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晴ればれとBlog

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池田先生のスピーチ

2009/12/23
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ドイツ・「ワイマール・ゲーテ協会」特別顕彰授与式/
創立80周年記念第2回全国青年部幹部会/
新時代第35回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 


臆せず進め 太陽と共に勝て
君よ 創価のゲーテたれ

「人間は必ず変われる」と教えたゲーテ
対話で全世界を結べ
インドネシアの大作家
友情は炎の敵意にまさる


 一、ゲーテは、わが青春の魂の友であります。
 私は、読んで読んで読みまくりました。
 ゲーテというと、やはり戸田先生のことを思い出す。一流の教育者であり、何もかもご存じの天才的な指導者であられた。
 軍国主義に抵抗し、断じて信念を曲げなかった先生は、「牢獄で2年間、勉強したよ」ともおっしゃっていた。
 どんな場所でも勉強できる、大境涯を開いていける──そのことを身をもって示された。立派な、不世出の先生でした。虚偽を見破る鋭さは、怖いほどでした。
 ゲーテは“優れた師に学び、さらに発展させよ”と教えた。ゲーテ自身も、そうでした。
 彼は“偉大な師匠を見つけよ。その人に学ぶことが、一番大事なのだ”と示唆しております。
 この賢人ゲーテの励まし通り、私は師弟の道を走り抜いてまいりました。そして広宣流布を進め、世界中に仏法を広めました。世界の各地に、未来への“第一歩”を印したのです。

 きょうは海外の同志の皆様、本当にご苦労さま! ありがとう!
 本当に、本当にありがたい方々である。
 皆で拍手を送りましょう!(大拍手)
 はるばる遠くから、大変な苦労をして来てくださったのである。
 尊い志の同志に対して、幹部が「よくお越しくださいましたね!」と心を込めて迎えるのは当然のことです。

人を活気づけるものは「対話」
 一、戸田先生と私は、ゲーテをめぐって何回も何回も語り合いました。偉大な師匠だった。あらゆることを教わりました。
 社会変革への燃える心を、まだ若い20代の私に対して、深く深く打ち込まれた。
 そして私もまた戸田先生に、民衆のための闘争を誓ったのである。
 きょうは懐かしき語らいを思い起こしつつ、ゲーテから学ぶ指針を3点、お話ししておきたい。

 第1は、「対話」であり、「友情」であります。私たちでいえば、友の幸せを願い、正義と真実を語り抜く「折伏」に通じるでしょう。
 ゲーテは、こんなやりとりを記している。
 ──金よりも素晴らしいものは何か?
 それは光である。
 光よりも活気づけるものは何か?
 それは会話である、と(国松孝二訳「ドイツ亡命者の談話」から。『ゲーテ全集第8巻』所収、人文書院)。
 学会は「対話」で勝ちました。「折伏精神」で勝ちました。これからも大いにやろう!〈会場から「ハイ!」と勢いよく返事が〉
 勇敢なる「対話」の人こそ、創価のリーダーである。
 そして、リーダーならば、同志が本当に喜び、心から安心できる、そういう展望を示していくことです。

「抜苦与楽」の心
 一、ゲーテは、この世から苦しみを少しでも減らしたい、皆に喜びを贈りたいと願って、一生を過ごした。
 仏法の「抜苦与楽」の実践にも通ずる。
 そのゲーテの武器こそ、「対話」だったのであります。
 私も「対話」で世界に「友情」を結んできました。今や192力国・地域に、たくさんの学会の同志がおられる。
 日本だけではない。世界中の民衆と「対話」を広げてきたのです。

世界の指導者と深めた「友情」
 一、各国の大統領や首相とも、私は、胸襟を開いて語り合ってきました。
 そのなかには、生涯にわたる友情を結んだ方々も少なくありません。
 統一ドイツのヴァイツゼッカー初代大統領も、私の大切な友人です。二人で、いつまでも語り合いました。
 オステン博士の王者の風格は、この哲人大統領と実によく似ておられると申し上げておきたい(大拍手)。

知性と行動光る人間王者たれ!
 一、きょうは、大切な宝の友人である、インドネシア大学の先生方も出席してくださった。誠にありがとうございます。
 インドネシアの信念の大作家プラムディヤ先生は、「素晴らしい友情は炎の敵意にまさる」(押川典昭訳『プうムディヤ選集5』めこん)と綴られた。
 権力でもなく、利害でもない、大誠実で築かれた心の友情ほど強いものはありません。
 どうか、偉大なる創価の青年部の君たちもまた、世界一の「平和と人道の大連帯」を、さらに強め、開いて、若き創造者としての出発をお願いしたい。
 「若き創価のゲーテたれ!」と私は叫びたい。いいですね!〈青年部から「ハイ!」と力強い返事が〉
 ゲーテは、実践も強い。頭もいい。知性と行動、その両方が優れている。これが本当の人間王者です。

人間革命の前進
 一、ゲーテに学ぶ第2は、「人間革命の前進」であります。
 ゲーテは、人間形成の物語の中で、「世の中のいちばん役立たずに見えた」女性が、人々とともに、地道に、そして立派に活躍しゆく挿話を描く。「人間とはどんなに変りうるものか」とも記しています(登張正實訳「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」、『ゲーテ全集8』所収、潮出版社)。

 人間は限りなく向上できる──これこそ、仏法とゲーテが目指しゆく「人間革命」の軌道にほかならない。
 大事な一点です。
 わが胸中の太陽を輝かせながら、どこまでも強く、明るく、晴れやかに、喜びの光を広げていくのです。
 この希望と充実の花の道を、“華陽の乙女”女子部の皆さんは、朗らかに進んでください! 愉快な前進をお願いします!
 〈「ハイ!」と女子部の友の快活な返事が〉
 一人ももれなく、幸福になるのです。
 大切なことは、悩みにぶつかった時に、相談できる人、信頼できる人をもつことです。
 愚かであってはならない。つまらないことで、苦しんではいけない。何でも、ご両親や先輩、友人に相談しながら、賢明なる青春を送ってほしい。
 私と妻は、心から、そう祈っています。

ゲーテは別離、病、誹謗にも負けなかった
我が胸中に大哲学の光

永遠に勝利の大生命を開け
 一、ゲーテに学ぶ第3は、「永遠に勝利の大生命を開きゆくこと」であります。
 人間らしく、自分らしく、大いに羽はたいていける土台をつくらなければならない。
 ゲーテは大病に苦しんだ。最愛の家族にも先立たれた。最も高貴な行動を貫いて、最も卑劣な誹謗を浴びた。
 しかし、断じて負けずに、わが生命を威風も堂々と燃え上がらせて戦いました。
 「日のある限り、活動せよ!」(末村謹治訳『ゲーテ全集第32巻』改造社)と。
 そしてゲーテは、死をも悠然と見つめながら、“生命は永遠に活動を続けるものだ”と確信していた。
 〈ゲーテは、「われわれの精神は、絶対に滅びることのない存在であり、永遠から永遠にむかってたえず活動していくものだ」と語っている(エッカーマン著、山下肇訳『ゲーテとの対話』岩波文庫)〉

 生命は永遠である。
 ゲーテの洞察は、仏法に近かった。
 ともあれ、わが壮年部の皆さん!
 ゲーテのごとく、師子となって戦ってもらいたい!
 若々しく、はつらつと!
 90歳になっても「まだ20歳ですか?」(笑い)と言われるくらいの気概でいこう!
 青年たちのために、心を尽くすのだ。婦人部・女子部に最大に感謝していくのです。
 威張る人は、誰からも尊敬されないものだ。
 感激もなく、挑戦もなく、うまく立ち回る、要領だけの人間になってはいけない。
 皆のために働けば、気持ちがいい。健康にもいい(笑い)。
 私はまだ、81歳で青年の心意気です。あらゆる勝利への手を打ち、前進しています。
 どうか皆さんも、最前線の友の意見によく耳を傾けながら、一段と頼りにされ、信頼される名指導者になっていただきたい。(下-2へ続く)

(2009年12月21日付 聖教新聞)









Last updated  2009/12/23 10:18:22 AM
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人間を苦しめる戦争は絶対反対

仇を討つ!
 一、お母さんを大事にするのです。それを忘れてはいけない。
 特に若い皆さんに、そう申し上げておきたい。
 終戦のとき(1945年〈昭和20年〉8月15日)、私は17歳。
 わが家もまた、例に漏れず、あの戦争に苦しめられた一家でした。
 戦時中、私の4人の兄は次々と戦地に召集された。
 一家の柱の父も病気がちで、母の苦労は並大抵ではなかった。
 その母を助けたいと思い、私は小学校6年生の時から3年間、新聞配達もしました。
 昭和20年に入ると、わが家は強制疎開で取り壊され、新しい家も空襲で直撃を受け、灰燼に帰した。どん底の中のどん底でした。本当に苦しみました。
 だから私は、戦争反対です。戦争が憎い。

 初代会長の牧口先生は、誤った思想を奉じて戦争を遂行した軍部政府に、真っ向から反対して投獄され、獄死されました。
 第2代会長の戸田先生も、牧口先生にお供して、2年間の獄中生活を強いられました。
 この獄中で、牧口先生の死を知らされた戸田先生は、独房の中で、ただ一人、涙にかきくれました。
 そして、「必ずや牧口先生の仇を討つ!」と心に誓い、出獄後、平和への大闘争に立ち上がっていかれたのです。
 ここに創価学会の師弟の原点があります。
 戸田先生のもとで、「平和の世紀」を開くために戦った私もまた、正義の民衆の団体を弾圧せんとする権力の横暴によって、無実の罪を着せられ、牢獄に入りました。

