みなさん、こんにちは。
今日は軽めの話題を(^^)。
電気自動車や燃料電池車が出てきた昨今、雑誌などの記述で「エンジンルーム、いや、モーターだから”モータールーム”か」というのをときどき目にするようになりましたが、僕はこの先も「エンジンルーム」で良いと思っています。
なぜか、といえば、オートバイを考えてみてください。あれは英語で「モーターサイクル」ですが、電気モーターでは走っていませんよね? なぜなら、英語で「モーター」は動力装置全般を指しているからで、エンジンオイルのことだって「モーターオイル」と呼んだりします。件の表現を使う人の肩書きが「モータージャーナリスト」だったりすると、これはもう笑うしかないわけですね(^_^;)。
「エンジン」も同様です。「検索エンジン」という言葉があるように、動力装置や、なにがしかの”手段”も「エンジン」と呼びます。蒸気機関車しかなかった時代、客車を引っ張る機関車も「エンジン」と呼ばれていました。かの機関車トーマスの原題は、「Thomas The Tank Engine」です。
というわけで、僕は今後もエンジンルームのことは「エンジンルーム」と書こうと思っていますし、同業の皆さんも、そうしたほうが良いのではないかと思っております。