのである(大拍手)。
 私も戸田先生から「当体義抄」などの御書を直々に教わった。講義が終わると、先生から修了の証書をいただいた。ささやかな証書であったが、私は無上の宝とした。
 それが因となって、今、世界一の名誉学術称号を拝受した。そう深く確信している。
 万般にわたる“戸田大学”の薫陶によって、私は世界中の指導者と平和への語らいを広げることができた。
 トインビー博士との対談を終えた際、偉大な歴史学者である博士から、最優等の「A」の評価をいただいたことも懐かしい。
 〈トインビー博士は対談の際、名誉会長に「あなたは私以上に、世界中から名誉博士号を受けることでしょう」と語った。
 この言葉の通り、世界の大学・学術機関から名誉会長に贈られた名誉学術称号は、4月27日現在で「286」を数える〉

 今回、教授になられた皆さんも、必ず大福運に包まれていくことは間違いない。おめでとう!(大拍手)

アルメニアの大詩人
正義であれ 誠実であれ
悩める友を全力で支えよ
常に皆に喜びを


 一、幾多の苦難をくぐり抜けてきた不屈の信念の国・アルメニアの大詩人イサアキャンは謳った。
 「君よ、どこまでもまっすぐ進むがいい、正義であれ、誠実であれ」
 「自身の同志を愛せよ。常に、皆の喜びとなれ。悩める友のもとを去るな、全力で支えてあげるのだ」
 いい言葉である。正しい。あらゆる指導者が胸に刻むべきだ。
 広布のリーダーの皆さんも、この心で戦おう!〈「ハイ!」と力強い返事が〉

創価の母の活躍こそ広布発展の力
偉大なる婦人部に喝采!

マンデラ元大統領
闘争の揺るがぬ基盤は女性


激戦を越えて
 一、南アフリカの人権の大英雄・マンデラ元大統領の言葉を紹介したい。1990年2月11日、27年半の獄中闘争を勝ち越えて出獄した、その日に語られた言葉である。
 「わが国の母親、妻、姉妹たちにも賞賛の言葉を送ります。あなたがたは岩のように揺るがぬ基盤となって闘争を支えてくれました」(浜谷喜美子訳『ネルソン・マンデラ 闘いはわが人生』三一書房)

 5月3日は「創価学会母の日」でもある。広宣流布の前進は、すべて創価の母たちの力であるといっても過言ではない。
 学会は、どこまでも婦人部を大事にしていくことだ。婦人部の活躍があって、学会は発展したのである。婦人部こそ、学会の土台である。
 このことを、特に男性のリーダーは決して忘れてはならない。女性を見下し、軽んじるような団体は、いずこであれ、繁栄していくことはできない。これから、ますます厳しく、ふるいにかけられるであろう。
 私たちは、最も気高き勝利の大地である婦人部に、感謝と讃嘆の大拍手を捧げたい(大拍手)。

 一、悪と戦う強さがなければ、正義を貫き通すことはできない。
 マンデラ元大統領は、こうも語った。
 「厳しい闘いが、私たちをはがねのように強くしたのです」(同)
 創価の師弟も、広宣流布のために、あらゆる激戦を勝ち抜いてきた。だからこそ、金剛不壊の強さが鍛えられた。その創価の強さを、マンデラ元大統領も最大に信頼してくださったのである。
 元大統領は出獄した年の10月、私に会うために、わざわざ東京の聖教新聞本社を訪れてくださった。大勢の青年とともに歓迎した。その5年後も迎賓館で会談したが、私たちとの出会いを本当に大切にしてくださった。
 マンデラ元大統領をはじめ、多くの素晴らしい友人たちが待つアフリカ ──私の心は、はるかなる大地を駆けめぐる。

