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晴ればれとBlog

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トーク2020

2020/01/05
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カテゴリ:トーク2020

​〈トーク2020〉 北海道から地域を元気に 世界を豊かに!


北海道コンサドーレ札幌の練習場である「宮の沢白い恋人サッカー場」を背に、笑顔で語り合う三上大勝さんと平井康治さん

 2020年も熱い戦いが期待されるJリーグ。北海道コンサドーレ札幌は昨年、クラブ史上初となる3季連続のJ1残留を決め、躍進を続ける。今回のトークは、株式会社コンサドーレの取締役ゼネラルマネジャー(GM)・三上大勝さんと、北海道青年部長の平井康治さんが、人材育成や青年をテーマに熱く語り合いました。
“人のため”が力に


 平井 3季連続のJ1残留、おめでとうございます! 昨年は、国内3大タイトルの一つとされる「JリーグYBCルヴァンカップ」でも準優勝と、全道が沸いた2019年でした。
 三上 ありがとうございます。どこよりも熱いサポーターの存在はもちろんですが、選手、スタッフ、社員が一丸となり、「北海道を豊かに元気にする」とのビジョンに向かって進んできたことが、少しずつ形になってきたと実感しています。
 平井 チームスローガン「北海道とともに、世界へ」には、どのような思いが込められているのですか?
 三上 北海道を豊かにしていくのが私たちの使命で、サッカーは一つのツール(道具)と考えています。選手たちも「俺たちがこの試合に勝ったら、北海道はどうなると思う」などと語り合い、気持ちを高めて試合に臨んでいます。道民と共に北海道が世界へ羽ばたいていく――そんな願いを込めています。
 平井 北海道創価学会にも「世界広布は北海道から」との指針があります。地域や社会の発展、さらに世界の平和も、全ては自分自身の変革から始まるとの思いを込めています。
 三上 私たちも「サッカー&食育教室」や「学校訪問」など、さまざまな活動を通して、地域に元気を届けています。そうした取り組みが定着するにつれ、選手の技術や精神面も向上してきました。サポーターとの距離も近くなり、“多くの方に支えられている”実感を持てるようになったのです。
 平井 「人のため、地域のために」と力を振り絞った時、想像以上の実力を発揮できた。これが躍進の鍵ですね。
“気付く”と伸びる


 平井 北海道コンサドーレ札幌はかつて、「最優秀育成クラブ賞」を受賞しています。実際、ユース出身や若い選手が多いですが、育成のポイントは?
 三上 指導者には、ティーチングではなく、コーチングをお願いしています。つまり、教えるのではなく、気付かせてあげる。これは私のこだわりです。
 平井 自ら考え、実践に移す力は、社会の荒波を突破する上で重要です。学会の男子部も、「男子部大学校」という人材育成機関があり、先輩が大学校生の悩みに寄り添い、共に目標を決め、活動に挑戦しています。
 三上 大切な視点です。子どもや若者は、良くも悪くも変化の振れ幅が大きい。自ら気付き、納得して挑戦すれば、人としても磨かれていきます。
 平井 話は変わりますが、私はタイから来たチャナティップ選手のファンなんです。
 三上 小柄ですがテクニックの光る選手です。最近の子どもは、体格が小さいからと、好きなスポーツを諦めてしまう場合が多いと聞きます。しかし、信念や努力があれば夢は実現できる。身長160センチに満たないチャナティップがそれを証明しています。子どもたちに夢を追い続けてほしい。そんな思いで彼を獲得したんです。
 平井 一昨年は、Jリーグのベストイレブンにも選ばれました。彼の活躍で、タイではサッカーが一番人気のスポーツになり、コンサドーレの試合もテレビ放送されているそうですね。
 三上 チームの強化だけが目的であれば、サッカー強豪国から選手を獲得すればいい。しかし、私たちの目的は、北海道を元気にすることです。
 平井 コンサドーレが活躍するほど、北海道や札幌の名がアジアへ、世界へ広がっています。そこから企業の交流などにもつながっていくんですね。 

“語れば”夢はかなう 
 平井 長年、チームの強化に携わってきて、多くの苦労があったのでは?
 三上 私もプロサッカー選手でしたが、2年で引退しました。その後、チームの運営に回ったのですが、サッカー以外の社会人経験はゼロ。自身の無知と無力に落胆しました。
 平井 どのように乗り越えたのですか。
 三上 当時、お世話になっていた先輩が、「苦労を成長のチャンスと捉えれば、未来が変わる」と教えてくれたんです。夢中で苦手なことにもチャレンジしてきました。だから今、苦労も楽しめているのかもしれません。
 平井 私も18歳の時、父が病に倒れ、大学進学を断念。やむなく就職しました。そんな時、創価学会の座談会に参加したんです。皆の前で決意を語ることになり、「必ず大学に進んで、人の役に立ちます」と宣言しました。その後、勉学に励み、父の体調も回復し、2年後、進学できました。
 三上 高校時代、サッカー部の中に「Jリーガーになりたい」と公言している仲間がいました。その多くが夢をかなえ、私よりも長く選手として活躍していました。
 平井 公言することで、“夢を夢で終わらせない”と本気で決意できるんですね。
 三上 口に出せば、決意を具体的な行動に移す覚悟も決まる。だからこそ、青年には夢を積極的に言語化してもらいたい。
 平井 それでは最後に、三上GMの今後の目標を言語化していただけますか?(笑い)
 三上 はい(笑い)。ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に出場し、道民の「諦めない心」「攻めの姿勢」をプレーで見せ、北海道をもっと豊かに元気にしていきます!


 みかみ・ひろかつ
 1971年、北海道室蘭市生まれ。室蘭大谷高校(現・北海道大谷室蘭高校)、札幌大学を卒業し、現在のモンテディオ山形に入団。引退後、99年に北海道フットボールクラブ(現・株式会社コンサドーレ)に入社。強化部長を経て、2013年から現職。一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブの代表理事も務める。
 ひらい・やすはる
 1978年、北海道帯広市生まれ。小・中学・高校時代は、野球に打ち込む。一度は進学を諦めたが、社会人を経験してから大学に進んだ苦労人。金融機関に勤めていた時は、模範の営業で理事長表彰を。北海道男子部書記長、同牙城会委員長などを歴任。北海道文化会館に勤務。



(2020年1月 5日 聖教新聞)







Last updated  2020/01/05 08:29:31 PM
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