戸田先生
一番大事なのは民衆

いかなる行動をしているか
 一、こうした生死を越えた経験を通して、恩師の戸田先生が、弟子の私に何度も教えてくださったことがあります。それは、次のようなことでした。
 「どんなに立派な肩書を持った人であろうとも、人間は人間である。相手の立場や地位を見て、ペコペコと頭を下げたりしてはならない」
 「人間にとって大切なのは、いかなる思想を持ち、いかなる行動をしているかだ。
 ゆえに人類最高の思想を学び、人々の幸福のために行動している創価の青年は、どんな人に対しても、胸を張って、堂々と、わが信念を語っていくのだ」
 「一番大事なのは民衆である。創価学会は民衆の団体だ。青年が主体である。
 ゆえに、どんな時も強くいけ! 勇気! 勇気だ!」と。
 民衆こそ王者です。若き皆さんには、恐れるものなど何もない。
 勇気をもって、希望をもって、朗らかに、また堂々と、わが胸中の正義を叫び抜いていただきたい。
 それがゲーテの生き方でした。よろしく頼みます!(大拍手)

親孝行で光れ 偉大な母に感謝

言葉が大事! 態度が大事!
 一、きょうは未来部の代表も参加している。本当にうれしい!(大拍手)
 未来部の皆さんは、学びに学んで、親孝行をしてください。
 親に苦労させたり、苦しめたり、悲しい思いをさせてはいけない。
 いろいろあるだろうけれど、どんな親であっても、心の中では子どものことが心配でならない。皆さんのことが一番大切なのです。その心が分からないといけない。
 親に喜んでもらうのです。ほっとさせ、安心させてあげるのです。
 そのためにも、皆さん方は、言葉を大切にしていただきたい。はっきりと言葉に表してこそ、心の思いは相手に伝わっていく。皆さんの言葉と態度が大事です。それは、何よりも価値があるのです。
 親の言うことには、
 「ハイ!」と返事をする。それができるのが、大きな心の人だ。
 時には、「お母さん、きょうは私がお手伝いするから休んでいてください」と優しい言葉をかけてあげるのです。一言、そう言えば、どれほど、親はうれしいか。きっと陰で涙を流して、喜んでくれるでしょう。
 未来部、そして青年部の皆さん、親孝行を頼みます!(大拍手)

(2009年12月21日付 聖教新聞)






Last updated  2009/12/23 10:16:33 AM
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「ドイツ・「ワイマール・ゲーテ協会」特別顕彰授与式/
創立80周年記念第2回全国青年部幹部会/
新時代第35回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 
(2009.12.12 東京牧口記念会館)

〈世界文学の最高峰ゲーテ。その精神を探究し、未来へ宣揚しゆく、伝統あるドイツの学術団体「ワイマール・ゲーテ協会」(ヨヘン・ゴルツ会長)から、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「特別顕彰」が贈られた。席上、ゲーテの依頼で1816年に制作された貴重な「ゲーテ・メダル」が、“ゲーテの最大の理解者であり、平和と人道に尽くしてきた池田会長に”と贈呈された。〉

青年よ平和の世紀を開け

ゲーテ「正しいことを たゆまず行(おこな)

勇気を出せ 強気でいけ
胸を張って正義を語れ

 一、遠くドイツからお越しくださった文化の使節を、私たちは最高の礼をもってお迎えしたい(大拍手)。
 ドイツが世界に誇る大文豪ゲーテ。
 彼は、1749年の8月28日、フランクフルトで生まれた。本年は生誕260周年の佳節にあたります。
 かつて私は、ゲーテの生家を、妻とともに訪れました。1981年(昭和56年)5月のことです。
 案内を受け、ゆっくりと見学した。往時を偲んで、ある時は感動し、ある時は心で涙しながら、長い時間、見て回った。
 黄金の思い出であります。
 今も世界で愛読されている『若きウェルテルの悩み』。世界文学の最高峰の一つである
 『ファウスト』。ゲーテの作品は数多い。
 さらにワイマールに招かれ、大臣となり、政治、教育、文化、芸術などの発展にも貢献しています。
 ゲーテは自然科学の分野でも、動物学、植物学、地質学、光学など、さまざまな研究を進め、業績を残しました。幾多の指導者が敬愛してやまない“精神の巨人”なのです。
 ドイツの大詩人・シラーと親友であったことも有名です。
 よき人は、よき人とつきあっている。偉大な人は、偉大な人を離さないものです。
 ゲーテとシラーは、ともに、名門モスクワ大学から名誉称号を贈られています。
 〈池田SGI会長はモスクワ大学から「名誉博士号」(1975年)と「名誉教授」称号(2002年)を受章している〉

一流に学ベ!
 一、ここで、本日ご出席いただいた、ワイマール・ゲーテ協会顧問のオステン博士についてご紹介したい。
 博士は、ドイツのケルン大学で法学博士号を取得された後、外交官として活躍された。
 その間、1986年から92年まで、在日本ドイツ大使館にも勤務されています。その時代から、私についても研究してくださったとうかがいました。
 きょうの出会いを、本当にうれしく思います(大拍手)。
 博士は、父君の影響で、幼少のころからゲーテの作品に親しんでこられた。素晴らしい教育です。
 
 一、どんな分野であれ、「一流」に触れさせる意味は大きい。
 きょうのこの会場にも、お子さんをもつ親の方々がおられるでしょう。
 子どもにゲーテのことを語れば、「お父さん、すごいな!」(笑い)と尊敬される。
 頭ごなしに「こうしなさい」「ああしなさい」というだけでは、子どもも嫌になる。それよりも、よき刺激を与えることだ。偉大なものに触れてこそ、目が開かれるのです。
 本来、仏法は普遍の英知を説いている。ゲーテに学ぶことが、最も価値ある人間の道に通じていくのです。

欧州の文化首都
 一、かつてオステン博士は、ドイツSGIのヴィラ・ザクセン総合文化センターで、素晴らしい講演をしてくださった。この場を借りて、感謝申し上げます(大拍手)。
 博士が顧問を務める「ワイマール・ゲーテ協会」は1885年、ドイツ中部の都市ワイマールに、ゲーテ研究の推進を目的として設立されました。
 ワイマールは、ゲーテが政治、文化、芸術の活動の拠点として、長年にわたって住んだ天地です。
 現在も、ヨーロッパを代表する歴史と文化の都市として知られ、1999年には「欧州文化首都」に選ばれています。
 ワイマール・ゲーテ協会は、ヨヘン・ゴルツ会長のもと、世界50力国に約3500人の会員を擁します。
 欧州のみならず、南米やアジアにも研究者のネットワークを広げています。

一人の友を励ませ
ゲーテ「行動せよ」「進んで人を助けよ」

気高くあれ!
 一、それは1777年、ドイツの寒い冬のことでありました。
 北風に向かって、勇んで28歳の若き指導者が馬に乗り、旅を続けておりました。
 冷たい雹が降っても、青年は、ひるまない。ワイマールの都から遠く離れた、悩める無名の友のもとへ、青年は森を抜け、山を越えていきました。
 一人を励ますために走った、この若き指導者こそ、私たちの敬愛するゲーテなのであります(大拍手)。
 大変な中を、ただ友のためにと行動する。学会の活動、仏法の修行も同じです。
 こういう人が偉くなるのです。このことを忘れないでいただきたい。
 自分は苦労を避けて、楽ばかりしている人が、偉大になるわけがない。
 一番貧しい中で、一番大変な中で、一番陰で戦った人こそが、本当に偉大な人間になるのです。
 ゲーテは叫んだ。
 「人間よ気高くあれ」(星野慎一訳『ゲーテ詩集』潮文庫)
 ちょっとしたことで落ちこんだり、すぐにくたびれて、だらけたり、意気地なしになったりしてはいけない。
 “気高くあれ! グッと胸を張れ!”──これがゲーテの心でありました。
 彼は、こうも言う。
 「進んで人を助け善であれ!」(山口四郎訳「くさぐさの歌」、『ゲーテ全集1』所収、潮出版社)
 
学会活動、仏法の精神にも通じる言葉です。
 そして、「正しいことを つねに倦むことを知らずおこなえ」(高安国世訳「神性」、『ゲーテ全集第1巻』所収、人文書院)と。

 ゲーテの訴えは、仏法者の行動とも、深く響き合っている。
 私は若き日に、戸田先生から、「ゲーテを読んだか」「どこまで読んだか、内容を言ってみなさい」と厳しく鍛えられた。
 「ゲーテのように生きなさい! 戦いなさい!」と、何度も何度も言われました。
 戸田先生も私も、ゲーテが好きでした。世界に輝く大文豪です。一生懸命、読み、研究しました。
 青年時代に住んでいたアパートの本棚には、ゲーテの著書がたくさん並んでいた。
 また、妻もゲーテが好きで、一緒に、ゲーテについて語り合つたことを思い出します。
 ともあれ、ゲーテの文学を読む人は多い。しかし、その精神を受け継いで行動を起こす人は、どれだけいるだろうか。
 ここにお迎えしたオステン博士をはじめ、貴協会の方々こそ、高貴なる「ゲーテ精神」の体現者であります(大拍手)。
 きょうの出会いを、私は心から楽しみにしておりました。
 尊きご夫妻に、万雷の拍手をもう一度、送りましょう!(大拍手)。

