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Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

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Aug 6, 2019
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みなさん、こんにちは。

毎日暑いですねぇ(^_^;)。

 先日、モーターファンイラストレイテッド(MFI)の取材でトヨタ本社まで行ってきました。その際、新東名を使ってクルマで行ったのですが、所要時間は約4時間と、新幹線と変わりませんでした(電車だと、うちから東京駅まで1時間少々、名古屋駅からトヨタ本社までも同じくらいかかるんです)。

 移動時間が短くなった理由のひとつは、新東名の120km/h制限化です。一部区間とはいえ、120km/h走行が合法化されましたから、その間だけでも20%の時間短縮になるんですね。CO2排出量削減の面とか、安全性の面(90km/hでリミッターが作動する大型トラックとの速度差が30km/hになる)とか、大型トラックが走行車線に連なっていると追い越し車線を延々と走らなければならないとか、走行車線と追い越し車線を行き来するのが煩わしいとか、「ホントにこれでいいのかな?」と疑問に思うことも無きにしも非ずでしたけど、まあ時間的な恩恵には与れたわけで(^_^;)。

 さて、走行速度が高くなると、注意しなければならないのが、タイヤの発熱です。タイヤは路面に接すると変形し、離れると元に戻るということを繰り返していますが、これによって内部の分子が擦れ合わされ、熱が発生します。もちろん、タイヤの設計は発熱を見込んで行われていますから、空気圧が規定通りに入っていれば、特に問題は起こりません。

 ところが、空気圧が規定値より少ないと、タイヤの変形量=発熱量が多くなり、最悪の場合バーストを起こしてしまいます。そして発熱量は、変形量が同じなら走行速度が高いほうが多くなりますから、高速道路の速度制限が引き上げられれば、バーストするリスクも増える、というわけです。

 特に近年は、セルフ式のガソリンスタンドが増えたため、有人スタンドならスタッフが目視で気付いたようなケースが見逃されるようになり、バーストが増えているというデータも​JAFの調査​で明らかになっています。

 ということで、お盆で帰省するみなさん、出発前に、タイヤの空気圧点検をしておきましょう。どれくらい入れればいいかは、国産車なら運転席のドアを開けて、ドアキャッチャがひっかかるあたりのボディを見れば、ステッカーで表示してあります(輸入車は左側だったり、ドアに貼ってあったりします)。セルフスタンドでも空気圧調整機を置いているところも少なくありませんから、そういうのを利用するか、「分からない」という人は、有人スタンドかディーラー、カーショップなどで対応してもらってください(作業をよく見て、この機に自分でできるようになっておきましょう)。

 空気圧調整のポイントは、なるべくタイヤが冷えている状態でやることです。走り始めるとタイヤの温度が上がり、空気が膨張して空気圧も高くなりますから、なるべく近くのスタンド等で対応するのがいいでしょう。無理な場合は、指定空気圧より10%ぐらい多めに入れておくという方法もあります。

 ということで、みなさん安全なドライブを(^^)/。






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Last updated  Aug 6, 2019 11:19:13 AM
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