1708389 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile


安藤 眞

Favorite Blog

あんどうりす の … りす(*^ ^*)さん

Comments

安藤 眞@ Re[1]:誰も書かない高速道路ETC「もうひとつの問題点」(10/15) Meawさんへ  ご指摘をありがとうござい…
Meaw@ Re:誰も書かない高速道路ETC「もうひとつの問題点」(10/15) 10年以上前の記事ですが、ここで書かれて…
スポンサー降りてやろうか?@ Re:東名高速「あおり運転死傷事故」で、悪いのはあおり運転だけなのか?(12/07) 安藤様が大型免許を取得して、大型トラッ…
通りすがりの名無し@ Re:改めて書いておきたい「道路交通法第38条」の話。(09/30) 困ってしまうのは、歩行者側に「弱者優先…
優(ゆう)@ Re:クルマの運転免許試験にも「急制動」が必要ではないか、という話。(05/17) 死亡事故ワーストな県在住ですけど、10年…

Freepage List

Dec 6, 2016
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

みなさん、こんにちは。

 博多でタクシーが暴走し、ふたりが亡くなるという痛ましい事故が起きてしまいましたね。まずは亡くなられたかたのご冥福をお祈りいたします。

 さて、暴走事故といえば高齢者によるペダルの踏み間違いであることが多いですが、今回、事故を起こしたドライバーはまだ64歳です。若年性痴呆という病気もありますが、その瞬間までタクシー運転手をしていたということは、その可能性は極めて低いと考えて良いでしょう。

 踏み間違い事故の多くは、後退するとか料金を支払うとか、運転席で姿勢と変えるときに起こりがちですが、暴走を開始した地点は直線だったようですし、乗客も乗っていなかったことから、乗客とのやりとりという可能性もありません。タクシーですから、後席に荷物を置くということも考えられませんので、それを取るために振り返ったなどということも無いでしょう。

 しかも、職業がタクシー運転手です。運転歴は30年ほどだったそうなので、ペダルを踏み間違える可能性は、一般のドライバーよりはるかに低いと考えて良いのではないでしょうか(確率はゼロではありませんが)。運転手の「ギアを変えてエンジンブレーキをかけようとした」という証言を信じるならば、暴走中も回避行動を取れるだけの意識状態にあったということがわかります。

 にもかかわらず、タクシーは暴走しました。となると考えられるのは、クルマ側の欠陥です。報道の写真を見ると、クルマはトヨタ・プリウスの30型であることがわかりますが、実はこのクルマ、ブレーキ系にリコールが出ているんです。しかも、「タクシーや法人でご使用される事業登録車両でのブレーキ頻度の高い厳しい使われ方により」「ブレーキの効きが低下することがあります」という内容です。

 ならば、このリコール案件に起因するものなのかといえば、断定するのは早計です。このリコールはブレーキの効きが悪くなるだけで、暴走につながるエンジン回転の上昇はリンクしておりません。さらに、今年7月のリコール案件ですから、タクシーならすぐ修理に入庫するはずです。しかも、不具合が発生する前に警告灯が点灯するとのことですから、プロのドライバーがそれを無視して運転し続けることは考えられません(可能性はゼロではありませんが)。(その後の報道で「1ヶ月前に定期点検を受けていた」とありました)

 ということで、すごく不可解な事故でして、僕も現状では何が起きたのか、推測すらできない状況です。しかし、ドライブレコーダーは取り付けられていたようですし、30型プリウスなら、イベントデータレコーダーも付いているはずですから、これらの解析によって、間も無く真相が明らかになると思います。







Last updated  Dec 6, 2016 02:27:02 PM
コメント(0) | コメントを書く



Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.