勇気と信念の翼を広げよ!
 一、オステン博士が、意義深き「ゲーテ・メダル」を、どれほど深いお心でお持ちくださったか。
 連絡をいただいた時も、今も、私は心の中で涙を流しました。誠に、ありがとうございました(大拍手)。
 大文豪の命が光る、この人類の宝のメダルには、「行動せよ。翼を持ったわが友、ペガサス」と刻まれている。
 このメダルが、いかに貴重なものか。私は、よく存じ上げています。
 ゲーテが依頼し、12個しか作られなかったうちの一つである。〈1816年制作〉
 まさに“宝の中の宝”である。
 私は、貴協会のご厚情に、世界192力国・地域の青年とともに、ゲーテの心を携え、勇気と信念の翼を広げて、お応えしていく決心であります(大拍手)。

感謝の心を忘れるな!
 一、オステン博士は、ゲーテの報恩の心を通して、「感謝の念をもって生きるとき、はじめて生命は意義深いものになる」と強調しておられます。
 仏法でも報恩を説きます。まさしく博士の主張は人生の法則に則っておられます。
 人間の道に背く恩知らずを許してはならない──それがゲーテの心でありました。
 ここで私たちは、大変に母思いであり、母を大切にしたゲーテを見習って、世界の偉大な母たちに敬意を表し、「婦人部の皆様、ありがとう!」と心からの感謝を捧げてまいりたい。〈参加者が立ち上がって、婦人部に感謝の言葉を贈り、最敬礼した〉(上-2へ続く)

(2009年12月21日付 聖教新聞)







Last updated  2009/12/23 10:15:44 AM
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2009/12/06
代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 下

戸田先生
指導者は、皆に仕えるのだ
率先して打って出るのだ
二百倍、三百倍の労力で
完璧な勝利の道を開け

フランスの社会事業家
事態の流れを変えるのは行動である

トルストイ
真実を知り得たなら人に伝え実行せよ」

正義を叫べ 声の力は偉大

富士のごとく!
 一、スペイン最高峰の劇作家の一人、カルデロンは、登場人物にこう語らせている。
 「およそ戦いというものは、勝てば官軍、負ければ逆賊」(高橋正武訳『人の世は夢・サラメアの村長』岩波文庫)と。
 人生も、社会も、勝負は厳しい。
 しかし、勝たなければ、後に続く世代の道も閉ざされてしまう。懸命に戦う最前線の闘士に、悔しい思いをさせるだけだ。最後に勝つための仏法である。
 今こそ、青年が勇敢な声をあげ、一切を勝利させていくのだ。
 頼むよ!〈「ハイ!」と力強い返事が〉

 「事態の流れを変える」ために、必要なことは、一体、何か。
 欧州統合という構想を現実に推し進めた、20世紀のフランスの社会事業家、ジャン・モネは述べている。
 「必要なのは、時局の求めや単なる形式的な文言ではなく、今もってそう信じるのだが、行動である」(近藤健彦訳『ジャン・モネ─回想録─』日本関税協会)
 重みのある言葉だ。
 モネについては、私とフランスのシャルル・ナポレオン公との対談でも話題になった。

 時を待つのではない。
 動きに動いて、勝利の時を創るのだ。
 広宣流布の前進において、本陣のリーダーの責任は、あまりにも大きい。
 戸田先生は、厳として言われた。
 「最高幹部は、全会員に仕えるのだ。率先して打って出るのだ。
 二百倍、三百倍の労力を費やして、完璧な勝利の道を開くのだ。
 それが、創価の師弟の精神だ」
 
頑張ろう!
 仏法は勝負である。
 健気な女子部や、後輩たちのために、先頭に立って道を切り開く──それが、将たる者の使命である。
 先生は、こうも叫んでおられた。
 「臆病な幹部はいらない。
 本当に、一緒に広宣流布をしよう、大聖人の仏法を広めよう、不幸の人を救おうという心を失った幹部は、学会から出ていってもらいたい。こういう人間には、いてもらっては困る。邪魔になる。不潔になる。学会が濁ってしまう」
 厳しいようだが、後世のために、あえて伝え残させていただく。
 ともあれ、リーダーは、いかなる状況にあっても、富士のごとく雄大な心で、晴れ晴れと胸を張って、同志を包み、励ましていってもらいたい。
 話し方ひとつとっても、若々しく、歌を歌うような、生き生きとした声で語るのだ。心のこもった声は必ず、相手の胸に入る。
 「言(ことば)と云うは心の思いを響かして声を顕す」(御書563p)と仰せの通りである。
 決して、一方的であってはならない。
 「いい話が聞けてよかったな」と、皆が満足し、清新な決意で出発できるような工夫をお願いしたい。

 ロシアの大文豪トルストイの言葉に、こうあった。
 「真実を知り得た人々がなすべきことは、その真実を人々に伝えることだ。そして、実行することである」
 真実は、伝わってこそ価値を生む。実行してこそ、よりよき世界をつくっていける。
 大聖人は「うれしきかな末法流布に生れあへる我等」(御書1439p)、「悦ばしいかな経文に任せて五五百歳・広宣流布をまつ」(同1525p)等と仰せである。
 広宣流布という偉大な使命を果たしゆく人生が、どれほど素晴らしいか。
 いよいよ、勝負の時である。
 喜び勇んで、前進しよう!(大拍手)

 一、私は今、学会の将来のために、着々と手を打っている。
 全国各地には、創価の友が喜び集う、数多くの会館がある。
 研修道場や墓地公園も、別海の北海道研修道場、厚田の戸田記念墓地公園、兵庫の関西池田記念墓地公園、そして、“平和の要塞”と親しまれる沖縄研修道場など、日本列島のすみずみまで、実に壮大な広がりとなった。
 青年部の諸君!
 君たちの黄金の舞台は、日本中、そして全世界に開かれている。
 「世界第一の使命と栄光の青春を、誇り高く、勝ち進め!」──こう強く申し上げておきたい(大拍手)。

 一、「日興遺誠置文」には仰せである。
 「未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事」(同1618p)
 これは、師・日蓮大聖人の「立宗宣言」から80年の時に叫ばれた、弟子・日興上人の師子吼であられる。
 日興上人は、大聖人の御心に、寸分違わず行動し、ただ一人、師弟の正道を貫いてこられた。
 広宣流布の大願へ、身命を借しまず、正義を叫ぶ。ただただ、師の仰せの通りに戦い抜く──。これが、学会の永遠の魂である。

アメリカの作家
誉めること自体が芸術

最後に勝て!
 一、アメリカの作家マーク・トウェインは語った。
 「誉めるということはそれ自体で芸術」(ドロシー・クイック著、野川浩美訳『マーク・トウェインと私』ほんのしろ)と。
 その通りである。
 真剣に戦う同志を、ほめ讃えながら、明るく、朗らかに、そして、どこまでも仲良く進んでいこう!
 長時間、ありがとう!
 最後に恩師がお好きたった“大楠公”の曲を皆様に贈りたい(大拍手)。
 〈名誉会長がピアノに向かい、“大楠公”を演奏。師弟の魂が共鳴した。さらに「荒城の月」「さくら」を奏でた〉
 皆さん、お元気で!
 勇気、正義、そして忍耐で進むのだ。
 朗らかに! また朗らかに!
 たとえ折伏がなかなかできなくても、朗らかにいくのだ。楽しく生き抜くのだ。
 自分自身を、また家族、兄弟、親戚を、幸福へと引っ張っていくために戦おう!
 戦いというのは、得てして、「勝利」の中に「敗北」の因があり、「敗北」の中に次の「勝利」の因があるものだ。
 ゆえに、小さく考えないで、勝っても負けても、朗らかに前進しよう!
 そして最後に断固として勝つのだ。
 最後まで信心し切った人は、生々世々、大功徳に包まれ、子孫未代まで栄えていくのである。
 これが大聖人の仰せである。絶対に御書に間違いはない。
 皆さん方とご家族の「勝利」と「幸福」を祈ります!
 風邪などひかないように。またお会いしましょう!(大拍手)
(2009年12月4日付 聖教新聞)






Last updated  2009/12/07 12:02:45 PM
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代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 下


青年の黄金の舞台は全世界
朗らかに 気宇壮大に進め

いよいよ勝負の時
御聖訓「うれしきかな末法流布に生まれあえる我等」
喜び勇んで80周年へ出発


 一、現在、全世界で新たな会館などの建設が進められている。
 私は若き日から、世界広布の未来を展望して、さまざまな構想を練り、一つ一つ手を打ち、実現をしてきた。
 どこまでも気宇壮大に! 堂々たる世界広布の大河を築くのだ!──この気概で前進してきた。
 欧州でも、南米でも、未来への布石を次々に打ってきた。
 今、創価の宝の城は、世界の各地で燦然と光り輝いている。