壁を破れ 強き信心で


大勝利宣言を
 一、戸田先生は語っておられた。
 「何のための信心か。魔を打ち破るための信心である、宿業を打ち破るための信心である。どのような障害物も堂々と乗り越えていく。この激流のような信心で勝ち進むのだ」   
 私たちも、この決意で進みたい。頼むよ!(大拍手)
 御書には、次のように仰せである。
 「(第六天の魔王自身が邪魔をしてきても)諸天善神等は日蓮に力を合わせてくださったゆえに、竜の口の法難さえも勝つことができた。そのほかの大難をも切り抜けることができた。今は魔王も、こりていることであろう」(御書843p、通解) 
 この大聖人の直系として、学会創立以来80年、そして第3代会長就任以来50年、創価の三代の師弟は、すべての大難を勝ち越えてきた。ここに晴れ晴れと大勝利宣言をしたい。
 これからも断固、勝ちまくっていこう!(大拍手)
 以上でスピーチを終わりたい。ありがとう!(大拍手)
 〈ここで、名誉会長の導師で全員で題目を唱えた〉
 きょうは本当にご苦労さま! どうか、風邪をひかれませんように。一生懸命、皆さんにお題目を送ります。
 海外の皆さんも、ありがとう!
 皆、素晴らしい。
 皆、仏の存在です。永遠の幸福をつかみゆく方々です。お会いできて、本当にうれしい。
 どうか、お元気で! サンキュー!(大拍手)

(2010年4月28日付 聖教新聞)






最終更新日  2010.04.29 12:55:51
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第3代会長就任50周年祝賀 創立80周年記念第4回全国青年部幹部会/新時代第39回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 

民衆の勝鬨よ 大空に轟け

青年の勝利の世紀が来た


「五月三日」は学会原点の日
30年前関西で揮毫「心爽やかなり」と
万歳全世界の同志と祝福

 一、「5・3」祝賀の幹部会、おめでとう!(大拍手)
 全国、全世界の同志に感謝を込めて、かつて私が認めた「書」を紹介させていただきたい。
 〈ここで、壇上に一幅の書が掲げられた。
 この書は、30年前の5月3日に記され、これまで学会の重宝として、大切に保管されてきたものである。
 書の中央には、墨痕鮮やかに「五月三日」の文字が躍る。
 揮毫(きごう)した日付として、脇書に「昭和五十五年五月三日 記す」
 「心爽やかなり 合掌」と刻まれている。
 この昭和55年(1980年)の5月3日を、池田名誉会長は、関西の天地で迎えた。
 揮毫した場所は、関西牧口記念館。
 現在、ここは、大阪の豊中平和会館となっている。
 名誉会長と常勝関西の同志との師弟不二の歴史が、尊く深く、結晶した書でもある。
 さらに、脇書には、名誉会長にとっての節目の「五月三日」が挙げられている。
 「昭和二十六年五月三日」は、戸田先生の第2代会長就任の日。
 「昭和二十七年五月三日」は、名誉会長夫妻の結婚の日。
 「昭和三十五年五月三日」は、第3代会長就任の日。
 「昭和五十四年五月三日」は、前月の4月24日に第3代会長を辞任し、実質的な会長辞任式となった本部総会の日。
 続いて、執筆時からは3年先となる「昭和五十八年五月三日」、さらに「西暦二〇〇一年五月三日」の日付が記されている。
 そして、「此の日は わが学会乃原点也」と。
 雄渾の筆に込められた、崇高なる広宣流布の魂──。
 ここに、学会の原点がある。師弟の原点がある。
 代表して長谷川副理事長が「お元気な池田先生、奥様のもと、私たちは第3代会長就任50周年の『5月3日』を世界192カ国・地域の全同志と共に、最高に晴れ晴れと迎えさせていただきました。これほどの喜びと誉れと福運はありません。先生、奥様! 本当にありがとうございました。まことに、おめでとうございます!」とあいさつした〉

詩「希望に燃えて」
強く正しく わが途進め じっとこらえて 今に見ろ


苦難と戦う友へ
 一、皆さん、ありがとう!(大拍手)
 私が、恩師・戸田先生にお会いし、入信したのは19歳の時(1947年〈昭和22年〉8月24日)である。
 その直後に私が詠んだ詩「希望に燃えて」を、苦難に立ち向かう若き友のために、紹介させていただきたい。

