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カテゴリ:日常のつれづれ/人生
新幹線で新横浜から名古屋へ移動中のことです。 日曜日の移動は、利用しているお客さんの層が、ビジネスの方ではなく、プライベートの方が多く、リラックスした雰囲気が漂っています。 私の前の席に、5歳くらいの女の子とおばあちゃんが座っていました。 二人で仲良く乗っていたようなのですが、しばらくしたら、女の子が本当に楽しそうな声で笑い始めました。おかしくて、おかしくて、止まらないようで、しばらくの間、車内に「たのしい~!」という空気がいっぱいになるほど笑っていました。 女の子の席の近くの人たちは、微笑みながら振り向いて、笑っている女の子をみていました。 そういうときの大人の人たちの顔は、ほころんでいて、善良さでいっぱいで、あたたかくて、笑っている女の子を中心にして、会話も交わしていないのに、ひとつの場を共有している感覚になりました。 そして、 ほんとうに子どもって少ないんだなあ、と思いました。 子どもがいるだけでこんなに場が和み、多くの人がほほえましく明るくなれる。 子どもは社会の財産だなあ。。。 と、改めて貴重な存在である「子ども」世代を思いました。 つぎに、ワゴン販売が来ました。なぜか2人もいると思ってふと顔を上げると、一人は「実習生」という名札をつけています。 そしてもう一人の先輩にあたる人が、あたらしい実習生に指導し、サポートしているのでした。 その「実習生」のういういしいこと。 気疲れと身体の疲れを顔に浮かばせながらも、一生懸命にサービスをし、販売をしています。 社会人一年生って、こんなにかわいいんだったかなあ。。と思うような、典型的なういういしさで、頑張っていました。 ワゴン販売の「実習生」さんにとって、今日と言う日はどんな一日だったのでしょう。 少なくとも、彼女の気付かないところで、とても心なごみ、あたたかいきもちにならせてもらった人がいることは、彼女は知る由もないことでしょう。。。 おばあちゃんと一緒に楽しく笑っていた女の子も、たくさんの大人たちの心を和ませたと言う事実に気付きもしていないことでしょう。 そう考えると不思議ですね。。食物連鎖のように、「心和ませ」の連鎖のようなことが意外と身の周りで、日常で起こっていることに気がつきます。 ほほえましいこと。 その人がその人らしく場に100%関わっているときに起こる。 周りの人の心を和ませる働きをする。。 あなたも、知らないうちに自分らしくそのままの姿でいることによって、周りの人を和ませたり、元気付けたりしているのかもしれません。 ただ、自覚がないだけで、あなたは既にあなたらしくあることによって、周囲の人たちに影響を与えているのかもしませんね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年02月19日 01時14分00秒
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