平和と文化の城
 一、ブラジルのサンパウロ郊外には、光と緑の大庭園であるブラジルSGI(創価学会インタナショナル)自然文化センターがある。
 またインドのニューデリー近郊には創価菩提樹園がある。クジャクが舞いゆく“現代の霊鷲山”である。
 イギリスのロンドン郊外にはタプロー・コート総合文化センターがある。かつてチャーチルなど歴代首相が訪れ、タイの国王も滞在した「名士の城」である。国家遺産省から「歴史的建造物」に指定されている。
 また、フランス・シャルトレット市にあるフランス総合文化センターは、500年の歴史が薫る「文化の城」である。
 「花の都」フィレンツェにあるイタリア文化会館は、古代ローマ時代の1、2世紀の建造物が淵源といわれる。16世紀には、ルネサンスの最大の後援者であったメディチ家ゆかりの人々が所有した。
 ドイツのヴィラ・ザクセン総合文化センターは150年の歴史を誇る建造物で、地元ビンゲン市の重要文化財となっている。文豪ゲーテが、「ここから見るライン川が一番美しい」と讃えた、景勝の地に立つ。
 ウィーンのオーストリア文化センターは、ハプスブルク家の最後の皇女ゆかりの館である。〈現在、ハプスブルク家の美の遺産を公開する「華麗なるオーストリア大宮殿展」が東京富士美術館で行われている(明年1月17日まで)〉
 また、香港総合文化センターなど、アジアの各地にも市民に聞かれた“平和と文化の大城”が築かれている。
 世界の人々があこがれる一流の場所に、素晴らしい建物が立っている。
 さらに“世界広布の電源地”アメリカでも、胸躍る建設計画が各地で進展している。ナガシマ理事長が、その様子を、深い決意とともに報告してくれた。
 こうした一級の建築物は、学会の文化性、精神性の高さを示す、一つの象徴でもある。
 「ああ、創価学会は文化に深い理解があるな」「学会は、歴史的な建物を本当に大切にしているな」──こういうところから、人々の共感が広がる場合がある。友情と理解も広がっていく。
 どこまでも地域に根差し、地域の人々と協力して、地域の繁栄と発展に尽力していく。これが学会のいき方である。

最高に価値ある青春を
 一、皆さんのおかげで今、学会は世界的な大発展を遂げた。
 若き諸君が活躍する創価の舞台が、どれほどすごい世界か。福徳輝く偉大な世界か。
 私が第3代会長に就任した時には、まだ会館も少なかった。立派な設備など整っていなかった。
 戸田先生の時代も、苦闘の連続だった。
 私は19歳で先生の弟子となった。戦後の混乱もあり、先生は事業で失敗し、多額の負債を抱えてしまった。
 多くの債権者が押し寄せた。事態を察知して新聞記者もやってきた。
 明日をも知れぬ、絶体絶命の状況。その中で私は「どうかご安心ください!」「必ず先生をお護りします!」とお誓い申し上げ、戦い抜いた。
 師匠を護って護って、護り抜いた。そして、あらゆる苦闘を越えて隆々たる学会を築いてきたのである。

 インドネシアの大文豪プラムディヤは記している。
 「若いというのは尊いものだ」
 「若さは大切にするんだ。決して粗末にしてはいけない」
 「有益なことだけ、目的のあることだけを考えろ。頭とエネルギーは、おまえたちの理想の実現のために使うんだ」(押川典昭訳『プラムディヤ選集1』めこん)
 抑圧的な政治体制のもとで、長く獄中生活を強いられたプラムディヤは、ワヒド元大統領の友人であった。
 青年が大事だ。青年の活躍で未来が決まる。どうか、悔いのない、最高に価値ある青春時代を送っていただきたい。断じて広布の理想に生き抜いてもらいたい。

不屈の闘争で
 一、事業の苦境の中で、戸田先生は学会理事長の辞任を突然発表された。その折私は戸田先生にうかがった。
 “先生が理事長を辞められたら、新しい理事長が私の師匠になるのでしょうか”──。
 戸田先生は「それは違う」と言下に否定された。そして、「苦労ばかりかけるけれど、君の師匠は私だよ」と厳然とおっしゃってくださった。
 先生に断じて会長になっていただきます! そのために私が奮闘いたします!──私は、その決意を申し上げた。
 場所は、西神田の小さな旧学会本部。二人きりの語らいだった。
 本当に大変な時代だった。戸田先生をおとしめ、自分たちが学会を牛耳ろうとする人間たちもいた。
 しかし私は、師弟不二の不屈の闘争で、一切の困難を打ち破った。師弟の勝利の歴史を打ち立てた。

 プラムディヤは、物語の中で、一人の母の言葉を記している。
 「思い上がりが、あなたを苦しめ、不幸にしてきたのです」「たったいまから、感謝の心を忘れない人間になるよう訓練なさい」(押川典昭訳『プラムディヤ選集6』めこん)
 傲慢な人間、恩知らずの人間には決してなってはならない。
 青年時代、私は師匠・戸田先生を命懸けで支えた。一番、正しい人、一番、広宣流布のために戦う人を護り抜いた。
 これが本当の弟子である。これが真実の仏法の実践である。
 正義の人を苦しめ、いじめれば最後は無残だ。惨めな人生の末路をたどることは皆様がご存じの通りである。
 ともあれ、大事なことは、「将の将」たるリーダーが、もう一度、本当の学会精神に立ち返って戦うことだ。自分自身が変わことだ。
 どこまでも「上」に立つリーダーが本気になって立ち上がることだ。そうすれば、学会はもう一歩、大きな前進を遂げることができる。

世界250大学の672講座で教材に
 一、きょうは、アメリカのボストン近郊に立つ「池田国際対話センター」のリーダーの皆さんも参加されている。
 前身の「ボストン21世紀センター」の時代から、大変に尽力してくださっている方々である。「ご苦労さま!」と最大に感謝申し上げたい(大拍手)。
 これまで、同センターが編集・出版した研究書は、ハーバード大学をはじめ、世界の250を超える大学の672講座(累計)で教材として使われ、高く評価されている。
 私も、要請に応じて、こうした研究書に論文や序文を寄稿してきた。
 今回、19世紀アメリカの思想家ソローをめぐる私の「てい談」の英語版が出版の運びとなり、同センターで発刊記念の講演会が開催された(9月24日)。
 〈てい談の相手は、アメリカ・ルネサンス研究の大家である、ソロー協会のボスコ元会長とマイアソン元事務総長。
 日本語版のタイトルは、『美しき生命 地球と生きる』(毎日新聞社刊)。英語版は『クリエーティング・ウォールデンズ──アメリカ・ルネサンスをめぐる東西の対話』(ダイアログパス・プレス刊)である〉

 さっそく、地元の高校などから、ぜひ、学校の教材として使いたいとの要請が寄せられていると、うかがった(大拍手)。
 お世話になったボスコ博士、マイアソン博士をはじめ、関係者の皆様方に心から感謝申し上げたい。

目を開け!
 一、世界の識者との対話──それは、恩師の遺言であった。
 私は対話に走った。世界へ道を開いた。
 青年部も、目を世界に開いてもらいたい。
 また壮年部の諸君も、私とともに奮い立って一緒に進むのだ。
 私に比べれば、皆さんは、まだまだ若い。老け込むには早い(笑い)。
 どこまでも学会とともに生き抜くのだ。
 そして、「あの人の励ましによって救われた!」「あの人のおかけで成長できた!」と皆から尊敬され、感謝される一人一人であっていただきたい。
 一、今、創価の民衆のスクラムは地球規模で広がった。
 その根本の土台を、わが身を削って築き、護ってきたのは誰か。
 広宣流布に戦い抜いて、御書に仰せの通りの「三障四魔」「三類の強敵」の大難を受けてきたのは誰か。
 初代の牧口先生であり、第2代の戸田先生であり、第3代の私である。
 そこに、どれだけの祈りがあり、どれだけの熟慮があり、どれだけの戦いがあったか。
 自分のことになってしまうが、青年部の皆さん方には、学会の指導者の真実の心を、真実の歴史を知っておいていただきたいのである。

日蓮とデューイ 人間主義の共鳴
 一、また先日(11月14日)は、この「池田国際対話センター」で、アメリカの教育哲学者デューイの生誕150周年記念フォーラムが開催された。
 〈テーマは「ジョン・デューイと池田大作──新しきヒューマニズムの探究」〉
 席上、「地球憲章」起草の中心者として世界的に著名なロックフェラー博士(ミドルベリー大学名誉教授)が、こう語っておられた。

 ──“万人が仏である”と説く日蓮仏法の思想は、デューイが提唱した「誰でもの信仰」の概念と深く共鳴しています──と。
 見ている人は、真実を正しく見ている。
 また仏法の生命論の真髄を、世界の識者が真剣に探究する時代に入っていると言える。
 我々は時代の最先端を進んでいる。その誇りと使命を忘れてはならない。

 一、現在、私は、アメリカを代表する知性の方々との対談を進めている。
 〈月刊誌「パンプキン」では、エマソン協会前会長のワイダー博士との連載対談「母への讃歌──詩心と女性の時代を語る」を掲載。
 月刊誌「灯台」では、デューイ協会の会長を務めたヒックマン博士、ガリソン博士との連載「人間教育への新しき潮流──デューイと創価教育」が反響を広げている。
 デューイ協会のガリソン前会長は、こうした対談の意義を次のように評価している。
 「池田会長は、デューイ博士の哲学をはじめ、エマソンのアメリカ・ルネサンスの思想、そしてキング博士の人権思想など、アメリカにとって最も大切な精神に光をあて、対談を行ってくださっております。
 まさに池田会長の対談は、アメリカの誇る“精神の民主主義”を世界に開き、復興するものと感じております」〉

 トインビー博士との対談集をはじめとして、私の世界の知性との対談集は、50点を超えた。
 仏法の人間主義を根底としながら、平和のため、人類の幸福のため、世界を結びゆく「開かれた心」の対話を、今後も一段と広げてまいる決心である(大拍手)。(続く)
(2009年12月4日付 聖教新聞)