 希望に燃えて
 怒濤に向い
 たとい貧しき
 身なりとも
 人が笑おが
 あざけよが
 じっとこらえて
 今に見ろ

 まずは働け
 若さの限り
 なかには
 侮る者もあろ
 されどニッコリ
 心は燃えて
 強く正しく
 わが途進め

 苦難の道を
 悠々と
 明るく微笑み
 大空仰ぎゃ
 見ゆる未来の
 希望峰
 ぼくは進むぞ
 また今日も

 妙法とは、永遠の希望の大法(だいほう)である。恐れるものなど何もない。
 「じっとこらえて、今に見ろ!」の心意気で、断じて勝ち進もう!(大拍手)
 〈名誉会長は、1960年(昭和35年)3月、群馬・高崎で青年に「希望に燃えて」の詩を贈り、激励している(小説『新・人間革命』第4巻「凱旋」の章)。また、この詩は、『創価学園建設の二年』『池田大作全集第39巻』等にも掲載されている〉

勇気の声が時代を動かす
行動だ行動から友情が 連帯が

燃え上がる誠実
 一、世界の歴史に刻まれた、信念の言葉に学びたい。
 韓国の独立の大指導者に、呂運亨(ヨウニョン)先生(1886~1947年)がいる。
 きょうは、韓国SGI(創価学会インタナショナル)の皆さんも見えている。韓国は、日本の文化の恩人の国です。
 ありがとう!
 〈韓国SGIのメンバーが立ち上がり、元気に応える〉
 呂先生は、若き友にこう呼びかけた。
 「青年たちよ!
 君たちは熱誠と勇気を持っている。一切の成功は、ただ君たちを待って出現しようとしているのだ」と。
 燃え上がる誠実と勇気があれば、必ず道は開かれる。
 青年部、万歳!(大拍手)

 一、次は、アフリカの賢者である。
 コートジボワールの建国の父は、ウフエ・ボワニ初代大統領。
 きょうは、同国のSGIの皆さんが、たくさんおいでくださった(大拍手)。
 〈コートジボワールのSGIメンバーが立ち、「イタイドウシン(異体同心)!」「ビクトワール(勝利)!」と力強い決意の声を響かせた〉
 大統領の訴えは、大変に有名だ。
 「『平和』──それは、言葉ではなく、行動である」と。
 行動から、友情が生まれる。
 行動によって、連帯が広がる。
 行動の人こそ、勝利者である。

民衆の師子吼は大砲よりも強い
 一、さらに、西アジアで、コーカサス地方南部に広がる歴史豊かな国・アルメニア。
 〈名誉会長は今月2日、アルメニア共和国の「エレバン国立芸術アカデミー」から名誉博士号、「アルメニア芸術家同盟」から名誉会員証を授与された〉
 その英知の言葉に、こうあった。
 「民衆の声は、大砲の轟く音よりも強い」
 本当に、そうだ。
 我ら民衆の声に勝る力はない。
 晴れわたる「5月3日」の大空に、民衆の勝鬨を高らかに轟かせながら、威風堂々と大前進していこうではないか!(大拍手)

 一、私は毎日、広宣流布を担い立つ皆さんのために、一生懸命、題目をあげている。
 ほかの誰でもない、皆さんこそが、偉大なのだ。誇りも高く進んでいただきたい。
 いい人を伸ばす。まじめな人を応援する。これが大事である。
 反対に、ずるい人間や威張る人間とは、断固として戦う。正義の声をあげるのだ。
 それでこそ、多くの友が、心晴れ晴れと前進していける。
 遠慮などいらない。黙っていてはいけない。恩知らずや増上慢と戦うのが、人間の道、仏法の道である。
 将来のために、申し上げておきたい。

