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Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

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Nov 16, 2016
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みなさん、こんにちは。

 また今日も愛媛県で、高齢者による暴走事故が起きましたね。幸い、当事者含めてけが人はいなかったようですが。

 息子の学校のディベートの授業でも、テーマが「高齢者の運転はやめさせるべきか否か」だったそうで、そんなところにまで波及していることに驚きました。で、息子曰く「移動の自由と命のどちらが大事かを考えれば、高齢者の運転はやめさせるべきだ」という意見に、有効な反論ができなかったということです。

 そこで「移動の自由と命の二項対立ではなく、両方とも成立させる方法で反証してみたら?」と、左足ブレーキのことを教えてあげました。もっとも、これでペダルの踏み間違い暴走は防げても、逆走やクルマでの徘徊は防げないのですが、さらに突っ込んだ対策をするなら、「一定年齢を超えたら、AT車の運転を禁止する」という方法も考えられます。

 MT車の場合、発進する際にはまず、かならずクラッチを踏みますから、これでペダルの位置が確認できます。しかも、万が一あやまってアクセルを深く踏んでしまったとしても、発進の際には左足はクラッチペダルの上にありますから、それを踏むことで暴走は抑えることができます。

 さらに、MT車の発進操作には、クルマの運転で最も重要である「認知・判断・操作」のループが詰まっています。すなわち、これができないということは、運転適性が欠落している可能性があるわけで、本人の自覚を促すという点でも、有効な手段になりうると考えられます。

 ATの運転を禁止するというのは極端だとしても、一定年齢を超えたら、MT車に金銭的なインセンティブを与えるような施策があっても良いのではないでしょうか。もっともそうした場合、MT車の選択肢が極端に少ないという問題が生じますが、欧州向けにはまだMTが設定されているモデルは少なくないですから、それを転用するということで解決は図れます。






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Last updated  Nov 16, 2016 03:23:26 PM
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