Last updated  2009/12/06 09:06:18 PM
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代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 上

忘れ得ぬ出会い
 一、今年の12月5日は、周恩来総理との忘れ得ぬ出会いから35周年を迎える。
 1974年(昭和49年)12月5日、第2次訪中の最後の夜に、私と妻は北京の病院を訪れた。周総理は重い病を患い、入院されていたのである。
 「池田先生とは、どうしても、お会いしたいと思っていました」
 周総理がこう言って、私の手を固く握られたことを、今も鮮明に覚えている。
 すでに私の初訪中の際、総理は、真心の限りを尽くして準備をしてくださっていた。しかし、ちょうど入院して手術をされ、お会いできなかった。
 そして闘病が続くなか、一期一会の出会いとなったのである。
 私は、周総理の世界平和への思いを胸に、今日まで中国との友好を強く結んできた。
 〈12月1日には、名誉会長に中国・天津の「周恩来 トウ穎超記念館」(しゅうおんらい とうえいちょうきねんかん)から「名誉館員」の称号が贈られた〉トウ=登ヘンにこざとヘン)

 一、ともあれ、全世界が創価の80周年を祝福してくださっている。牧口先生、戸田先生も、どれほど、お喜びくださることか。 数多くの顕彰をもって讃えられた、世界一の学会である。すべて皆様の力である。 こうした栄誉は、すべて同志の皆様方に、世々代々に流れ伝わっていく栄光である。これが仏法の光彩である。師弟の誉れである。尊極無上の人生を歩んでいることを深く確信していただきたい(大拍手)。

(2009年12月3日付 聖教新聞)







Last updated  2009/12/06 09:05:01 PM
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代表幹部協議会での名誉会長のスピーチ 上
         (2009.11.27 創価文化会館)

自分自身の幸福と勝利、万歳
共々に明年を最高峰の一年に
油断は大敵! 賢者たれ
同志愛光る名将に

 一、きょうは、新時代を担う若きリーダーをはじめ、各部の代表が集われた。長い将来のために、懇談的に語り合いたい。
 いよいよ、学会創立80周年の開幕である。
 ともどもに、明年の栄光の峰を目指して、皆さんのご家族の、そして自分自身の「幸福と勝利、万歳!」と高らかに叫びたい。
 恩師・戸田城聖先生が、私たちに、よく指導された言葉がある。
 「人生の正しい、勝利の軌道は一体、何か。
 それは、まず『勇気』である。次に『努力』だ。それから『勝利』である」
 これを、いつも青年たちに言われた。私の頭から離れない。
 勇気があったから今の創価学会があるのだ。信心の根本は、勇気である。
 入信以来62年、私は、あらゆる広布の戦(いくさ)を、勇気で勝ってきた。
 かつて、東京の福生(ふっさ)で、他宗の寺が不法な行為を繰り返した時にも、直ちに現地へ飛んで、厳重抗議した。
 何か事が起これば、青年が果敢に叫び、動き、勝利を決した。
 勇気と智慧と同志愛で、新たな道を開いてきたのである。

我々は勝った!
 一、わが同志は皆、本当によく戦ってくださった。
 日本だけではない。アメリカも隆々と発展している。あの国でも、この大陸でも、同志が活躍している。
 平和・文化・教育の光を広げゆく、我ら創価の大行進は、全世界で目覚ましい。
 創価学会は勝ちました。日本においても、学会ほどの民衆の大連帯はない。仏法史に輝く壮挙である(大拍手)。
 すべての勝利は、真剣な同志のおかげである。功徳は大きい。広布のために戦った福運が、子孫末代まで輝きわたることは、御聖訓に照らして絶対に間違いない。仏法は実証主義なのである。

師弟の心が一致すれば無敵だ
 一、皆を安心させる振る舞いは、指導者にとって大切だ。
 とともに、同志を守るためには、切れ味鋭く、頭脳が回転していなければならない。
 戸田先生は、古参の幹部もいるなかで、青年である私を、深く信頼してくださった。
 「私は口先の人間は信じない。大作は、広宣流布のために、日本中を駆けずり回っているではないか。大作を見習え!」と言われたこともあった。
 私は常に、先生のそばで仕えた。先生は、最も困難な戦いを、いつも私に託された。

 昭和26年(1951年)、戸田先生が第2代会長に就任された。同志は喜びにわき返ったが、折伏がなかなか進まない。
 「このままでは、広宣流布には5万年もかかってしまう」と先生は深く嘆かれた。
 「大作、やってくれるか」──先生の命を受け、私は昭和27年、蒲田で2月闘争の大拡大の波を起こした。
 さらに、翌昭和28年には、文京の支部長代理となった。心を合わせた祈りから出発し、全魂こめて友を励ました。当時、住んでいた大田から何度も通った。低迷していた文京は、第一級の支部へと飛躍した。
 戸田先生に全生命を捧げた私である。広布のために、ひとたび師から託されたことは、何があろうと断固として成し遂げる──これが弟子だ。この道を私は貫き通した。
 師弟の心が完璧に一致していれば、何も恐れるものはない。
 私は先生に、連戦連勝の結果をもって、お応えした。
 “肩書ではなく、自分が苦労して真の実力を磨け”“一番、大変なところで道を開け”
──これが恩師の厳愛の鍛錬であった。それが私の宝となった。
 すべて、「将の将」を育てるための、先生の布石であった。
 今日の学会の世界的な大発展を先生が見られたらこくださるであろう。
 不二の決意で立ち上がる、真の弟子がいるかどうか。それが未来永遠の栄光を決する。
 青年ならば、いかなる壁をも打ち破る大勇気を持つべきだ。
 一人立つ勇気を持つのだ。
 勇気と努力で、新たな勝利の突破口を開くのだ。誰かではなく自分が、誉れの弟子として生きて生き抜いていただきたい。〈会場から「ハイ!」と力強い返事が〉

 一、今、全国各地で新しいリーダーが続々と躍り出ている。うれしい限りだ。
 いかなる組織にあっても、要となる人間が賢明であれば、一切無事故で悠々と前進していける。
 反対に、要の人間が愚かであれば、虚偽や無責任がはびこり、人材も伸びない。将来にわたって心すべき急所が、ここにある。
 組織の伸長をはかる「基準」は、「リーダーが成長しているかどうか」──この一点にあるのだ。
 どうか、誇りある使命を深く自覚し、頑張っていただきたい。

御聖訓
“妙法を唱える以外の遊楽はない”
 唱題の人こそ世界一の富者


どこまでも信心根本で
 一、偉大なる広布の道を開きゆく同志のために、できることなら何でもして差し上げたい。
 これが仏法の指導者の心である。
 一つの写真、一つの詩歌でも、愛する同志が喜んでくれるならば──そう思い、祈りをこめて、私は日々、励ましを贈っている。
 法のため、人のために尽くしゆく人生は、それだけ辛労も多い。しかし全部、意味がある。
 今ある環境、限られた条件の中から、一生懸命、智慧を出し合って、広布を進めていくのだ。
 そうやって信心で苦労すれば、苦労した分だけ、諸君の子孫にも必ず功徳が集まっていくのである。
 このように申し上げるのも、多くの人生を見てきた体験の上からだ。まるで“お伽話”のように聞こえるかもしれないが、生命の次元で見れば、仏法の因果の理法は、すべて真実なのである。
 ゆえに、目の前の苦難に、断じて、へこたれてはいけない。
 「南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり」(御書1143p)である。
 私たちは、南無妙法蓮華経の題目を、思う存分に唱えることができる。実はこのこと自体が、世界一、富める者であることを意味しているのだ。
 今、題目を唱えられるという現実そのものが、最高に幸福な境涯なのである。
 さまざまな悩みがあり、経済的に大変であっても、真剣に祈り、信心に徹すれば、いかなる宿命をも転換していける。
 たとえ、お金持ちになったとしても、見栄を張り、遊ぶのに夢中になってしまえばかえって不幸になってしまう場合もある。
 大切なのは、どこまでも信心根本で生き抜くことだ。


「大願」に生きよ
 一、きょうは3点、確認しておきたい。
 第1に、「リーダーの本分に徹し抜く」。
 第2に、「広宣流布の大願に生ききる」。
 第3に、「広布の戦には、断じて勝つ」。

 明年は、断じて勝利の一年にしてまいりたい。〈会場から「ハイ!」と勢いよく返事が〉

あの人がいれば学会は発展する
 一、ドイツの文豪ゲーテは綴った。
 「ぼくに課せられた日々の仕事は、日ごとにたやすくもなり困難にもなるが、これが寝てもさめても一瞬の油断をも許さない」(小栗浩訳「書簡」、『ゲーテ全集15』所収、潮出版社)
 すでに文名赫々たる31歳のゲーテは、国の要職を担い、政務に打ち込みながら、わが生涯をかけた創作活動に思いを馳せていた。その最中での自戒であった。
 現実の社会には、嫉妬もある。敵もいる。悪意もある。寸分たりとも隙があれば、大事業は為し得ない。
 「油断大敵」とは、万事にわたる戒めだ。特に、リーダーが気を抜けば、悪影響は全体に及ぶ。
 ともあれ、まず幹部が動くのだ。自分が動きもしないくせに“他人にやらせよう”という心は、“畜生の心”である。諸君は、そんなずるいリーダーになってはならない。
 私は常に、先駆けとなる戦いで、勝利をもぎとった。不敗の原点を胸に刻み、あらゆる戦いを勝ち抜いてきた。
 若き諸君も、そうなってもらいたい。
 名将になるのだ。青年期に訓練を受けることだ。青春時代に悔いなく戦った人は、どこまでも伸びていける。
 “あの人がいれば学会は必ず発展する”と言われる一人一人になってほしいのである。