師の言葉を胸に
 一、本部幹部会、そして青年部の幹部会、おめでとう!(大拍手)
 「青年の勝利の世紀」が来た!
 青年部の集いは、いいね! なかには“おじさん”に見える人もいるけれども(笑い)。みずみずしい心で、新時代を頼むよ!〈「ハイ!」と元気な返事が〉
 振り返れば、私が会長に就任したのは、32歳の時であった。
 同じ信濃町に住む池田勇人首相の家にも、あいさつにうかがった。ご夫妻で迎えてくださり、私が“青年会長”であることに、夫人が驚いていたことが印象深い。
 この若き力で、学会は50年、勝ち進んできた。
 立場の違いや、思想信条の壁を超え、私はこれまで、数多くの指導者と対話を重ねてきた。
 どんな相手であれ、誠実に、率直に語り合う。その姿勢を、青年時代から貫いてきた。
 戸田先生は晩年、日本中、世界中に創価の同志がたくさん誕生する日が来ることを楽しみにされ、こう語っておられた。
 「そういう時代が来たら、うれしいな。その時まで、私も頑張れたら、うれしいんだが……。大作、後を頼むよ」と。
 私は師弟不二の心で戦った。今やSGIは、192カ国・地域に平和と人道の連帯を広げている。
 これほど発展するとは、誰人も想像しなかったであろう。大変なことである。
 これからの50年も、わが青年部が勝ち開け!〈「ハイ!」と若き友が誓いを込めて返事を〉

師弟で築いた大文化運動
 一、音楽隊、鼓笛隊、また合唱団も、本当にご苦労さま!
 〈幹部会を記念して、「人間革命の歌」など祝賀演奏が披露された〉
 音楽隊も、鼓笛隊も、合唱団も、私が手づくりで育ててきた。
 最初は人数も少なく、楽器も足りなかった。反対する人も多かった。先を見る人はいなかった。
 しかし、私は「世界一の音楽隊、鼓笛隊に」と願い、自ら楽器を贈った。合唱団の友の成長を見守ってきた。全部、私と皆さんで、つくり上げてきた。
 そして、今や世界が絶讃する音楽隊、鼓笛隊、合唱団になった。
 有名です。上手です。
 その素晴らしい演奏と合唱を聴けば、皆、元気が出る。ありがとう!(大拍手)

健康と無事故を
 一、きょうは、聖教新聞の配達員大会でもある。
 配達員の皆さん、毎日、本当にありがとう!(大拍手)
 一番、朝早く、一番、誇り高い仏道修行である。私も少年時代、新聞配達をした。皆さんのご苦労はよくわかるつもりだ。
 広布のために歩く功徳は大きい。くれぐれも、お体を大切に! 無事故を祈ります。
 聖教の尊き通信員の皆さんも、本当にご苦労さまです。
 一、芸術部の皆さん! 文化の華薫る大活躍、うれしい!
 芸術部の姿を見れば、皆が喜ぶ。楽しくなる。心が躍る。
 芸術部の一人一人の活躍の様子は、いつも聞いている。創価文化の旗手として、どれほど頑張っておられるか。尊き奮闘は、全部、うかがっています。
 信心とは、生命の究極の勝利の芸術である。これからも、そして永遠に、「明るく、朗らかに、芸術部は勝ちまくれ!」と申し上げたい。〈芸術部の代表が「ハイ!」と朗らかに〉
 芸術部を皆で応援しよう!(大拍手)

