海外浪漫譚

2004/10/29(金)00:53

スイスへ

小旅行(2)

2泊3日の旅行を終え無事スイスから戻って来た。短い間だったが、久しぶりの学校訪問、先生達との再会、思い出の市内巡りと、とても充実した日々を過ごす事が出来たのである。ただ滞在中天気が悪く、毎日どじゃぶりの雨で、結局滞在期間中一度も太陽を拝む事なく帰国したのである。夕日をバックに色々写真を撮りたかったのだが、それが無理になってしまいとても残念である。滞在したホテルのスタッフ曰くこんなにスイスで雨が降り続けたのは2年ぶりとの事。うーん確かに学生時代あまり雨に降られたことなかったっけ。僕って良い意味でも悪い意味でもかなり幸運の持ち主なのかもしれない・・・ 3日間でスイス全土を回ることはほぼ不可能に近い。学校がフランス語圏のローザンヌ(Laussane)近くにあったので、今回はジュネーブ空港を出発地点として、そこからレマン湖周辺にある町、ローザンヌ、モントルー(Montreux)等を見て回ることにした。電車に揺られながら、外の風景を見てて昔とまったく変わっていない景色が今でも無数に広がり感動した。昔と同じ風景、お店、レストラン等、都会の目まぐるしい変化に慣れてしまった僕の目にはとても新鮮に映ったのである。もしかしたらこの変わらない風景が普通で都会の風景が偽りなのではないか?そんな風に考えさせらたのである。滞在初日は着いたのが遅かったこともあり、この日はローザンヌで宿を探し、市内を探索して一日を終えた。 滞在2日目は学校訪問と決めていたので、朝から行く準備でばたばたしていた。僕がお世話になった学校は2つ校舎がある。一つはモントルーで、もう一校はチーズで有名なグリエール地方のブール(Bulle)と言う町の中にある。最初の2年間をモントルーで、最後の2年をブールでそれぞれ過ごした。はじめにモントルーにある校舎を訪れ、昼食を取った後今度は一路2つ目の校舎があるブールに向けて出発したのである。 このブールと言う町はモントルーから離れていて、車で高速を使っても1時間掛かるし、電車だと2時間も掛かる所にある。ただ確かに距離はあるが、モントルーから登山列車が出ていて、これがある意味スイスでの観光の醍醐味のように思える。列車に揺られ山脈を越えて行く途中、上から眺めるモントルーの景色を見ていると、ついつい自然の素晴らしさに酔い痴れてしまうのである。スイスに来た際是非一度試して頂きたい。途中モントボヴァン(Mont Bovon)と言う駅で電車を乗り換え、出発してから2時間後ようやくブールに辿り着いた。そこで先生達と再会して、楽しい時間を過ごしたのは言うまでもない。 3日間と言う期限はあっと言う間に過ぎた。もっと時間があればゆっくり他の所を回れたかもしれないが、それなりに充実した日々を過ごす事が出来た。仕事から解放され思い出の地スイスに訪れた時点で充分リフレッシュ出来たのだから、何も文句は言えない。また時間があれば行きたいし、その時に今回出来なかったことをすれば良いと思う。次は天気も事前に調べておかないとね。

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