若いのだ やろうと思えば何でもできる
青年よ大勇気を持て
いかなる壁も打ち破れ

嵐の日にも吹雪の時も
 一、師を守る。この一点に私は徹した。戸田先生は、私の健康を心配してくださった。
 戦争中、肺病で苦しみ、東京・蒲田の新潟鉄工所で倒れたこと、鹿島の療養所での治療を勧められたことなどを、今も思い出す。
 学会の会長になってからも、激務が続き、無理を重ねた。妻は先日も、「あなたが健康な体になったのは、本当につい最近のことですね」と、しみじみ言っていた。
 嵐の日も、吹雪の時も、変わらず指揮を執り、戦いきってきた。
 「30歳までは生きられない」と言われながら、戸田先生を守り抜き、先生の心を継いで、世界平和の潮流を広げてきたのだ。
 ゆえに私は、青年部の皆さんに「君は、やろうと思えば何でもできるんだよ!」と語りかけたいのである。
 広布のために尽くした私の人生だ。何の後悔もない。
 思えば、学会の草創期には、思うように学校に通えず、苦労した人も多かった。そうした皆さんが、誇りに思えるように──こうした願いも込めて、私は創価一貫教育の学府をつくった。庶民のための指導者を育てたいのだ。
 組織の上の人間が、威張ることなく、皆に尽くす。私は、この方針を、がっちりと貫いてきた。今後も永遠に貫かねばならない。

アメリカの作家
真に偉大なものは飾り気がない

楽しき行進を
 一、幹部自身が気取りを捨てて、どこまでも真剣に戦うことである。師匠に心のギアを合わせていくのだ。人も組織も、しっかりと指導を受けたところが伸びていくものだ。
 19世紀から20世紀初頭を生きたアメリカの作家マーク・トウェインは洞察している。
 「真に偉大であるものには飾り気がない」(ドロシー・クイック著、野川浩美訳『マーク・トウェインと私』ほんのしろ)

 日蓮仏法では「無作三身」と説く。本来ありのままの仏の境涯を、「信」によって得ることができるのだ。
 見せかけの虚飾などいらない。偉そうに、ツンとすまして話していては、友の心に響かない。特に、青年の前では、そうだ。
 皆が楽しくなり、「よし! やろう」と喜んで決意できるよう、心を砕いていくのがリーダーの務めである。
 格好ではない。自分らしく、戦い抜くのだ。そして、わが使命の地域を世界一の幸福の仏国土へと変えていくのである。

 一、インドネシアの大作家モフタル・ルビスの言葉を贈りたい。
 現在、私が進めているワヒド元大統領との対談でも話題となった言論人である。
 ルビスの小説のなかで、名もなき庶民を守ろうとして亡くなった勇者の遺志を継ぎ、一人の若き女性が決然と叫んだ。
 「今こそ、民衆の幸せに対して責任を感じる人は、すべて立ち上がって行動すべき時なのよ」(粕谷俊樹訳『ジャカルタの黄昏』井村文化事業社)
 指導者は皆を守るためにいる。広宣流布のためのリーダーである。偉くなったように錯覚をしてはいけない。
 人を“使う”のではない。尊き仏子に“仕える”のだ。
 同志のために、全幹部が師子となって立ち上がっていただきたい!(大拍手)(続く)
(2009年12月3日付 聖教新聞)






Last updated  2009/12/06 09:03:52 PM
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2009/11/30
新時代第34回本部幹部会/第34回SGI総会での名誉会長のスピーチ 下

192カ国地域に「平和」「文化」「教育」の大潮流
戸田先生
「広宣流布は私がやる!」この大確信で対話せよ

座談会が大事
 一、戸田先生は叫ばれた。
 「広宣流布は私かやる!──この大確信で折伏をするのだ。自分が行ったところで自分の力を示すのだ」
 この意気で、来年も戦おう!
 真面目な女子部の皆さんは、むしろ、ゆったりとした気持ちで進んでいただきたい。婦人部は、すでに走っている。今、心新たに立ち上がるべきは、男子部であり、壮年部であり、幹部であろう。
 「広宣流布は私かやる!」──この魂を失えば、もはやリーダーの資格はない。
 苦労を避けようとして、自分のことしか考えない。それでは、信心の本当の喜びを味わうことはできない。
 自覚した一人一人が、わが師のために立ち上がるのだ。そうやって、広布の大道は開かれてきた。
 今、集い合った皆さんこそが、新しい勝利の指導者なのだ。
 「大きい会合に出れば、心は躍動するが、それだけではいけない。小単位の座談会こそ、真の指導の根本である」
 これも、重要な戸田先生の教えである。座談会を最も重視して進むのだ。
 また、婦人部、女子部に対し、戸田先生は次のように示された。
 「これからの女性は、明るく、はつらつと、周囲へ、地域へ自分自身を開いていかなくてはなりません」
 草加の尊き婦人部に最敬礼するとともに、「女子部の池田華陽会万歳!」と申し上げたい(大拍手)。

 一、次の御聖訓は、戦時中の弾圧の際、当局に押収された戸田先生の御書に、先生が線を引いておられた一節である。
 「日蓮は世間には日本第一の貧しき者なれども仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富(とめ)る者なり」(御書988p)
 この御境涯に連なる永遠の福徳の大長者こそ、創価の友なのである。
 戸田先生がお好きであられた『巌窟王』や『三銃士』などで有名なフランスの文豪デュマの小説に、こうある。
 「いつも勇敢に振る舞うと、どれほど威厳が出てくるか、よく目にとめておくがいい」(鈴水力衛訳『ダルタニャン物語第4巻』ブッキング)
 "臆病は恥なり"との快男児の心意気を示した一言である。
 威厳とは、人徳であり、生命の力であり、勝利のための力でもあろう。きょう集い合った男子部の諸君の中からも、必ずやこの力が出てくると私は思う。
 さらにデュマの言。
 「裏切ったという永遠の恥辱はかれらの上に落ちるのだ」(同)
 その通りだ。ましてや仏法の因果は厳しい。自らの信念を裏切り、同志の信望を裏切った人間の末路は哀れだ。皆様がよく知っている通りである。
 戸田先生はおっしゃった。
 「戦っているような格好をしていても、戦っていない人間は、すぐわかる。10人前の信心の戦いをせよ」
 大きな責任を担う幹部への戒めとして、心すべき指導である。

教学試験に挑む友の健闘を祈る
 一、さらにドイツの大詩人ゲーテの言葉から。
 「なお強いて迫り来らば/われら奮いて戦うあるのみ」(相良守峯訳『ファウスト』岩波文庫)
 これでいこう!〈会場から「ハイ!」と勢いよく返事が〉
 私が戸田先生とお会いしたのは、戦後間もないころである。
 戦争によって、わが家は、さんざん苦しめられた。一家も、また時代も、最悪の状況のなかで、私は戸田先生とお会いすることができた。
 先生は「俺が全部、教えよう」と万学を授けてくださり、難に打ち勝つ信心を打ち込んでくださった。ありがたい師匠であった。
 ゲーテであれ、誰であれ、青春時代、戸田先生から、どのような読書をしているのか、たずねられた。
 「その本の、どこを読んでいるか」「それはどういう意味か」等々、毎日毎日、365日が勉強だった。
 皆さんも忙しいなかではあるが、御書を拝し、一流の書物をひもとく時間をつくっていただきたい。
 今、教学部初級試験、青年部教学試験3級に向かって、尊い研鑽に励んでおられる皆様のご健闘を心から祈ります!

南アのマンデラ元大統領
世界の苦悩を取り除くのは青年
自らの運命と未来の作者となれ


フランスの哲人指導者
人生には「道」が必要
確かな宗教をもつ人は生き抜く力を得る


後継を育て抜く真のリーダーに
 一、きょうは、アフリカから、ナミビア共和国をはじめ4力国の友が、はるばると、お見えになった。本当にうれしい! 私は心から讃えたい。
 遠路、来日するのも大変なことだ。皆で応援したい。本当に、よく来られた。ありがとう!(大拍手)
 そのナミビアの諺に、こうある。
 「時間と世界は、どんどん前へ進んでいく」
 遅れてはならない。
 時代から時代へ、世代から世代へ、バトンタッチしていくことが大事である。
 我らも、後継の人材を育てよう!
 私は、ありとあらゆる機会をとらえて、青年を育てるために手を打ってきた。
 人材を育て、伸ばしゆく以外に、真の勝利はない。
 人材を出さなければ、真のリーダーではないのである。
 一、南アフリカの人権の闘士、マンデラ元大統領との出会いは、今も心に鮮烈だ。
 初の来日で、わざわざ聖教新聞社へ、足を運んでくださった。あなたに会いたい──その真情に、私は強く心を打たれた。
 元大統領は言われている。
 「世界の苦悩を取り除く力は、まさに、君たち青年の世代の手中にあるのです」
 「より輝く未来に向けて道を示す星のごとく、青年こそが、自らの運命と未来の作者となれ!」
 青年部よ、輝かしき創価の勝利を頼む!
 〈会場から「ハイ!」と元気な返事が〉