復興と安穏を皆で祈念
チリの友 大地震乗り越え来日

 一、きょうは、海外の24カ国・地域から、尊き友が5月3日の祝賀にと参加されている。遠いところ、本当にようこそ!(大拍手)
 偉大な求道の研修会も、ご苦労さまです。
 アメリカ研修会の皆さん!
 青年部の見事な拡大、大変に素晴らしい! 7月の文化祭の大成功を祈ります。
 メキシコ、パナマ、そしてチリの中南米の皆さん! よく、お越しくださった。遠くから、ようこそ!。
 特にチリの皆さんは、大震災を乗り越えて、来日してくださった。本当に、ありがとう!
 「変毒為薬の妙法」である。愛するチリの復興と繁栄を、詣で心から祈っています。
 〈チリでは2月27日、マグニチュード8・8の大地震が発生。名誉会長は、連日のようにチリの同志に伝言を贈り、激励を。今月4日には、チリ文化会館に全土からメンバーが集い、震災後初となる勤行会を開催することができた〉
 イタリアの皆さん!
 威風堂々の大前進、本当にご苦労さま!うれしい!
 欧州(アイスランド)の火山の噴火も、
お見舞い申し上げます。題目を送ります。
 フィリピンの皆さん!
 初めての青年部研修会、まことにおめでとう! 私はうれしい!
 マレーシアの皆さん! 教育界・文化界からの最高峰の顕彰、最大に感謝申し上げます。
 〈今月1日、マレーシア全国作家協会連盟から名誉会長に、外国人初となる「世界の偉大な詩人賞」が贈られるなど、数々の顕彰が贈られている〉
 良き市民としての模範の活躍、本当にありがとう!
 韓国の皆さん! 婦人部の新出発も、おめでとうございます!
 〈本年3月、金殷瀾(キムウンラン)さんが婦人部長に就き、新たなスタートを切った〉
 コートジボワールの皆さん! あらためて、ようこそ!
 先ほど、ディアゾン理事長の活動報告も、うかがいました。目覚ましい大発展、何よりもうれしい!
 コートジボワール、万歳!
 アフリカの栄光の世紀、万歳!(大拍手)
 創価の地涌の菩薩が、世界中から集い合う、すごい時代になった。
 地球規模で広宣流布は進んでいる。
 求道の心に燃える海外の友に負けないように、日本の皆さんも、頑張ろう!〈「ハイ!」と決意に満ちた声が会場に響きわたった〉
(2010年4月26日付 聖教新聞)






最終更新日  2010.04.29 12:54:55
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2010.04.25
5・3祝賀協議会での名誉会長のスピーチ

5・3「創価学会母の日」おめでとう
ワイダー博士
創価の女性こそ私の希望
助け合いの力が「平和の文化」を創る



 一、いよいよ、5月3日「創価学会母の日」が巡り来る。
 この日を祝福して、アメリカを代表する女性詩人のサーラ・ワイダー博士(米エマソン協会前会長)が、「大白蓮華」の5月号に「声」を寄せてくださった。
 ワイダー博士は、「創価学会の日」である5月3日を、創価の女性に最大の感謝を捧げる意義を込めて、「創価学会母の日」と定めたことに対し、こう語ってくださっている。
 「それは本当に、心揺さぶられる決定です。その決定は、すべての女性にとっての大いなる希望となるものです。いな人類にとっての希望と言っでもいいでしょう」
 さらに、ワイダー博士は語られている。
 「私は、創価学会の女性たちに無限の希望を抱いております。
 とりわけ、女性たちの助け合い、励まし合いに満ちた姿は印象的です。
 創価学会の女性たちには、世代を超え、また文化を超えた結びつきがあります。
 平和の文化の建設のためには、こうした深く、普遍的な次元での、心と心の結びつきが不可欠なのです。
 人生において、希望の灯が必要となった時、私は必ず、創価学会の女性たちの輝く姿を思い起こすことでしょう」
 まさに今い全国の婦人部が、さっそうと行動されている。
 「世界第一の創価の婦人部、万歳! 万歳! 万歳!」と、私たちは声を大にして叫びたい(大拍手)。

困難の中にこそ理想への道が!
 一、さて、イタリアの桂冠詩人ピエール・パオロ・ヴェルジェーリオ(1370~1444年)は、世界最古の総合大学・ボローニャ大学で教壇に立った一人である。
 私自身、ボローニャ大学にお招きいただき、講演した歴史は忘れがたい。
 イタリアの同志の大前進も、頼もしいかぎりだ。
 このヴェルジェーリオは雄々しく語った。
 「極端な困難のなかで理想への道がひらけるのが人間の本性」と(前之園幸一郎訳「子どものすぐれた諸習慣ならびに自由諸学芸について」、『イタリア・ルネッサンス期教育論』所収、明治図書出版)。