 一、私の敬愛する友人に、フランスの哲人指導者であるポエール上院議長がいた。
 お会いした際、こう述べておられた。
 「人生には、生きていく上での基本の軌道、『道』が必要です。心のままに振るまうだけ
ではいけない。人生の不変の知恵を伝える宗教の必要性もそこにあります。
 確かな宗教をもつ人は、ドラマに富んだ人生を生き抜く上で、他の人にはない力を得るのです」
 〈ポエール議長は、反ナチ・レジスタンスの闘士で、臨時大統領を2度も務めた政界の重鎮。1996年に世を去るまでSGI会長と交友を重ねた。「私とSGI会長は、平和のために戦うという点で一致しています」とも語っている〉
 ポエール議長とは、フランスを訪れるたびに友情を深めた。大変な人物である。公邸に何度も招かれ、文豪ユゴーをめぐり、平和を見つめて語り合ったことが懐かしい。
 一、戸田先生は、こう鋭く言われた。
 「難が来たら喜ぶのだ。その時が、信心の踏ん張りどころであり、チャンスであるからだ。
 その嵐を乗り越えれば、永遠にわたる大福運をつかむことができるのだ」
 信念の人は最後に光る。驕れる者は久しからず──これが歴史の教訓である。
 ドイツの詩人ヘルダーリンは、栄枯盛衰を見つめて叫ぶ。
 「おお怠るな! いましめ 罰をくだし 勝利をかちえよ!」(川村二郎訳「敢為の霊に」、『ヘルダーリン全集1』所収、河出書房新社)
 真実と偽りは、最後には明らかになると詩人はうたう。真実に生き抜かなければ、損をする。結局、苦しむだけである。

自分の時代に立派な人材城を
 一、中国の大詩人・蘇軾(そしょく)《(蘇東坡(そとうば)》は詠んでいる。
 「りっぱな手本を後世に示した功(いさお)はとこしえに滅びない」(小川環樹・山本和義著『蘇東坡詩集第二冊』筑摩書房)
 各国各地のリーダーも、自分の時代に戦い切って、立派な手本を残しゆくことだ。そして、たくさんの後輩を育てゆくことだ。
 その功績と功徳は、三世永遠に不滅である。
 きょうは長時間、本当にありがとう! ご苦労さま!
 もうひと踏ん張り、本年を戦いきって、来年も勝利しよう!
 楽しく生きよう!
 〈ここでSGI会長の導師で、全員で題目を唱えた〉
 ご苦労さまでした。ありがとう! お元気で!
 海外の皆様も、遠いところ、本当にご苦労さまです。これから広布の法城も、一段と整備していく。学会は隆々と発展している。世界広布の開拓者である皆様のお名前は、永遠に輝きわたります。
 お体をお大事に!
 奥様によろしく!
 お父様によろしく!
 ご家族の皆様に、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
 健康第一で!
 よく睡眠をとることです。無理をしすぎて、寝不足になってはいけない。仏法は道理である。皆さんが健康であることを、仏は一番、喜ばれるのです。
 〈ここでブラジル青年部の代表が「私たちに広宣流布をおまかせください。私たちは戦ってまいります。誓願を果たしてまいります!」と力強く決意を述べた〉
 偉い! うれしい!
 素晴らしい決意、ありがとう! ありがとう! ありがとう!(大拍手)
(2009年11月25日付 聖教新聞)







Last updated  2009/11/30 07:32:05 PM
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新時代第34回本部幹部会/第34回SGI総会での名誉会長のスピーチ 下

後輩を伸ばせ 自分らしく光れ
後世に輝く模範を残しゆけ

正義の大城を永遠に崩すな
戸田先生
「勇気と智慧を」「意気地なしになるな」
走れ 使命の天地を隅々まで


 一、戸田先生のご指導を、私は後世のためにと思い、書き取っておいた。
 ここで、いくつか紹介させていただきたい。
 「誰が何と言おうが、創価学会は、日本の潮流に成長した。
 この潮流を全世界の潮流として、やがては、この地球上に、理想の社会をつくるのだ」
 戸田先生のご構想通りに、今や、創価の平和と文化と教育の潮流は、世界192力国・地域へ広かった。
 牧口先生も、戸田先生も、どれほどお喜びであろうか。
 一、また、戸田先生は学会の草創期に、こうも言われていた。
 「今は、学会員がまだまだ少ない。しかし、20年、30年後には、ビックリするぞ。
 日本のどこへ行つでも学会員がいる時代が来る。そして、世界中に、地涌の菩薩が地からわき上がるように出てくるのだ」
 今、その通りの時代になった。日本中で同志が大活躍しておられる。世界の津々浦々で、SGIの友が“良き市民”として社会貢献に励んでいる。
 万年にわたる世界広布の礎は、盤石に築かれたのである。

一番、大変な所へ
 一、ありがたいことに、戸田先生は、弟子の苦闘を、すべてわかってくださっていた。
 「一番、大変なのは、『大阪の戦い』であった。
 しかし、大作は、『なんとしても、私がやります。先生のために勝ちます!』と言った。
だから、大作に任せたのだ。
 そして、勝ってくれたのだ」
 昭和31年の戦いは、学会にとっても、私にとっても、広く社会に打って出る、歴史的な“初陣”であった。
 新たな戦野に飛び込んで、私が活路を切り開いた。関西の同志とともに、勝利の金字塔を打ち立てた。

 〈昭和31年(1956年)、若きSGI会長の指揮のもと、大阪支部は1カ月で1万1111世帯の弘教を成し遂げた。関西の同志が証言している。
 「昭和31年の戦いが忘れられません。
 池田先生は、たった今、燃えるような大情熱で指導をされたかと思えば、次の瞬間には、もう大阪中を飛び回っておられたのです」
 「池田先生は、関西のすみずみまで、何度も何度も回ってくださり、激励し抜いてくださったのです」
 同年の参院選大阪地方区では、学会の支援した候補が、予想を覆して勝利。「“まさか”が実現」と朝日新聞は大きな見出しで報じ、日本中が驚いた〉
 ともかく、大阪中を回った。当時、私は自転車で動いた。あまりに動きすぎて、タイヤがパンクしてしまうと、もう乗れない。仕方なく、自転車を引きずって歩いた。そうして、大阪のすみずみまで回ったのだ。
 決戦の当日。戸田先生は東京、私は大阪。朝5時ごろ、電話が鳴った。“戸田先生からだ!”──私は、ぱっと受話器をとった。まさしく先生からだった。
 「大作、起きていたのか」「はい」「関西は、どうだい?」「こちらは、勝ちます!」「そうか、本当か!」──あの時の先生のうれしそうな声。東京が厳しい情勢であっただけに、先生の喜びは大きかった。
 リーダーに手抜きや甘えがあれば、激戦は勝ち抜けない。私は心底、戸田先生のために、真剣に戦った。戦って戦って戦い抜いた。

「先生、関西は勝ちます
若き弟子は「誓い」を果たした

「師弟共戦」の不滅の歴史を
 一、若き日の私は、恩師のもとで、「先生、関西は勝ちます!」と叫んで戦い、不滅の歴史を築き残した。
 それと同じ決意で、わが後継の友が毅然と立ち上がっていくならば、学会は負けない。
常勝城は崩れない。
 今再びの前進を開始するのだ。よき人材を伸ばすのだ。後輩たちが自分らしく輝き、新しい人材群が、思う存分、力を発揮していけるように、全力で応援してまいりたい。

 一、烈風の社会の中で、創価の同志の皆さんは、人類の希望の道を開くため、ただひたむきに、真剣に、戦ってくださっている。
 広宣流布の大将軍として指揮を執る者は、懸命な同志に応えて、その何倍も戦わなければいけない。このことを、よく覚えておいていただきたい。的確に、迅速に、あらゆる手を打つのだ。
 戸田先生の指導が、わが胸に響いている。
 「学会の青年部は、意気地なしでは絶対にだめである。“自分には力がある。闘争には負けないぞ“と頑張るのだ。
 一人一人が学会精神を受け継いで、本物の人材と育て!」
 皆、頼むよ!
 思うにまかせぬ現実にぶつかることもあるだろう。そのなかで、建設的な声をあげる。
堂々と信条を述べる。そして立派な人、真面目な人を尊敬し、威張る者とは、断固戦う。
それでこそ青年だ。
 年をとって自分勝手になる人もいる。立場が上になり、注意や指導をしてくれる人がいなくなって、堕落する場合もある。リーダーは人一倍、自己を律しなければならない。

生きて生き抜く
 一、戸田先生は、あえて厳しく言われた。
 「闘争に負けるようでは、創価学会の青年部ではない。広宣流布は、よほどの信心と勇気と智慧がなければ遂行できない大事業なのだ」
 私も、戸田先生のもとで徹底的に鍛えられた。“先生が広布の戦(いくさ)を進めやすいように”と終始考え、万般にわたって、人知れず準備を重ねた。
 先生は、弟子のそうした努力を、すべて、ご存じであられた。しかし、大てい、知らないふりをして、黙って見守っておられた。あの厳愛の鍛錬ありて、今の私がある。
 また一方で、先生は深く憂えておられた。
 「大作は、これだけ戦ったから、もう長生きはできないだろう。俺が大作の身代わりになってあげたい」──そこまで言われた師の祈りが、私を長生きさせてくださったと信ずる。何とありがたい師匠か。
 私は、先生の弟子して、生きて生きて生き抜いてきた。これまでの人生に一点の後悔もない。これが偽らざる心境である。"この私ほど師匠を護った人はいない"と、御本尊に堂々と申し上げることができる。

「皆が幸福になるように」
 一、私は毎日、御祈念している。学会員の皆さんに事故がないように。皆、幸福になるように。広宣流布のために、楽しく戦えるように──。
 その心と行動が、これからのリーダーにあるかどうかだ。嵐に負けない常勝の指揮は、小手先の“策”とは、天地雲泥なのである。
 なぜ、このように申し上げるのか。私も80代である。いよいよ、これからが本当の総仕上げだ。
 今、広宣流布の舞台は大きく開かれてきた。未来のために、世界中に堂々たる基盤が築かれた。
 万代にわたる勝利は、すべて後継の皆さんにかかっている。
 この世界には、想像を超えた、卑劣な人間や、傲慢な人間もいる。そういう者たちに、将来、大切な同志が、騙されたり、威張られたりしたら、あまりにもかわいそうだ。そうならないために今、言っておくのである。
 私は今、未来の展望を真剣に考えている。
 広布の戦は長い。難は必定だ。それを乗り越え、勝利しゆく民衆こそ王者だ。
 勝利の手柄は、その栄光は、ほかの誰でもない、同志の皆さんに輝く。これを、きょうは宣言しておきたい。

師弟不二の仏法
 一、どこまでも師弟不二の仏法である。
 思えば、戦時中、軍国主義の時流と戦い、戸田先生は、師匠・牧口先生とともに、牢獄に入られた。
 のちに戸田先生は、牧口先生を偲んで、「あなたの慈悲の広大無辺は、わたくしを牢獄まで連れていってくださいました」と感謝された。
 これが弟子である。
 この戸田先生の心を、私は、よく知っている。
 私自身、どれだけ、先生に尽くしたか。何一つ、悔いはない。最後に先生は、「大作、ありがとう。大作、ありがとう」と言つてくださった。
 師弟不二とは、こういうものである。(続く)






Last updated  2009/11/30 07:28:26 PM
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2009/11/23


新時代第34回本部幹部会/第34回SGI総会での名誉会長のスピーチ

最前線の友を大切に
現場の声を聴け すばやい対応を


「一人が10人を」
 一、先日、アメリカのオハイオ州・デイトン市に新たな会館が誕生した。本当におめでとう!(大拍手)
 〈デイトン市から、SGI会長夫妻に「名誉市民」の称号が贈られた〉
 デイトン市といえば、飛行機を発明した、あの「ライト兄弟」の故郷である。
 〈ライト兄弟は1903年12月17曰、人類で初めて動力(エンジン)付き飛行機による有人飛行に成功した〉
 ライト兄弟の兄ウィルバーの言葉を紹介したい。
 「一人の人間が、直接できることには限りがある。しかし、一人が10人を奮い立たせ、共に行動してくれるようになれば、それは、すでに偉大なことを成し遂げたことになる」
 「一人が10人の友を!」──私たちは、これを合言葉にして、楽しく対話を広げてまいりたい。
 学会は、これまでも一人一人と友情を結び、信頼を広げてきた。だからこそ、世界的になったのである(大拍手)。

『負けじ魂』で栄冠をつかめ
 一、日本、そして世界の芸術部の皆さん、いつもいつも、本当にありがとう!(大拍手)
 ドイツの大詩人ハイネは謳った。
  「剣はひかる 凛々しくも! 旗はひらめく 清しくも」(井上正蔵訳『歌の本〈下〉』岩波文庫)
 芸術部の皆様方こそ、「勇気の剣」を掲げた文化の英雄である。
 そして、芸術部の皆様方こそ、「勝利の旗」を掲げた希望の旗手である。
 「芸術部」と聞くと、多くの同志は安心する。喜ぶ。「ああ、顔を見たいな」となる(笑い)。
 芸術部の皆様は、それぞれの特性を生かして、先頭に立って戦ってくださっている。
 仕事においては、華々しく活躍する時もあれば、そうでない時もあるかもしれない。
 しかし、皆さんは何があろうと、どこまでも信心根本に歩んでいただきたい。地道な学会活動に挑戦していただきたい。そして、わが「芸の道」を進んでほしい。
 皆で芸術部の栄光を祈り、応援していきたいと思うが、どうだろうか(大拍手)。
 一、今、スポーツ部の活躍が目覚ましい(大拍手)。
 きょうも、代表が勇んで参加してくれている。ありがとう!(大拍手)
 スポーツ部のメンバーの中には、悔しいケガや病気を信心根本に乗り越えて、猛練習の末に栄冠を勝ち取った人もいる。
 私は、不屈の「負けじ魂」で進む友の活躍を心から讃えたい。皆さんにお会いできて、本当にうれしい。
 どうか、体を大切にして、ますます頑張っていただきたい。
 フランスの思想家モンテーニュは綴った。
 「武勇とは腕や すねの強さではなくて、魂の強さだ」(関根秀雄訳『新選モンテーニュ随想録』白水社)
 スポーツ部は、色心不二の妙法を持っている。魂の究極の強さで、断固と勝ちまくれ! 負けても次に勝て! 皆で祈り、応援しています!(大拍手)

下から支えるリーダーたれ
 一、先日、アメリカの友から報告が寄せられた。
 それは、私と対談を行ったアメリカ実践哲学協会のマリノフ会長が、次のように語っておられたというものであった。
 「リーダーには、二つのタイプがあります。一つは、ピラミッドの頂点に立つ存在です。
 そしてもう一つは、逆の形をしたピラミッドの底辺に立ち、民衆を下から支える存在です。支配するのではなく、奉仕しながら、人々の精神を高めていくのです」
 〈マリノフ会長は、こうも述べている。
 「池田SGI会長は、すべての人々を高めようと、下から支えておられます。創価学会の発展と繁栄の秘けつは、この一点にあると、私は見ております」〉
 世界の知性の目は鋭い。
 学会のリーダーは、どこまでも広布の同志を支え、同志に尽くしていく存在である。リーダーが一人一人を本当に大切にすれば、世界広布の前進は、もっ
と勢いを増していくことができる。
 皆様は、どうか、この一点を深く心に刻んでいただきたい。

御聖訓「わが弟子よ このたび仏法を試みよ」
学会創立80周年は、皆が大功徳を開く時
“初心に立ちかえって思う存分、戦ってみよ”


誠実に、真剣に
 一、日蓮大聖人は、「撰時抄」で弟子一同に対して仰せである。
 「法華経の通り身命も惜しまず修行し、このたび仏法を試みなさい」(御書291p、通解)
 大聖人の門下には、長年にわたって信心してきた人も多くいた。しかし打ち続く大難の中で、疑いを起こして退転する弟子も出た。
 仏法の真髄は、あまりに深い。妙法の功力は、あまりに大きい。
 ゆえに、わが門下よ、断じて退いてはならない。妙法流布に生き抜くならば、必ず最高の幸福境涯を築くことができる──。
 御書には、御本仏の大確信が脈打っている。
 リーダーは惰性を排し、どこまでも誠実に、真剣に、広布のため、同志のために行動し抜くことだ。
 増上慢になり、油断し、横着になれば、自分が損をする。大福運を逃してしまう。特に、役職が上になり、自分が偉くなったように錯覚し、会員を下に見て、威張るようなことがあれば大変だ。
 これまでも、そうやって堕落し、ついには退転していった人間がいたのは、皆様がご存じの通りだ。
 今こそ、全リーダーが初心に立ちかえって、命を惜しまず、労苦をいとわず、思う存分、戦うことだ。
 題目を唱え抜いて、悔いなく戦いきることだ。
 必ず、永遠の成仏という大果報を勝ち取っていくことができる。
 創立80周年は、皆が大功徳を開く時なのである(大拍手)。

戸田先生
婦人部、女子部は帰宅時間の厳守を
絶対無事故で賢者の前進


「用心を厳しく」
一、大聖人は、弟子の四条金吾に対して、その安全と無事故を祈られ、繰り返し、注意しておられた。
 「以前より百千万億倍、用心していかれなさい」(同1169p、通解)
 「夜は用心を厳しくして」(同1164p、通解)
 「帰る時には、いっそう心に深く用心しなさい」(同1176p、通解)
 戸田先生も、婦人部、女子部に何度も言われた。
 「帰宅する時開が絶対に遅くなってはいけない」
 「暗い道を一人で歩いてはいけない」
 婦人部・女子部は会合などで、夜の帰宅が遅くなることはあってはならない。このことは、何度でも申し上げておきたい。
 全員が、絶対に事故を起こさず、健康と幸福の「賢者」の前進をお願いしたい。よろしく頼みます!〈会場から「ハイ!」と返事〉
 また男性のリーダーは、女性のために、こまやかな配慮と注意をお願いしたい。

全て意味がある
 一、大聖人は、大病と闘う南条時光に対して述べておられる。
 「(あなたは)上下万人から諫められたり、脅されたりしながらも、ついに信仰を捨てる心がなく、もはや成仏しそうになったので、天魔・外道が病気にさせて脅そうとしているのであろう。命にはかぎりがあるものだから、少しも驚いてはならない」(同1587p、通解)
 病気には深い意味がある。信心を試されているのである。ゆえに、諸天善神が護らないわけがない。
 勇気ある信心を奮い起こして、断固として祈り抜き、病魔に打ち勝つことだ。何かあっても、大聖人は厳然と見守ってくださっている。
 そのことを深く確信していただきたい(大拍手)。







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