 仏法では、「難来るを以て安楽」(御書750p)、「大悪を(起)これば大善きたる」(同1300p)等と説かれる。
 何があろうと、広布の山を不屈の負けじ魂で登りゆく、世界の全同志の無事安穏を、私も妻も、真剣に祈り続けている。
 いやまして、「立正安国」の妙法の大光を、私たちは赫々と放ってまいりたい。
 一、きょうは、ドイツからも、尊き友がお越しくださっている。
 ドイツの信念の作家ルートヴィヒ・レン(1889~ 1979年)は、ファシズムなどとの戦い中で、報道関係者から「諸君は勝つだろうか」と質問された。
 そのとき、彼はこう答えたのである。
 「勝つかって? 勝たねばならぬのだよ! 正義のために!」(佐藤晃一著「抵抗の歴史」、『ドイツ抵抗文学』所収、東京大学出版会)

 広宣流布は「正義の中の正義」である。
 ゆえに断固として勝ちまくるのだ。
 これが、「仏法勝負」の真髄である。
 終わりに、昭和35年(1960年)の5月3日、第3代会長就任の日を記念して詠んだ歌を、全同志にお贈りし、私のスピーチとしたい。

 晴れやかに
  仏の大軍
    進みゆく
  世界一なる
   創価 成るかな

 きょうは、お疲れのところ、ありがとう!
 皆さんのご健康を祈ります!(大拍手)

(2010年4月23日付 聖教新聞)






最終更新日  2010.04.25 21:49:54
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人生も広布も歩いた人が勝つ

4.20本紙創刊59周年を祝賀

アタイデ総裁 新聞よ歴史の先頭を行け

恩師の願い「聖教を日本中、世界中に人に」

無冠の友に心から感謝
友人の声
「配達する方々が素晴らしい?
  挨拶、笑顔、振る舞いが爽やか」


 一、昭和26年(1951年)の4月20日、「広布の言論城」たる、わが聖教新聞が創刊されてから59星霜。
 「日本中、世界中の人に読ませたい」との恩師・戸田先生の願いの通り、皆様方のおかげで、聖教新聞は、世界に冠たる大新聞へと発展することができた(大拍手)。
 その最大の功労者は誰か?
 猛暑の夏を越え、厳寒の冬を耐え抜いて、来る日も来る日も読者のもとへ“正義の声”“幸の便り”を届け続けてくださった「無冠の友」──配達員の皆様にほかならない。
 また、配達員のご家族の皆様、販売店、印刷・輸送に携わってくださる方々、そして全国の新聞長、通信員、さらに聖教を守り、支え、応援してくださるすべての皆様方に、心から御礼を申し上げたい(大拍手)。

庶民英雄 万歳!
 一、3年前(2007年)の9月、聖教新聞は創刊「1万6000号」を迎えた。
 その9月7日付は、新時代第10回の本部幹部会を報ずる紙面であった。
 「我らこそ生命の世紀の希望!」「本門の弟子よ 未来を頼む」との力強い見出しが躍る1面に、私はペンで綴った。
 「聖教新聞 広布勝利の新聞! 一万六千号 万歳! 万歳!」「尊き配達員の 庶民英雄 万歳!」と記させていただいた。
 仏の誉れのお使いとして、毎日毎朝、一軒、また一軒と希望の便りを届けてくださる皆様方である。
 その尊い姿を思い浮かべつつ、「絶対に無事故であれ!」「ますます健康幸福であれ!」と、私も妻も、皆様と一緒に歩き、一緒に配達させていただく思いで、懸命にお題目を送っている。

 聖教新聞は現在、1万6900号を超えた。
 今年の7月12日には、また一つ大きい山を登撃して、創刊「1万7000号」の金字塔となる予定である。そして明年は、創刊60周年の佳節を迎える。
 「聖教新聞の創始者・戸田先生の命そのものである正義の言論城よ、さらに偉大な民衆勝利の大城と輝け」と、私は叫びたい(大拍手)。

縁する全ての人を幸せに!

 一、私も少年時代、新聞配達を経験した。
 荘厳な朝の光に包まれ、新鮮な空気を吸いながらの配達は、何ともいえず爽快だった。
 時には、眠い日や体調が悪くて休みたいと思う朝もあった。特に雨や嵐の日は、つらかった。雪で滑って、新聞が地面に散らばってしまったこともある。
 だが、大変な時こそ、「自分は人が経験していない修行をしているんだ」とファイトがわいた。
 新聞配達は苦労も多いが、一方で、新鮮な発見と出会いに満ちている。
 配達をして初めて知る街の風景、春夏秋冬、移り変わってゆく自然、そして配達先や道行く人々との新しい出会いがある。
 私自身、配達をしていた時、温かく励ましていただいた、配達先の若いご夫婦との出会いは、今も忘れない。
 アメリカの民衆詩人ホイットマンは謳っている。
 「ぼくは思う この道の上で出会うものなら何で あれぼくはきっと好きになり」「ぼくは思う ぼくと会う人は誰であれ きっと幸福になるにちがいないと」(酒本雅之訳『草の葉(上)』岩波文庫)
 縁するすべての人を幸せに──真心あふれる「無冠の友」の振る舞いには、友人読者からも、感動の声が寄せられている。
 「聖教新聞は中身もいいが、配達する方々が実に素晴らしい。あいさつ、笑顔、振る舞いが、とてもさわやかだ」と。
 海外からお迎えした高名な学者の先生が、若き日、日本に留学中、声をかけてくれた聖教配達員の方の振る舞いに感動した思い出を語ってくださったことも、忘れられない。

 一、配達や集金は、地道な陰の戦いに見えるかもしれない。
 だが、見る人は必ず見ているものだ。
 「無冠の友」こそ、実は「創価学会の顔」なのである。
 清々しいあいさつ、明るい笑顔から、学会理解、仏法理解の輪が広がっていくのだ。
 その意味で「配達即折伏」であり、「配達即広宣流布」である。
 また、人生は“快晴”の日ばかりではない。雨の日もあれば、嵐が吹き荒れることもあるだろう。
 しかし、無冠の友の皆様は、人々に「福徳」と「希望」と「勝利」を届けておられる。
 その皆様の人生が、因果の理法に照らして「福徳」に満ちあふれないわけがない。
 「希望」に輝かないわけがない。
 必ず「勝利」の人生を歩むことができる。
 日蓮大聖人は「陰徳あれば陽報あり」(御書1178p等)と記しておられる。
 尊き“折伏の行者”に、何よりも御本仏の「冥の照覧」は絶対に間違いない。

毎朝の配達距離は地球16周分!
 一、創刊前、新聞の名前をどうするか、検討した時のことである。
 戸田先生は「将来のことを考え、たとえば『宇宙新聞』なんてどうだい」と笑いながら言われていた。
 先生の心意気は気宇壮大であられた。
 それから18年後の1969年(昭和44年)。アポロ11号で人類初の月面着陸に成功し、歴史的な足跡をしるしたアームストロング船長は言った。
 「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては巨大な一つの飛躍だ」(『人類が月を歩いた アポロ11号の全記録』毎日新聞社)。あまりにも有名な言葉である。

 私たち個人の一歩の歩幅は、1mにも満たない。しかし、日本全国の無冠の友が毎朝、配達のために移動する距離は、合計すれば、およそ地球16周分にも及ぶとうかがった。
 さらには、販売店、輸送業者の皆様の移動距離も含めると、何と地球から月の間を往復できてしまう計算になるのである。
 これが毎日積み重なれば、皆様が弛みなく歩み通された「幸福の道」「栄光の道」「勝利の道」は太陽系の彼方にまで至るだろう。
 宇宙のリズムに則った皆様の活躍もまた、地球大、いな、宇宙大のスケールで展開されているのである(大拍手)。

 一、西アジアでコーカサス地方南部に広がる「文化の大国」アルメニアの箴言に、こうある。
 「多くを知るのは、より長く生きた人ではなく、より多く自分の足で歩いた人である」
 人生は、歩いた人が勝つ。いわんや広宣流布のために歩いた分だけ、生命の威光勢力が増す。境涯が広がる。福運が積まれる。
 今、全国の同志が、広宣流布の勝利のために、深く祈り、大きく動き、はつらつと歩んでくださっている。
 その歩みを、仏天は厳然と守り讃えておられる。

真実の師子吼を
 一、新聞の使命とは何か?
 生涯、ペンの勇者として、新聞を武器に正義の言論戦を展開した、ブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁は語られた。
 「新聞は毎日、また常に、民衆の光輝ある力のために、現在と未来の間に立って、歴史の行進を先取りする。そして世界の地平線へ、鋭きまなざしを広げていく」
 ──常に民衆と共に、歴史の行進の先頭に立て。人々の鋭き眼(まなこ)を、世界へ大きく広げゆけ、と。
 アタイデ総裁は、民主主義を守るため、独裁政権にペンの力で立ち向かった。
 3度の投獄、3年間の国外追放にも屈せず、終戦後は「世界人権宣言」の起草にも尽力した“人道の闘士”であられた。
 私がお会いした時、総裁は、すでに94歳。
 それでもなお、現役で、連日、何本も記事を書き続けておられた。
 民衆を守るため、逝去されるまで、正義を叫び続け、断じてペンを離そうとはされなかったのである。「本物の獅子」であった。
 アタイデ総裁とほぼ同じ年代だった戸田先生も、聖教新聞の創刊以来、自ら先頭に立って、小説『人間革命』やコラムの「寸鉄」、論文などを執筆され、縦横無尽に言論戦を展開してくださった。
 そのもとで訓練を受けた私も、「学会の真実の歴史を残してみせる」「会員の皆さんが喜ぶならば」と、胸中で恩師と対話を重ねながら、今日まで休みなく、心血を注いで正義のペンを執り続けている。
 名曲「剣の舞」などで知られるアルメニアの大音楽家ハチャトゥリヤンは語った。
 「誠実さは、輝かしいものすべてを受入れ、賞賛すること、悪を激烈に否定し、悪と戦うことのうちにある」(ティグラノフG.G.著、宮下トモ子・菊池嘉人訳『ハチャトゥリヤン・その作品と生涯』新読書社)
 私たちの人生においても、また言論戦にあっても、善を宣揚し、邪悪を破折してこそ、真実の信頼が得られる。
 聖教は真実を師子吼する正義の新聞である(大拍手)。

大発展のアフリカ・コートジボワール
妙法の剣は無敵! 皆が勝利者に

友よ元気で!
 一、きょうは、アフリカ・コートジボワールSGI(創価学会インタナショナル)の代表も集まってくださった。
 連日の研修、本当にご苦労さまでした。
 皆、幸福に!
 一生涯、幸福に!
 毎日、私は、妻とともに、お題目を送っています。皆さんが勝つために!
 お会いできて、本当にうれしい。皆さん、お元気で! ありがとう!(大拍手)
 〈ここでコートジボワールの友が立ち上がり、広宣流布への決意を込めて、元気に掛け声を響かせた。
 「先生と共に、私たちコートジボワールSGIは、広布のために前進する準備ができています!」「私たちコートジボワールSGIは、真の友情を築く準備ができています!」
 「イタイドウシン(異体同心)!」「ビクトワール(勝利)!」〉


 一、ありがとう! 本当にありがとう! (大拍手)
 コートジボワールの有名な箴言に、「針の通ったところは糸も通っていく」(北村孝一編『世界ことわざ辞典』東京堂出版)とある。
 大事なのはリーダーの率先の行動である。
 さらに貴国の格言には、「雨が降っても降らなくても、井戸端はいつも濡れている」(鈴木裕之「コートジボワールのことわざ」、『世界ことわざ大事典』所収、大修館書店)とある。
 どんな困難な状態でも、必ず希望はあるという意味である。
 わがコートジボワールSGIの偉大な友も、勇気ある対話で、地域に「希望の泉」を、社会に「平和の道」を、国土に「繁栄の光」を広げておられる。妙法という無敵の宝剣を掲げて進んでおられる。
 あまりにも尊い使命の方々である。皆で讃嘆の拍手を贈りたい!(大拍手)(下-2に続く)
(2010年4月23日付 聖教新聞)







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